前半1ハロン時計は補助的な役割の話し
データ数が少ないですし、手入力したものが間違っていないか
不安ですが、2024年の先週までの「前半1ハロン」で
すこしふりかえりたいと思います。
1位が勝率は良いですが、1着数をみると3~6位が13~15%と
なっております。ここでは分かりやすい順位1位をみていきます。
ここで断っておきたいのが、1位といっても1レースに1頭とは
限りません。順位も提供されているものをつかっております。
では1位のクラス別成績をみてみましょう。
未勝利はまだ馬の脚質が定まっていないのもあり、不確定要素が
多いので、説明は割愛しますが、1勝クラス2勝クラスでは
勝率が10%を超えています。
つぎに、1位馬の4角での位置取り別成績をみてみると、
4角4番手以内が、37- 34- 20-126/217 であるのに対し、
4角5番手以降だと、 2- 8- 9-155/173 になります。
前半1ハロン1位の馬は4角で先行の位置(4番手以内)でないと
勝つのが厳しくなっています。
勝ったのは若駒Sのサンライズジパングと節分Sのクルゼイロドスル。
では、1位馬の騎手別成績をみてみましょう(複数勝利のみ抜粋)
武豊騎手
4角4番手以内は、 3- 1- 0- 1/ 5 に対し、
4角5番手以降だと、 1- 0- 0- 2/ 3 。
田口貫太騎手
4角4番手以内は、 3- 2- 0- 5/10 に対し、
4角5番手以降では、 0- 0- 1- 4/ 5 。
最後に前半1ハロン1位馬のコース別成績をみてみましょう。
こう見ると1200mまでのコースは分かりやすいですが、比較的
前が有利とされる中距離コースも複数勝ち星をあげていますね。
では、2位との差をみてみましょう。
これは指数差1で0.1秒違うことを意味します。
指数差0は1位馬が複数いるレースを表しています。
今回は「前半1ハロン」という観点から見てきましたが、
まだデータが少ないので、何とも言えません。
データは少ないですが、何かの参考になれば幸いです。