MTPは過去TPとそのときの斤量もチェック!?
今回も、カステラさんの記事を追いかけてみようと思います。
カステラさん提案の条件Aクリア馬の芝ダ距離別成績(機会10回以上)はこのようになっています。
ダート1800mにて成績がいいことが分かります。勝率37.7%、単回値119!
では条件Bクリア馬ではどうなのか、ここから絞ったモノをみていきますと、以下のようになりました。
見にくいので抜き出しますが、今回ダート1800mの場合、条件Bクリア馬は11-6-3-10/30 勝率36.7%、単回値113、複回値100ありました。
ここでMTPが何走前のTPを参考にしているかで見ていくと、直近のレースであればあるほど、勝率がいいことは下の結果で分かります。
[参考TPの決め方]
MTP◎の馬の過去5走TPを比較して、最大のTPを出している競走を参考TPとした。過去5走以内で同じ値があった場合は、直近を優先する。
では、その参考TPを出した競走における斤量と、今回の斤量を比較したときの結果が条件ゼロの場合、以下のようになりました。
これをみると僅かですが、斤量同じか減っているほうが、斤量増えているときよりも若干勝率ベースでいいことが分かります。これを芝ダ別でみると、主なものは以下のようになりました。
ということで、MTPをみるときは何走前のTPを参考にしたかと同時にその時の斤量と今回の斤量を比較してみると良いかもしれません。
例として、1月8日中山12Rをピックアップしてみます。
◎ 13番58kg MTP60 : 前走TP60(58) 同斤量
○ 12番58kg MTP60 : 5走前TP60(56) 斤量増
▲ 05番58kg MTP59 : 5走前TP59(58) 同斤量
注 03番58kg MTP58 : 3走前TP58(57) 斤量増
△ 02番58kg MTP58 : 5走前TP58(58) 同斤量
× 04番56kg MTP57 : 2走前TP57(50) 斤量増
となりMTP◎の13番以外はもうひとつ相手にするには物足りない。
無印で直近TP55以上が2頭。8番(57)と16番(58)。前者は斤量増、後者は斤量減。結果は1着13番、2着16番。
あくまで上手くいった一例です。参考までに。
ちなみに今走ダート1800mの場合、MTP参考TP時の斤量と今回の斤量を比較した結果は下のとおりです。
3歳馬と古馬との合流時などに見受けられるので、参考までにとどめておくと良いでしょう。