松任谷由実 やさしさに包まれたなら

ユーミンの才能は凄い。ということしか言えない全くファンではない私ですが、なんといっても「魔女の宅急便」が好きなのです。 ジブリ(おおまかに)は、1にナウシカ、2に魔女宅をガチ推し。(ナウシカは、今からでももっと世界の映画祭で公開されてほしい！) うろ覚えですが魔女宅は、少女向けの映画を作ってなかったから、と宮崎駿先生が言っておられた記憶があります。 主人公Kikiのラジオから「ルージュの伝言」が流れてタイトルバック！、映画史上最高のオープニングと思っています。(浮気してる夫に「お義母さんに言うからね」と置き手紙をして家出する歌詞だけどw) Edが最高な映画というハッシュタグ遊びがXでありましたが、OP最高部門には、魔女宅を推します！ エクスクラメーションマークを今日は多用します！ もちろん物語も好いのですが、この映画のために出来たのではない(曲がずっと前よね？たしか)ユーミンの２曲が、【アニメ映画に溶け込んでいる】素晴らしさ。ため息ものです。 ジジの言葉がわからなくなっちゃった・魔法が使えなくなったら私、何も出来ることが無くなっちゃう・だから少しも遊んでなんかいられないの・・。思春期の少女のこの切迫した焦燥感・・真面目過ぎて愛おしくて涙が出てきちゃう😢こういう気持ちって多かれ少なかれ20代くらいまであるよね。(私はストレスをいかに排除するかに真面目に命をかける、という矛盾人生を歩みだしたのでw、少なかれの方だったと思うけど。) 身体が思春期で魔法力が不安定だっただけ、というのが私の解釈ですが、年上のお姉さんや奥様やおばあ様に見守られて、自分を取り戻していく過程が真の修行の意味だったんじゃないかと思います。それは魔女じゃなくても、同じですね。 心の奥にしまい忘れた 大切な箱 開く時は今 雨上がりの庭でくちなしの薫りのやさしさに包まれたならきっと 目にうつる全ての事はメッセージ