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今日は何の日?
おはようございます
今季いちばんの寒さ…風がない分、まだラクです。
今日は何の日
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全然知らなくて、たまたまネットで見つけました。
しょうがいしゃ
子どもの頃からその言葉は何度も聞いているけど
「大変なんだろうなぁ?」という程度の申し訳ないけど
どこか他人事でした、あの日までは。
息苦しさを過労と誤魔化し、
ダルさを風邪だろうとやり過ごした結果、
私は倒れました。
家族に付き添われ深夜に行った救急センターではすでに朦朧として記憶はありませんが、3日経って目覚めた時はカラダのあちこちに管がついてピッピッと電子音がなってました。
その後、再度、あらゆる検査をした結果
カンファレンス室に呼ばれて言われたのは
「すぐに透析が必要です」
トウセキ…?なにそれ
咀嚼する間もなく矢継ぎ早に今後のスケジュールを説明されたあと、病院の相談員さんと代わり、更なる言葉を聞いた時…
「障がい者手続きについては…役所で…」
ショウガイシャ?
それまでごまかして来た体調不良と引き換えに得た命の先にあったのはショウガイシャになること…
そう思うと人目も憚らず大号泣していました。
受け入れられない現実。
これからの不安。
そしていちばん恐ろしかったのは
家族や周りに迷惑かけてしまうこと
親から『いい子でいてくれ』…つまり迷惑かけるなと言われ続けた私は“誰かに迷惑かけてしまうこと”への極端な怖れがあったのでショウガイシャになったら、
あちこちで迷惑かけてしまうかも…
それがこの先から始まる治療よりも何よりも怖かったのです。
あの日から8年が経ちました。
変わったことは通院が必須であり
生活の中心になっていること。
遠くに旅に行くのが大変になったこと。
思ったより以前とほぼ変わらない日常があり
迷惑は…それまでと同じくらい…でしょうか?
障がい者だから何か、という迷惑は無いように感じます(自分調べですが…)
ひとくくりに障がい者と括るのではなく
それぞれが【みんな違う】
それは健常者も同じなのかなと思います。
少し不便なことがあるだけ
だけどできることもたくさんある
“かわいそう”と思った自分を本当に反省、後悔です。
そして知らなかったは言い訳にしてはいけないとも。
“かわいそう”というスタートにならないこと、
もっともっと学校などで伝わっていったらいいな。
長くなりましたので、この辺で。
今週もよろしくお願いします。
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