良い香りじゃなくて「好みの香り」をみつける
香水をいっさい付けない。
が昔コスメを吟味していた時「ちゃんとした香水で気に入る香りってあるかなー?」という単純な興味がわいた。
そして香りの変化などの基礎知識を調べ、気に入る香り探しにハマった時期がある。
多分製品買ったのってオーデトワレで
「Laura Biagiotti」「Shopard WISH」「LOLITA LEMPICKA」くらいだったと思う。ボトルも可愛かったし。
でも付けた時期は1年位?だったかもしれない。
香水を付ける習慣がどうやら私には根付かなかった。
その中で、今でも好きで唯一好きだと言える香水が、ゲランのランスタン・ド・ゲラン(オーデパルファム)だった。
好きすぎて、なんと大昔に買ったその香水が残っており(!)、それを私専用のクローゼットの床に時々プッシュしていた。
クローゼットなので服がかけてあるが、洋服にはもちろん付けない。
扉を開ければ かすか~に香りはするが、洋服に香りが移る事も無い。
・・・要は、極々プライベート空間のルームフレグランスとして使っていた。
クローゼットを開ける度に嬉しくなるくらい、この香りが大好き♥
ちなみにランスタン・ド・ゲランの調香は
トップ/ベルガモット・マンダリン
ミドル/マグノリア・イランイラン
ラスト/アンバー・ベンゾイン・バニラ
一言で言うと「甘々、甘~い!」香りだ。
写真の物は年月が経っているからか、もはやバニラ等ラストノートの印象が強い。それがまた丁度良く好みにピッタリになっている。
ちょっと手についちゃったりすると洗っても家族に「甘い香りしない?」と気づかれるくらい甘い。
無くなったら買おうかな?と思ったのだが、ルームフレグランスにするにはお高いので止めた。
ちなみに、ゲランのサイトには記載が無かったが、店舗にはちゃんとランスタン・ド・ゲランはご存命だった。がボトルデザインは変更されていた。
ランスタンド・ゲランを購入しなかった理由がもうひとつある。
私には珍しく、気に入る香りのボディケア製品に出会ったからだ。
それがおなじみSABONの、パチュリ&ラベンダー&バニラ。
たまたまボディスクラブを探していて、残り香の程度が、大変、良かった。
保管している棚を他の用途で開ける度に、付属の木製スコップについたオイルから良い香りがしてそれだけで気分が上がる。
気に入ったのでボディミルクも購入し、毎日使用している。が、こちらは香りが強く、クリーム類はたっぷり使いたい身としては部分的にしか使えない。
若い時から女子力が欠如しているのか、ボディケアが長続きしない。
写真のようにちゃんと製品が減りリピートしているのは珍しい。
いい香り~!という製品は世の中に数在れど、「好みの香り」じゃなければ私は使い続けられないのだ、と自身の特性をやっと悟った。
この「パチュリ・ラベンダー・バニラ」にはアロマディフューザーも存在する。今はそれをクローゼットに忍ばせている。
クローゼットは小さい空間なせいもあり、使い始めは、アルコールのトゲなのか?香りが攻撃的にツンツンしている。それで試行錯誤した結果、数時間窓辺で風と日光を当てると、のちクローゼットに戻しても香りがまろやかになる気がした。
香りの好みとしてはランスタンドゲランの圧勝だが、置いておくだけでいいのがアロマスティックの便利なところですね。
追記
ディフューザー小に通常のスティック使いをすると2カ月で終了する。
クローゼットという狭い空間で使う私は、アルミ蓋をオープンせずキリで穴をあけて(!)スティックを挿すという吝嗇技をかましています。