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ミサイル攻撃に寄る停電が続き…

こんにちわ、気づけばあっという間に1ヶ月。怖いほどに時間は早く過ぎ去っていきます。

気づけばウクライナに来てもう9ヶ月。戦争に対するいろんな感覚に麻痺してるけど、ここ1ヶ月はまた別の戦争の実感を得ている。それが何度も来る大量のミサイル攻撃による停電。

最近は1日に8時間、計画停電が毎日あり(スケジュール通りにいかない)、その間はネット環境もかなり悪くなり、お湯も出ない。(場所によるみたい。自分のところはリビウのセンターから南に3キロほどの場所)
毎日気温はマイナス1〜3度くらいなので、これがこれが辛い人は沢山いると思う。(自分は窓開けて半袖短パンです^^;)

今はウクライナに戻ってきた人たちもまたポーランドや他の国に避難する人がかなり増えてます。仕事もできないからお金もないし、冷蔵庫に入れたものも停電のせいで何度もダメにしてるし、これは流石にみんなにきつい
今も、家が停電しててネットが通らないから、シェアオフィスに移動して、誰もいない真っ暗なビルの中の一部屋でNOTEを書いてます

おにぎり屋さんは、ずっと全力で動いてるけど、ただビジネス始めるだけなのにこんなに難しいかと驚いてます。世界の起業のしやすい国ランキングでウクライナは64位とか。日本が29位、ジョージアは10位以内ってのがすごく納得
特に自分がウクライナ語を喋れないのと、役所の人、弁護士、コンサルなど、英語を流暢に話す人がほとんどいないことが足枷になってる。また、飲食店の許認可もかなり複雑で、現地の起業家のレストランでさえ、許認可を取り切らずに営業していて、彼曰く『どっちにしろ完璧に取るのは難しいから、やっちゃえば?俺らもそうしてるよ』とのこと。
 ただ、こんだけ難しいところでやれれば、ジョージアとか他の地域で展開する時は楽だろうな、とプラスに考えてます

おにぎり屋さんについていうと、屋台の許可はいろんな場所で何通も申請したけど結局取れず、店舗を探す日々。見つけては立地調査して、競合調査して、、、やっと『ここに決めた』と思ったら、念のために飲食の許認可に詳しい建設会社に物件をチェックしてもらった時に土壇場で問題が発覚。それを治すためだけに数百万かかるので、他の物件を探し続け、また見つけた、と思ったら、英語喋れるからと通訳に同行してくれた人が翻訳ミス。あまりいらない設備とか造作譲渡料で3000ドルと言われていたものが、土壇場で3万ドルと発覚。もちろんいらない、ということになりまた別の物件に。
正直、飲食初経験だし、ミサイルや停電でいつ営業できなくなってもおかしくない、その時にはボランティアハブとして人を受け入れようと考えててるから、投資はできるだけ少なく済ませたい。でも、そんなこと言ってたら一生いい物件見つかんないのかな?どうなんでしょう。誰か飲食コンサルしてください。。。笑
最近はある程度妥協して、とりあえず開店営業することを優先させようかという考えに。実際に運営しながら掴めてくるリビウならではの集客のポイントとかあるかもしれないし、、

感情で突っ走って、最初は全部お金使ってジョージア帰ってまた起業しようなんて考えてたからお金も全然残ってないし、なかなかスタートさえできないことにフラストレーションを感じるけど、ウクライナに残ってるだけでも『何もできないもどかしさ』はないからよかった。ここにいるだけで、人を雇って、ウクライナの商品とかサービスを消費して、税金払って、自分の生活費ほほ全てがウクライナの誰かに還元されてると思うと、一人一人には少量だけど、総量で言えば結構な金額になってる。だから、普通に住んでるだけでも、他の国にいるよりはまだ気持ちが楽。

でもやることないのに無理やり仕事作って雇ってるウクライナ人に対する給料とかが少しずつキツくなってきたなぁ、、、でも仕事なくなるって絶望する顔想像してると言えないなぁなかなか

オンラインで英語を教えて少しの間生活の足しにしようかと思います。


ウクライナのジムで(12月3日)誰々が亡くなったと聞く機会がすごく増えてきた。

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