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Chick-Fil Aで朝食を【一人ATL遠征記】Day2

実は海外へ行くのは2度目である。
初の海外は高校の短期留学プログラムでニュージーランドへ行った。たかだか3週間ほどの滞在で英語が上達するはずもなく、現地の人は「オーマイガッ」ではなく「オーマイゴッシュ」と言うらしいという実にしょーもない知識を得た。
1番の思い出はフィシュ&チップスである。到着した2日目にホームステイ先の夕飯に出たのだが、油が合わなかったようで盛大に当たった。胃腸炎になり3日間寝込んでしまい、短期留学序盤の記憶がほとんどないのは多分そのせいだと思う。回復したあともフィッシュ&チップスの字面にすらビビり散らかし、生のリンゴと生の人参ばかり好んで食べていた。馬かよ。
さて、この教訓から何を学ぼう。
ニュージーランドの人参はまじで美味しい……ではなく、異国での食事は気をつけろ、ということである。

②6/15 ATL 9-2 TB

これが……ブリトー?
Too big……

私の知ってるブリトーとちゃう……。
ちゃんとコーラはmedium言うたよな……。
アメリカの食い物はとにかくサイズがでかかった。ジョージア州はジャンクな食べ物が美味しいと聞いていたので割と楽しみにしていた部分もあったのだが、幸福感と引き換えに胃に多大なるダメージをもたらした。具体的に言うと胃もたれで1日1食生活だった。
2枚目はアトランタに本社を構えるChick-Fil Aというファストフード店で、現地在住のTwitterフォロワーさんに是非食べてと言われて食べてみたのだが、スタバならグランデサイズぐらいのクソデカカップになみなみとコーラが入っていて、ストローさしたら溢れるレベルだった。
付け合せのポテトもマックのLサイズぐらいの入れ物に入っていて、メインはメインで野菜っぽいものがほとんど入ってないのがいっそ清々しい。味は非常にジャンクでスパイシーで美味しかった。たくさん食べられる人は是非ATLで食べてみてくれ。
さてこのChick-Fil Aさん、トゥルーイストに広告を出してるそうなのだが、ライトスタンドの後ろででっかい牛が「チキン食え」って言ってんなと思っていたらそのトンチキな広告がChick-Fil Aらしい。

チキン食え

このChick-Fil Aについては帰国する直前に自分にとっての最適解を見つけるのだがそれは少し先のお話である。
ってことで今日もトゥルーイストパークへ着弾。

今日は3塁側

暑い。ホテル出る前に天気予報見たら32度だった。尋常じゃなく乾燥しているのでそれほど発汗はしないのだが、屋根のある席で座ってるだけで乾きを感じる。このクソ暑い中野球する選手たち、正気じゃない。6月のアトランタは朝は6時半過ぎないと明るくならないものの、夜は逆に8時過ぎてもまだ明るい。つまり夜中にならないと涼しくならない。せめてダグアウトの中はクーラーガンガンに効いてて欲しいと少し思った。
この日は特に大きなセレモニーなどはなかったが、スタジアムの通りにはカウボーイが来ていて、試合前にはマスコットのブルーパーが馬に乗って登場。まじで何でもできるんだなこのマスコット。

カウボーイおった
馬にも乗れます

さて、この日の先発は御歳40歳、最強の不惑ことチャーリー・モートン大先生。なお、選手周りの敬称はすべて私が勝手につけています。
初回に四球→ダブル→犠牲フライで1失点。さぁ取り返すぞと意気込んだその裏、1番は前日ハムストリングを痛めてIL入りしたマイケルハリスザセカンドに代わりなぜかみんな大好きなケルちゃん。2球目を打ってセカンドゴロ。前日はここでノーアウトのままランナーをためてビッグイニングにつなげたので、今日はそう簡単にはいかないかと溜息。
その後のモートン大先生はさすがベテランの投球で、4回までに2人に死球をぶち当てるも(ごめんね)ピンチらしいピンチもなくゼロに抑えていく。

この日はシティコネの日だった

そして5回。先頭のマーフィーが四球で出塁し暴投で二進もアルシアとラウリアーノが揃って凡退。なんだか最近よく見るRISPが壊滅なブレーブスかなと思っていたら、ケルちゃんがライトスタンドに逆転ツーランをぶっ飛ばした。
打ち上がる花火、風向きの影響で流れてくる煙。全然試合見えへん。白くぼやけた視界の中でオジーが四球。続くオズーナはセンターへのホームラン。もうこの辺でハイになってくる観客。続くオルソンもライトスタンドへホームラン。オルソンユニを今日も着用していた私、歓喜。ツーアウトから1イニング3本塁打5得点のビッグイニングで、1点ビハインドから一気に4点リードへと変わった。野球、楽しい(2日連続2回目)。
その後の7回もツーアウトから。オズーナの打球は3塁線にそってころころと。技ありなんだか運ゲーなんだかわからないヒットの後にオルソンもシングルで繋ぎ、前日ホームランのライリーへ。センターへスリーランホームラン。1試合4本のホームラン、1イニング3本を含む。笑いが止まんないですよこんなの。
その後8回にオジーの犠牲フライで1点を追加し、9回に【ATL検索しても出てこないランキング1位(わたし調べ)】のレイ・カーくんがちょっとかなり怪しいながらも1失点に抑え無事勝利。カード勝ち越しを決めた🤟

Braves win!!

動画もいくつか撮ってるのだけどnoteはムービー載せられないから惜しいよね。
ATLは2020年の秋に見始めたニワカなものの、14年目のそこそこ年季の入ったガンバ大阪ファンなのでスポーツ観戦自体は結構経験している。ユニも7枚ぐらいある。だからわかる。自分がユニを着た選手が、目の前の試合でゴールとかアシストとかの活躍をすること、まじでほとんどない。悲しいことに、移籍して敵になったユニ持ってる選手にハットトリックでコテンパンにやられたことならある(2020年H仙台戦)。
人生初どころか最後かもしれない現地観戦で、自分がユニフォームを着てる選手のホームランが見れた。この奇跡的なビギナーズラックがこの日のハイライトでございます。
ということで2日目総括。

オルソン、永遠に推す

以上!
3日目もお楽しみに!

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