8ヶ月ぶりにジャニーズの現場に行ったヲタク

2020年1月24日、帝国劇場で開催されたジャニーズアイランドぶりのジャニーズの現場に行きました。

今年の1月は当たり前にカウコンから始まり、大阪に行きながら帝劇に通う、というパンピには理解されなさそうですが、現場系ヲタクのわたしからしたら、例年通りの冬でした。とはいえ外の国ではコロナの話が出ていたので、隣の席から聞こえる日本語では無い言葉に、少しの不安もあったりしましたが、まさかジャニーさんが楽しみにしていた東京五輪が延期になり、小学生でジャニヲタになってかなり経ちますが、8ヶ月も現場に行けない日が続くなんて、微塵も考えていませんでした。

3月、手持ちのチケットは総額30万円分くらいかなぁ、全て当選権が剥奪されて、ただのお金になって帰ってきたけど。その中にEndless SHOCKのチケットもありました。毎年中日を過ぎたくらいの日程のチケットを取っていたのですが、こんなに初日付近を確保しなかった自分を恨んだことはありませんでした。

わたしのジャニーズの入口であるKinKi Kidsの堂本光一くんで、はじめて帝劇でSHOCKを見てから15年くらいかな。ジャニーズから離れている時期も毎年見に行く大好きな舞台で、今年は主要キャストもアンサンブルの方もガラリと変わる話を聞いていたので、楽しみにしていて、でも自分のチケットを持っていた公演の数日前、公演の中止が発表されました。私の人生の半分以上の年数共にしてきた舞台だったから、お正月が来たら節分が来て、終わったらSHOCKってくらいの位置づけだったし、現場のために生きてる人生だったから、悲しかったなぁ。延期の日程を待ったけど、叶わず、必死で手に入れたチケットを換金するのは、何度やっても辛かった。


ヲタクは春も訪れず、冬に取り残されたままなのに関わらず下界の世界は夏。ジャニーズのアリーナクラスの公演の再開が発表されましたが、すぐに年内のアリーナクラスの全公演中止になり、この時が1番辛かった。多少のことがあっても、コンサートに行けるから頑張ろうって、乗り越えてきたけど、もうとっくに限界は過ぎてた。仕事にも行けなくなって、現場が無いなら働く意味も無いな、ってすぐに辞めて、部屋から1歩も出ず、過呼吸になるまで泣いたり、死ぬ準備をした夜もたくさんあった。コンサートや舞台に行けないことも辛いんだけど、いくら命に関わる可能性がある病気が蔓延しているからって、現場が無くても仕方ないよね、と簡単に片付けられてしまうことが辛かった。病気で苦しむ人の気持ちには寄り添うのに、命よりも大切な時間を失った人の気持ちには寄り添うどころか、理解しようともされないんだなって。もちろん少数派であることはわかっていたけど、無くても平気な人もいれば、そうでない人もいる事くらい考えてくれてもいいのになって、命を落とす人かいる事を世間に知らしめたらいいのかなって、もうこのまま眠ったまま目が覚めなければいいのにって、何度願ったか分からない。


そんな中行くことになった大阪。もう払い戻しのトラウマも抱えていたのでSHOCKのチケットは手元になかったんだけど、ちょうど日程が決まった直後にPG販売があったので、春も行けなかったしなぁってチャレンジしたら取れたので行ってきました。