Day1 日本は住みやすい。発展途上国に行って搾取で終わらないために。
ただいまフォリピンにいます。ココナッツ料理がおいしいです。
3年前から自分の目で発展途上国の現地を知りたくて、海外に行くことは大学に入学してからやりたいことの一つでした。
もともと留学をしたくて仕事を辞めたけどコロナで諦めたり、英語の勉強は挫折したりしていた。大学から補助金も出るということで、これを使わない手はないと思って短期でフィールドワークにいくことに決めました!
語学留学も考えただけど、机に座って勉強するよりも、せっかくなら自分が興味を持ってる環境問題に関することを学びたくて、リアルな場所にいきたくて、NGOのツアーでいくことにした。
今日が2日目だけど、記憶が新鮮なうちに残しておきたくてnote書いちゃう。
1日目はオリエンテーションをした後に自己紹介をして、フィリピンの家に訪問して…って感じかな。
学生対象だからみんな私よりも年下だけど、英語ペラペラで「すげえ〜〜〜〜」と思いながら助けてもらってる。笑
英語を話せない、理解できないことが悩みだったけど、わからないなりに聞くことが大切なのかな、って思う。意味を聞くと噛み砕いて簡単な単語や例えで教えてくれる。それがありがたい。
NGOの人にこの期間は「Don't be shy!(恥ずかしがらないで!)」と言ってくれたことも嬉しかった。
あなたはSDGsを解決するためにどんな人になりたい?と聞かれ、自分の理想を堂々と話せて、それを本気で叶えようとしている人たちに出会えたことが嬉しい。
I want to be a change maker「社会を変える人になる」
これが、私が今1番なりたい姿だ。
ここ最近は、自分の活動に対して「どうせ無理」と言われることが多かったので、本気で社会を変えようと思っている人と向き合えてよかった。
ツアーに参加して「実際の現地を見てみたい」と言われた時、姉に「ただみてくるのは搾取的だよね」と言われてムカついたことがある。
でも、実際には、その言葉が今になって突き刺さる。
まず、水が少ない。手を洗うにも、料理をするにも、トイレやお風呂を済ませるにも、日本のようにはいかない。
水が資源であることを身をもって実感した。
水が出なくなることもあるし、出てもチョロチョロしか出てこないから、日本は本当にライフラインが整っているんだなあ、ってすごい思った。
トイレも、排水管が細いからペーパーは流さずにゴミ箱に捨てる。
そんな不便を味わうことで、日本がいかに整っているかわかる。
日本にいると、いろんなことが当たり前に思ってくるけど、そんなことない。
現地に住んでいる人はそれが日常だから、本当のところ何を思っているのかわからないけど、フィリピンの人たちに比べて普段の私の生活はあまりにも無駄や身勝手な行動が多いのかもしれない。
例えば「日本と全然違う」「こんな場所で住んでるなんて…」と思っても、結局は私は日本に帰って快適な生活を送るのだ。
政治のことや、ジェンダーのことで文句言っても、なんだかんだ、トイレが綺麗で湯船に浸かれてゴミの匂いがしない日本が好きだと思ってしまう。(まあ政治とジェンダーはやっぱり文句言うけどね。)
見たい、勉強したいという気持ちがあっても、行くだけで終わりにしてしまうのは、結局観光にしか過ぎなくて、この先で自分にできることを探していきたい。。
貧困のために働くことが優先されて、学校に行けない子供がいることを、その現実をどうにかしたい気持ちを、言語化できるようにしたい。