見出し画像

自分自身から解き放たれる旅 9 <クルーズ船の旅 その楽しみ 1>

「叩き壊して生まれ変わる」ガラス造形作家が、作品制作に浸りきる生活から離れ、日常の全てを放り出し、未体験の環境下で、自分自身の内と外、過去と未来、そして、宇宙とじっくり対話するための旅。

この10年程、クルーズ船で旅に出る機会が多い。
1〜5週間の航路に乗船することが多い。
船上での生活は計150日以上、訪れた国は54ヶ国。
「クルーズ船の旅ってどんな感じなの?」
「1ヶ月間も船内で何してんの?」 ってチョイチョイ聞かれる。
そこで今回は『クルーズ船の旅、その楽しみ』を紹介する。

先ず一番の魅力は、船に乗った日から下船の日まで
ズッーと部屋ごと目的地へ移動してくれるコト。
例えると、ホテルの部屋にチェックインしたら、
そのホテルごと移動して、次々と目的地を巡ってくれる感じ。
なので、初日にスーツケースから荷物を出しクローゼットに整理すれば、
数週間後の帰る日まで荷造りする必要なし。

船内の部屋でゆっくり寝て、朝、目覚めると別の国だったりする。

陸地を離れて全視界が海を進むと、これでもかっ〜!! てヤバイくらいに気持ちが開放されるのを感じる。

画像1

また、前方に陸地が見えるとワクワクする。

画像2

そして船は港に入る。

向こうに見えるパナマの街へ、小さなテンダーボートに乗り換えて上陸。

画像3

絵に描いたようなリゾート港と青い海

画像4

ワトゥルコ(Huatulco)メキシコ 

画像5

スプリット クロアチア

歴史のある綺麗な港、貨物を取り扱う工業チック大きな港や、
エッ?こんな所に着いちゃうのって、いうような辺鄙な(ボロイ)港があったりしてビックリが尽きない。

画像6

画像7

アイスランドの東岸 SEYDISFJORDUR

画像8

ノルウェー リーセフィヨルド

船に乗ったまま観光することも。
リーセフィヨルドの奥の方に数十Kmまでクルーズ船で入って行く。
波は全くなく鳥の声と滝が流れ落ちる音だけの
静かな不思議な世界を船室から堪能できる。

画像9

すぐ近くまで船を寄せてくれるので、自室のベランダから
アラスカの氷河が河口で海に崩れ落ちる爆音も聞くこともできる。

画像10

波の音をBGMに眠り、
海から昇る朝日や水平線に沈む夕陽を毎日楽しみながら

画像11

船はドンドン未知のロマンへ?進んでいく。

船内での食事も大きな楽しみ。
カジュアルなブッフェ レストランは朝から夜中まで食べ放題。
(コレが体脂肪↑ヤバい)
もちろん、スタッフが席に案内してくれるキチンとしたレストランも選べる。

画像12

画像13

世界中からのゲストが乗船しているので、レストランでは隣の席の方との会話も楽しみの一つ。

画像14

船内で知り合ったアメリカ人に、下船の翌週にパリに行く予定を話すと、
「あのご夫妻、日本通だから」と、パリ在住のご友人を紹介してくれた。
図々しくも初対面の方のお宅に伺って、いきなりディナーをご馳走になり、
パリの街や、ギャラリーについて、いろいろ教えていただいた。
人の輪がつながるのも船旅の楽しみ。

追加料金で選べるフレンチやイタリアンのレストランも船内にいくつかある。
肉料理はデカイ。さすが アメリカ船籍。←結構美味しい。

画像15

シーフードも大きめ、たらば蟹には醤油を貰ってガッツリ食べちゃう !!!

画像16

デザートまでシッカリ食べてしまう。クリームブリュレがヤバイ美味しさ!!

画像17

お腹が空いたら、レストランの後にブッフェレストランに行き、
2回目の食べ放題も可 !!!
それはイケナイと思いつつ。

画像18

ついつい食べすぎて船旅が終わる頃には体脂肪アッ〜プ、
になる前に、ジムでしっかりトレーニング。

画像19

画像20

南太平洋上 南極を目前に腹筋です、ヨッシャ!!

〜次回「クルーズ船の旅 その楽しみ2 船内エンターテイメント」に続く〜


いいなと思ったら応援しよう!