偶然なるご馳走
思っても見ない褒美に偶然あやかる事がある。
今日はそんな日だった。
先週の連休は仕事が立て込んでいた為に私用を足しながら会社に出勤した。
今月は監査が2つもあっての月末。大忙しだ。
そんな忙しさも一段落つき
自分へのご褒美さ。と仕事帰りに大好きなラーメン屋へ行く。
「(そういえば昼ご飯を食べていなかったな)」
どんなに忙しくても飯だけはちゃんと食べたいよな。と反省
どんな時も、とりあえず飯を食べれば身体は、頭は元気になれる。
病は”気”から。と言うが、ご飯を食べないと”気”も出ないだろう。
お腹に程よい満足感を覚えながら帰宅する。
そしたら良い匂い。
家族達はワイワイと食卓で鍋をつっついている。
すき焼きだ。
「(あちゃー。ラーメン食べて来なきゃ良かったな)」とここでも反省。
2階に上がって階下の賑やかさを感じながら服を着替える。
絶妙なタイミングで良い事があるもんだな。
と実感。
「(ちゃんと神様は人の事をみているな)」
沢山頑張った人にはご褒美をくれる。
きっとそうだ。
ようやく残り物にありつく。
肉はちゃんと取ってあった。
美味い すき焼きだった。
久しぶりだった。
最近は何でも高い
食品も肉も。
贅沢とは言わないが
たまにはこういうの食べたいよね。
子供の反応は素直だ。
いつもより会話が多い食卓だった
それは”すき焼き”だったからだろう。
日常は毎日がほぼ同じリズムで進んでいく
そんな中でご飯や花や食器を変える事で心に活力を取り戻せることがある。
ほんのひとつ
ほんのひと手間
偶然のご褒美。
そんな偶然のご褒美から明日も頑張れる自分がいる。