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オンラインサロンとコミュニティと担任

雑談


いつの間にか2月が終わります。この3学期は本当にあっという間です。今のクラスの子どもたちと過ごすのも残り約4週間と考えると、あっという間だなあという感じです。この時期は個人的にはとても好きな時期です。必ず来る「別れ」があり、それを意識しだすと今まで以上に濃い時間を過ごしたいという思が湧いてきます。そして、そこで紡がれる時間がその人の思い出をよりよいものにしたり、大きな成長へと繋げたりします。これは学級でも同じことだと考えています。

オンラインサロンに入ること


この2月から教員のオンラインサロンに入りました。EDUBASEと呼ばれるオンラインサロンで、さる先生と正頭先生が運営されているものです。実は以前にも別のオンラインサロンに入っていたことがありました。しかし、そのコミュニティは学校の先生をされている方は少なく、民間企業の社員さんや、フリーランスでバリバリ仕事をされている方ばかりでした。学校の先生の仕事の特殊性もあり、オンラインサロンが活発に動いている時間帯にジョインすることが難しかったので、2か月ほどで退会しました。しかし、このEDUBASEは学校の先生がほとんどで、それ以外でも教育関係者なので、それが入会の大きなきっかけでした。

オンラインサロンでやりたいこと


オンラインサロンに入る先生ってまず大前提として学びに対する平均以上の熱量を持っておられることがほとんどだと思います。それに加えて一人ひとりがこのコミュニティに求める物っていうのも違うんだろうなあとも思います。

・知名度をあげたい
・仲間がほしい
・居場所がほしい
・授業力を高めたい
・先進的な実践がほしい
・インフルエンサーになりたい

などなど、いろいろと思いはありそうです。変な話、腹黒く考えている人も正直いるんじゃないかと思っています。実際僕も、さる先生や正頭先生についていけば何かしらすごいことができるんじゃないかという思いもなかったわけではありません。しっかり自分がインフルエンスされているということですね。

でも、僕がやりたいこと。それは昔から変わらず、「滋賀の教育をエンパワメントすること」なんですよね。そのために、できることはすべてやってやろう、所属できる場には行き続けようという思いなのです。そのための修行として、先をいく先生たちの実践をまずは自分に落とし込みたい。そんな思いがあります。

コミュニティはゆるやかな繋がりを生む


EDUBASEだけでなく、前回の記事にも書いたMIEEという世界のICT活用に長けた先生たちのコミュニティ、KEENという外国語の授業づくりに関わる全国規模の勉強会や、TACという超地元の数人で行っているローカル勉強会などにも所属しています。規模の大小に関わらず、それぞれのコミュニティでしか得られないものがあります。しかし、共通するのは「ゆるやかな繋がりを生む」ということです。学生時代の部活のような熱量などはありませんし、友達のようなずっと付き合っていきたいという仲間がいるわけでもありません。しかし、同じ志や思いをもって取り組んでおられる先生たちとの繋がりができることは、どれだけAIが発達しても素晴らしいことだと感じています。

繋がりは新しいチャンスを生む


先日、所属するコミュニティのメンバーの方から「大学の授業で学校現場におけるICT活用について少し話をしてほしい」というお誘いをいただきました。もともと大学における教員養成には関心があり、以前から話もしていたところでした。自分のやりたいことを実現していくために今できることに全力で取り組んでいけば、自ずと道は開けていくのではないかと思うのです。併せて、タイミングを見計らったかのようにニュースでは文部科学省が教員養成の大学職員の2割を実務経験のある先生にするということも報道されました。将来的に大学で働きたいという思いは初任の頃からあったので、何だか不思議な風が吹いているなあと思う最近でした。

僕は担任


やりたいことや夢はたくさんありますが、それでも僕は間違いなく目の前にいる子どもたちの担任です。だから軸足はいつも子どもたちと過ごす教室であり、すべては子どもたちのためにという思いは変わりません。チャンスはものに。そしてすべて子どもたちに還元するために。今年度もあと少しですね!みなさん、一緒に頑張りましょう!


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