見出し画像

自己紹介|はじめてのnote

 初めまして、中村翼と申します!自分が代表を務める有志の団体「Dream On」でnoteを始めたことをきっかけに、個人としても考えをまとめるべく、noteを始めました。折を見て更新をしていきますので、良ければフォローいただけたら嬉しいです。


2024年現在の状況

 現在「Dream On」という有志の団体の代表として、次世代イノベーター育成に取り組んでいます。前身の団体となる「CARTIVATOR」にて空飛ぶクルマを開発してきた経験を活かし、実践的なプログラムを開発し、中高生や企業の方々を中心に提供しています。

 また、本業では自分で会社を持ち、企業の新規事業支援を行うと共に、慶應義塾大学大学院SDM研究科の空飛ぶクルマラボにて、空飛ぶクルマの社会実装に向けた研究を行っています。なぜこのようなキャリアを歩んでいるかについては追ってまとめていきたいと思います。

どんな人間かのざっくりのご紹介

空飛ぶクルマのスケールモデル開発時の風景

 幼少期から車が大好きで、小学校高学年の時にはすでに自動車エンジニアになることを決めていました。理工系の大学院に進み、新卒でトヨタ自動車に機械系エンジニアとして入社。足回りの設計を行う部署を希望して配属され、ハイランダー、カムリ、ヤリスといった量産車の設計を担当させていただきました。

 そのような設計業務を行いながらも、新しい車の企画に取り組んでみたいとの想いが強くなります。社内ではその機会を得ることが難しかったことから、入社4年目の時に同期を誘い、社外のビジネスコンテストに出場することにしました。
 そこで優勝したことをきっかけに、業務外で車の企画を行う活動を始めました。それが「CARTIVATOR」という団体発足のきっかけとなり、空飛ぶクルマという、日本ではまだ誰も取り組んでいなかったことに挑戦することになりました。「車からもらった夢を次の世代に届けていきたい」という想いから始めた小さな活動は、6年をかけていつの間にか200人を超す団体となり、2020年には日本初の有人デモフライトを実現するに至りました。

日本初有人デモフライト公開時の写真

次世代イノベーター育成活動へのシフト

 そのような挑戦を続けるうち、トヨタ自動車からの独立を決め、日本やアメリカで起業をすることになりました。アメリカでは、世界各国の空飛ぶクルマなどのスタートアップ経営者らと触れる機会が度々あり、彼らのビジョンの大きさに圧倒させられました。同時に、人材の層の厚さ、資本の投入量、産業成熟度も日本とは大きく異なっており、一個人や一企業で戦うのは非常に厳しいということを肌で感じました。

 翻って2010年代後半の日本では、スタートアップの機運が高まり始めたところで、空飛ぶクルマに至ってはまだまだ企業は様子見という状況。自動運転やロボティックス、AIなどの分野でも、世界のスピードについていっておらず、強い危機感を抱きました。また個人単位で見ても、やりたいことを強く持った人の数もそう多くないように感じ、小さい頃から夢を追いかけてきた自分に何か出来ないかという考えも持つようになりました。

 そうした経緯から、新たなモノを生み出す「人」を育んでいく必要があると考え、有志の活動の中で「次世代イノベーター育成活動」に取り組むこととしました。そちらの活動の内容については、Dream Onのnoteの記事をご覧いただければと思います。そして、こちらの個人ページではそれらの活動も含めて、個人として思うことを書いていきたいと思います。それでは今後よろしくお願いします!

次世代イノベーター育成活動のワンシーン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?