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ページ数のある画集を作る夢、今年で2回も叶えられました

こんにちは、イラストレーターのヨシサコツバサ(@283__________)です。

最近イラスト画集「晴れのち雨のちときどき灰」を作りました。
本来なら先日開催された「COMIC CITY福岡60」にて初お披露目の予定でしたが、悪天候により会場にすら行けずやむなく欠席となってしまいました。当然本のお披露目もできずでした。(前回記事参照)

次の出展イベントは決まっているのですが、8月なので少し期間が空いてしまいます。ということで現在通販中です。

まさかイベントや展示ではなく通販がお披露目になってしまうとは・・・という感じですがありがたいことに既に沢山のご注文を頂いております。
通販は対面イベントに比べて買う時の手間が増えるので心配でしたが思ったよりたくさんの方に本をお届けできそうで嬉しいです。
通販は7/23(火)の20時までオープン予定です。本以外も出品しておりますのでよかったらぜひ。大体月一通販をベースにやっておりますが8月はイベントがあるので通販予定は今のところ未定です。

前置きがやや長くなってしまいましたが、せっかく通販中という事で今日はイラスト画集についての記事を書こうと思います。

イラスト画集制作は長年の夢だった

実はページ数多めのイラスト画集を作ることは、私の活動における長年の夢であり目標でした。
このことを書いた昔のツイートがまだ残っていたのでこの機会に貼ります。

1冊目「灰の降る街」を作ったのが今年の頭だったので5年越しにやっと叶えられました。長かったなあ~。20代のうちには達成出来なかったしいまは全国各地を回る気力は無いけども。
1冊目を作る時はしっかり本を作る事自体が初めてだったので、もし全然売れなかったら怖いなあ・・・という不安もありビビッて100ページ超えにはできませんでした。でもせっかく本を作るならそれなりの密度は欲しかったので少し減らして90ページにしました。まあ90ページでも十分っしょ。
質も大事ですが、私は数を重ねることをかなり重要視しているタイプなので作品数は本が作れるぐらいの量は十分ありました。
踏み込めなかった理由は・・・・ズバリお金です。
先ほどの決意ツイートから約一か月後のツイートがこちらです。

2019年の私は絵も売れない、イラストもなかなか仕事に繋がらない、食い繋ぐための仕事すら続かない、もうアラサーで良い歳なのにこの先ヤバくね・・?どうしよ・・ヤバいよな・・?と恥ずかしながら結構ダメな人生を送っていたので当然お金もありませんでした。今までで多分あの時が人生で一番お金なかった気がします。よくここからちゃんと絵を本業にできたな私。
本を作るには部数にもよりますがぶっちゃけた話まあそこそこお金がかかります。当時の私のお財布にはとても厳しく、なかなか実行できませんでした。しかも売れる保証は無い。ページ数を抑えた薄い本でもいいだろ、とかいう意見も頂きましたがまあそこは・・・プライドとかほら、あるじゃないですか。

こんな感じだったので、印刷所に注文して、初めて本を作ることに踏み込めただけで本当に本当に感慨深かったです。まあ作ってからがスタートラインなんですけどね。
厳密にいえば書店で売られているような豪華で分厚いものではなくどちらかというとページの多い同人誌に近いものではありますが、十分良いものが出来上がりました。最近の印刷会社さんはすごい。
私は貧乏時代がかなり長かったので(今もそこまで金持ちでは無いですが)その名残で今でもあまりお金はパーっと使わないタイプです。絵が本業になった今でも人生何があるか分からないですし、絵で食えなくなる可能性だって無いわけではないと思っているので生活水準はあんまり上げたくないんですよね。ですので本作りは私にしては久しぶりに大きな買い物でした。完成した本が届くまでは気が気でなかったです。

1冊目「灰の降る街」と2冊目「晴れのち雨のちときどき灰」

今回の「晴れのち雨のちときどき灰」は私ヨシサコツバサの2冊目のイラスト画集です。
本来、2冊目を作るのはもう少し先の予定でしたが1冊目の「灰の降る街」が思っていたより早く完売したので予定を前倒しにして急遽2冊目を作った、という流れでした。

「灰の降る街」表紙


先ほども少し触れた通り、しっかりめの本を作ることは初めてだったのでどれぐらい売れるかが予想できませんでした。
ここでは具体的な部数はあえて言いませんが私にしてはそこそこの部数を作ったので、1年かけてゆっくり在庫を捌いていこうという想定でした。なので5月の時点で完売になるとは思っていませんでした。嬉しい誤算です。
しかしその後もイベントの予定が複数決まっていたため、本の在庫がやはり欲しいなと思いました。その際に1冊目を再販するか、思い切って2冊目を作るかでかなり迷いました。
色々と考えた結果、思い切って2冊目を作る決断をしました。
「灰の降る街」が手に入らなかった方にはかなり申し訳ない決断でしたが、その分2冊目「晴れのち雨のちときどき灰」は初めて本を手に取る方も「灰の降る街」を読んでくれた方も楽しめるように作りました。ちなみに2冊目は1冊目より多めに刷りました。
今まで制作した作品の量だけはかなりあるので、正直「灰の降る街」には数ある作品の3分の1程度しか作品を収録できませんでした。また「灰の降る街」は今年2024年の頭に作ったこともあり、2024年に描いた作品があまり収録できなかったので今年前半の作品も惜しみなく収録しました。
その結果完成したのが「晴れのち雨のちときどき灰」です。
絵だけでなくちょっとした小話やコラムも書いています。
よかったらぜひ手に取っていただけると嬉しいです。

もう一度アナウンスしますが今行なっている通販は7/23(火)の20時までオープン予定です。よろしくお願いします。
ひとまず今回は可能な限り在庫は出します。(まあ無いとは思いますが)売り切れたらすみません。もし本の在庫が残ったらイベントやら展示やらに持っていこうと考えています。


今日のBGM
giga palooza/ORANGE RANGE

ORANGE RANGEといえば、メディアに沢山出ていた時期もあったのでロックというよりはポップな音楽をイメージする方が多いと思います。私は実は昔からORANGE RANGEが大好きなのですが(下手したら一番ファン歴が長いバンドかもしれない)昔の少しチャラいイメージもあるからかバンド好きの中でも評価が割れるバンドという印象です。
私はこの「orcd」というアルバムが好きなのですが、このアルバムだけはずっとサブスク化されていなかったので解禁されたときはすごく嬉しかったです。
前回紹介したB-DASHもそうなのですが、私はポップ寄りのバンドが時折繰り出すハードロックやメタル、ラウドっぽい要素がかなり好きなのかもしれないです。
この曲と「Insane」「鬼ゴロシ」はぜひセットで聴いてほしい。



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イラストに関するお仕事・ご依頼は下記のHPか283.y.tsubasa@gmail.comへお願い致します。HPの「contact」に依頼についての詳しい説明や流れが描いてあるので是非チェックしてみて下さい。

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