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「偶然」を統計学で語ろう。 (上)

こんにちは!

   カーネギーは【人生とは偶然である】という

   アインシュタインは【神はサイコロを振らない】という

今回はちょっとだけ頭の引き出しを増やす「偶然の確率」を
お伝えします。

質問です。

ジャンボ宝くじで1等が当たる確率はどれくらいだと思いますか?

    10万分の1でしょうか?

    100万分の1でしょうか?

答えは2000万分の1です。
夢がありますね。逆にワクワクドキドキしちゃいます。

ここからサーッといろいろな確率をお伝えしますね。

•1年で落雷で亡くなる確率               30万分の1
•四つ子が生まれる確率                 70万分の1
•同じホールで夫婦そろってホールインワンの確率     2600万分の1
•日本で犬に噛まれて亡くなる確率            6348万分の1

   身近な確率も見ていきましょう。

•40人のクラスメートの中に誕生日が
 同じ2人がいる確率                1.12分の1
•ガリガリ君のくじが当たる確率           32分の1
•デジタル時計を見た時のゾロ目の確率        180分の1
•サイコロを振って5回連続1が出る確率       7776分の1
•サイコロを振って10回連続1が出る確率       6046万6176分の1


フランス人数学者エミール•ボレル曰く

 「極端に可能性が低いものは現実的に生きる人間にとって
 【ありえない出来事】であり、無視すべきことだ。その境界を
 【100万分の1以下】と定義する。

つまりはサイコロを振って10回連続1が出る確率は偶然には起こらない
ということなんですね。

 最後に知って欲しい確率を是非。

   あなたの生まれてきた確率   700兆分の1

女性が生涯で排卵する卵子の数は400個前後
男性が1日に1億5000万個の精子を作ります。
これを18歳から50歳までとすれば合計1兆7500億個
400×1兆7500億個=700兆

700兆の中のたった一つの出会いがあなたなんですね。
この数字は大事にしたいと思います。

次回は、
  「偶然のほとんどは統計学的に何も珍しいことではない」

をお話します。


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