「大学生」の肩書は特権である。それが例え27歳でも。

今年こそはnoteを書くぞ!と意気込んで、2ヶ月がすぎてしまった…まずい…。

このままでは下書きばかりが増えて「結局書かんのかい!」と自己肯定感が下がりそうなので、近況というか心境を残しておきたいと思います。


そんなこといっても、すでに大学は冬休みも明けテストも終わり、長い長い春休みに突入してしまいました。大学生の春休みって、丸2ヶ月もあるんですね〜。長いなあ。

今日ランドセル背負った小学生を見て、小学生はまだ学校があるのか…!と驚愕しました。大学生強し。

まあ、そんなことはどうでも良いのですが。(前置きが長い)

私の春休みは、バイトしてフィールドワークに行ってバイトして…な日々になりそうです。(この1週間は昼夜逆転、不摂生生活してたけどね)



学生に戻ってつくづく感じるのですが、「学生」という肩書は最強で、かなり守られてるなあ、と。

入学する前から学生を利用しようと思っていたけど、やっぱり強い。

というのも、私は今スタートアップ事業の業務委託を受け、イベント運営なんかをしています。

そんなこと言うとかっこよく聞こえるけど、本当にまだ小さな事業で、伸び代しかないような環境の中で、四苦八苦やっております。


運営を担当している者として思うのが「学生」と言う所属している肩書があるだけで、少しの信頼と応援を得られるということ。

とてつもなく、強い肩書になる。例え、それが27歳だとしても。

私みたいにまだ何も成し遂げていなくて、「あなた誰ですか?」状態の人間にとって、「普段は学生してます」と言えることは、私にとってお守りになる。

ずっと、肩書きに頼らない生き方をしたいと思っていたのに、私は今「学生」という強い鎧に守られている状態なのだ。

まあ…正直、ありがたいっす!

社会的信頼もある程度あって、「学生なのに…」「勉強し直すなんてすごい…」とみんな褒めてくれる。
”学生なのに”自分の力で何かを産み出そうとしていることを、評価してくれる。

もちろん、実際にビジネスをするともなれば学生なんて関係なくて、社会人と同じようにしんどいと思うことはたくさんある。

私の活動によって、相手にどんなメリットを与えることができるのか。どれほどの価値があるのか、ビジネスパートナーとして評価される。

そこは、学生だからといって甘くはない。

それを打ち破れないのは、確実に私の力不足だ。


ただ、思うこととして、ビジネスの入り口として「学生」であることは、相手に足を止めてもらいやすい存在だと思う。

「どんな勉強をしているの?」「どんなことをしていきたいの?」

そうやって、気にかけてくれる人たちはたくさんいる。


だから私は、もっと学生の立場を利用して挑戦すれば良いんじゃない?ってすごく思う。

例え失敗しても、助けてくれたりフォローしてくれたりする人が、たくさんいるのが学生の特権だと思う。

社会人になってからも助けてくれる人はいるけど…なんだろうな。
学生って基本的に勉学に励む者だから、学びたい意欲があれば周りの人は優しく教えてくれるんだよね。

失敗することもあるし、わからないこともある。それでも許される部分が多くて、軌道修正しやすいのが学生だと思う。これが失敗というものを教えてくれて、次のステップのための情報も与えてくれる。

学生だから全てが許されるわけじゃないし、責任は絶対に伴うんだけど、学生という枠に守られている間は、自分のやりたいことに挑戦する最高のチャンスだと思う。

大学生のうちに起業する人とか、本当にすごいと思う。自分でチャンスを掴み取って、過去の私にはできなかったことだから、心から尊敬する。


仕事を舐めてるつもりは全くないし、仕事に限定するわけでもなくて。
ただ、学生であることは、そのくらい強い特権を持っているんだ、いろんなことに挑戦できるステージが揃っているんだ。と、私は感じる。

27歳で大学生になった私に、興味を持つ人がいるくらいには。


私が学生になってやりたかったことの一つに、留学がある。

今回は留学ではないけど、来週からフィールドワークとして東南アジアへ行ってくる。一人で行くのですごく怖いけど、現地の生活を自分の目で見たいとずっと思っていたから、楽しみもある。

社会人だったら有給使ってー、お金貯めてー、休み中連絡来ないように引継ぎしてー、とか、制限もしがらみも多く、気軽にできなかった。

学生だったら長期休みで行けるし、補助金だってもらえる。もし今後休学しても、その間も「学生休学中」という肩書が私を守ってくれる。


一度社会人を経験したから、社会人で挑戦したいと思った時に難しさを感じたから、余計に思う。


読み返すと、仕事と社会をクソ舐めてる27歳お気楽大学生みたいに見えるなあ。そんな風には思ってないです本当に…。


26歳で入学して8歳下の友達が数人できたけど、自分のやりたいことを探すより、就職前提の学生生活を送る姿を見て、なんだか切なくなった。

自分のやりたいことは諦めなくていいし、自分のために人生を生きていいんだよ。余計なお世話かもしれないけど、そんなことを思う。

だから私は、例え「こいつクソ舐めてる」と思われたとしても、今の学生には自分の好きや、やりたいという気持ちに素直になってほしいと思う。

なんとなくで大学に入る人も多いからこそ、大学にいるうちにいろんなことに挑戦すると社会人になってからもっと楽しいよ。って伝えたい。

社会人になってからやりがいを見つける人もたくさんいると思う。でも、このままでいいのかなって思う人に、私は寄り添いたいのです。

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