Chick-Fil Aで朝食を【一人ATL遠征記】Day1
タイトルからいきなりトルーマン・カポーティのパクリである(買ったはいいが積んでそろそろ4年が経つ)。
時折このnoteで導入として使われてきたアトランタ・ブレーブスではあるが、しっかり書くのは初めてのような気がする。
初めて見たのは2020年のDS第3戦。先発はカイル・ライトだった。コンビを組んでいたトラビス・ダーノウのフレーミングに惚れて追いかけるようになり、今ではMLB.tvを契約して毎日視聴しているレベルのよく訓練されたオタクになった。
割とちゃんとした社畜をしながら年に1回か2回ぐらい関税と円安でバカ高くなったグッズを買い、ちまちま応援するのはそれはそれで楽しかったけれど、「現地行きてぇ」という思いは募るばかりで、じゃあ行っちゃうかと2024年のスケジュールが出た瞬間に段取りを始めた。これが天下のLADであれば【オオタニサンを観に行こうツアー】みたいなのがいっぱいあるのかもしれないが、日本人選手は過去に2人が一瞬在籍してただけの球団を観戦するツアーなんて私が旅行会社勤務でも絶対組まない。だったらもう、自分で全部やるしかないよね。そういう経緯でATL遠征計画が幕を開けた。
①6/14 ATL 7-3 TB
ってことで着弾。
のどかな郊外の街に別の国があるような感じで、スタジアムとその隣の商業施設の一角は完全に異色。私からすれば夢の街。
商業施設はほとんど飲食店でバーみたいな形態のお店が多い。試合終わった後に呑んでから帰る人もいっぱいいた。私もお酒飲めたらさぞかし楽しかっただろう。
とりあえず初日なのでクラブハウスショップでグッズを買いに行ってみた。
すげーーー壮観。壁際は見渡す限り帽子、帽子、帽子。入ってすぐのところに佇んでいるオルソンの看板はショップ中央にもあった。眼福。
目をキラキラさせながら練り歩いてたら店員のおじいちゃんが「なんか必要なことあったら呼んでね」と声掛けてきた。ジョージア州の住民、基本的にとてもやさしい。
その10分後ぐらいにさっきのおじいちゃんがまたやってきて、「大谷と山本由伸おるから日本人はみんなドジャースファンなんだろ」とアメリカンジョークを投げつけてきた。絶滅危惧種で悪かったな。
ということでATLファンの友人にお土産を買い、自分の観戦用にオルソンの赤ユニも購入。
内野席一塁側の上層だったので入場はライトフィールドゲートから。バッグ持って入れないので、移動式ロッカーで預かってもらった(11ドル)。食べ物飲み物の持ち込みは割と寛容で、みんな透明なジップロックにおやつ入れて持ってきてた。
体感で半分以上がアクーニャのユニを着てる。次点でオジーとオルソン。ライリーとハンク・アーロンがその次。意外とストライダーも多い。残り1割ほどを他の選手とナンバーなしが分割してる感じ。フリーマンやスワンソンどころかインシアーテのユニも見かけた。なのに3日間でフリードのユニ着た人1人も見かけなかったのは不人気なんだろうか。
6/14はフラッグデー?という祝日らしく、豪華なセレモニーが。アメリカ軍の方がパラシュートで次々にスタジアムに降ってきた。あと先着でカウボーイハットも貰った。防御力が高すぎてこれキャリーケース入んのかなと心配したけどパッキングするときに一生懸命押し潰したら入ったので持って帰ってきた。多分一生被らないと思うけど。
ってことで試合開始。
初回表にいきなり1点を失って(悪運の方を発揮してるかも)と白目剥いたものの、直後にオズーナのホームラン、ライリーのタイムリーなどで逆転。ワクワクし始める。その後デュバルの弱いゴロを相手が明後日の方向に悪送球し5点目。ビッグイニングにいよいよ笑いが止まらない。
2回裏にはライリーがツーランホームラン。野球、楽しい(楽しい)。
初回に躓いたクリスセールさんはその後立て直して7回2失点。引き継いだチャベ爺も1回をサクッと抑えて防御率を1.29に下げる。まじでこのおっさんなんでATLでだけこんなに抑えてんの。
そして9回、(出来れば生で見れると嬉しいな)と思っていた選手の1人、ディラン・リーがマウンドへ。説明しよう。影法師はディラン・リーの中火くらいのオタクなのである。
ホセ・シリにいきなりダブル。次のDean & Delucaみたいな名前のやつの当たりもあわやホームランのところをレフトのケルちゃんのファインプレーに救われ安堵。次の打者は三振を取ってツーアウトまでこぎつけ、落ち着いたかなと思ったらライト前タイムリーで失点。
その後四球を出して4点差ながらツーアウト1.2塁のセーブシチュエーションになってしまったためイグちゃんにスイッチ。微妙な顔になるも、イグちゃんの登場演出がとてもかっこよかったので今日のところは許します。
3球目の二遊間の当たりをアルシアがスーパープレーで捌いて試合終了。7-3で勝ちました✌️
金曜日の試合後は花火大会とのことでそれも楽しみにしてたのだが、移動式ロッカーのお兄さんが「試合後35分までに戻ってきてな」と言っていたので離脱。建物の影にほとんど隠れてたが花火は綺麗だった。ってか郊外とはいえそれなりに建物も多いのにこんなにバカスカ花火打ち上げていいのかってレベルに打ち上がってた。最初から最後までスターマインですが何か。やっぱりアメリカは規模が違う。
ということで初日を総括してみました。
リーさん(´・ω・`)
以上!
3日間まとめてひとつのnoteにしようと思ったけどまとまんないので分割します。
Day2もお楽しみに!