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2025年のコンペ応募ログ-01

こんにちは、26です。
私の人生の中では“久々に”小説を書き始め、2022年に再開後初めての公募に応募しました。
今年が4期目、やっていることはだいたい去年までと同じですが、なんとなくやっていることの経過を残したくて書くことにしました。
今年の目標は去年と同じで、年内に7本応募を考えています。
ちなみに、会場イベントも年4回参加するのですが、選外になった小説そのままか、続編を加筆して出すことが多いので、それも含めた過去の振り返りは別にまとめたいと思います。

2025年の応募目標

現時点では昨年と同じところに引き続き応募するつもりで予定しています。
他にチャレンジしてみたいコンペが見つかれば、同時期または同じくらいのボリュームでジャンル不問のところに変える可能性もあります。

・短編小説新人賞(3月末_30枚)
・ちよだ文学賞(4/18_30*40*40枚)
・小説ショコラ新人賞(5月末_100〜150枚)
→同人誌掲載作品・HP発表作品でも可のため、文フリ東京40発行の同人誌原稿を応募予定
・埼玉文学賞(8月末_50枚)
・伊豆文学賞(9月末_80枚)
・女による女のためのR-18文学賞(10/28_50枚)
・埼玉文芸賞(11月末_100枚)
※枚数は字数の付記がない場合は400字詰原稿用紙

2024年も1年で短編・中編合わせて7つの応募ができました。
今年もおなじペースで書けるとは限りませんが、とりあえずの目標です。

公募とイベント新刊のスケジュール

コンペの原稿を落とさず進行するためのスケジュールを仮で作成しました。
中編を書くのに約1か月かかる、校正は誤脱に気づけるように1か月くらいの期間寝かしたり見返したりしたい、というのを加味してこのスパンになっています。

頭を整理するためにスプレッドシートにしました。Kに「仕事みたい」って言われた

7本のコンペの合間に、イベントの新刊も挟みます。完全な書下ろしは今のところ夏のCOMITIAと冬の文フリ東京41です。
そのほか、各イベントで出す無配(短編)の執筆が都度挟まってきます(選外の短編を使う場合もありますが…基本は書き下ろします)。
2024年は「伊豆文学賞」用に準備していた小説がテーマに沿うものとしては弱かったこと、字数をオーバーしてしまったことで別のコンペに転換したという経緯がありました…。脱線しますが、そうなってしまった自省をちょっと付記します。

執筆スタイルが冷静なコンペ生活を時たま邪魔している

今までに小説を書く上でトレーニング・演習ができていない野良のせいで、このコンペ生活、時折ちょっとつまずくことがあります。

一応、執筆にあたって毎度こんな感じの物差しを設けています▼
それがちゃんと遂行できているかはまた別の話ですが…

これが正解かは分からないけど、公募で原稿やる時の最大字数をざっくり 原稿の上限枚数を埋め尽くした字数を100%にした時の80%を超えないようにっていうのを目指しています🦤 例えば原稿用紙100枚だったら4万字だから3万2,000字を上限に書きます それですこし足りないくらいだから、校正で言葉を継ぎ足しても一応大丈夫かな、くらいで調整していきます 段落ごと削るのはごくたまにやるけどほとんどしないです 書き直したりも連続2センテンスが上限かも…書き終わった後は話をほとんどいじらないです セリフがあまり多くない方だと思ってるので、他の方の体感はもっと別かもしれないです🫑 校正するまでは寝かせる派です

丹路 槇 (@26maki.bsky.social) 2025-01-28T04:24:41.892Z

遂行できていないのがもっともあらわれているのがこれ▼

コンペに限らず新作書く時ですが 26は思考が幼児なので体系的に話を作ることが得意ではありません 頭の中でこんな話にしたいな、って決めたらいきなり本文の一行目から書き始めます たまに食材を並べるみたいなメモをするけれど、それも8月コミティア新刊『水紋を蹴って翔べ』が最後だったみたいで(メモ帳見てきました)、しかも食材は半分捨てている🫑 要は、メモしたところで満足してムラだらけの記憶だけで書く🔪 もしもこの拙いメモみたいなのをプロットと呼ぶのなら(私は恥ずかしいので骨子と呼んでいる、もう小骨でもいいかも) 私のプロットの大半は登場人物の氏名を決めるのと年齢の設定確認用になります…😳

丹路 槇 (@26maki.bsky.social) 2025-01-10T12:48:24.765Z

特に直近の「ちよだ文学賞」用の原稿は、ある晩の最寄駅から自宅までの帰り道にぱっと思いつき、そのあとの風呂で思考が練られてゆき、その後2日ほど骨子を保留してから記憶に残っているものが精査されている段階で書いているという状態です。
何を思ったのか、当初はそれが短編1本だと思っていたのですが、書いてみたら中編になってしまい、原稿用紙100枚も突破の勢い。慌てて要項を見返し、30*40字*40枚=48,000字上限(改行空白含む)であったことを確認してほっと肩をなでおろしたのがつい最近です。書き終わってフォームに流し込みしたらぴったり最終ページに到達していました。こんな綱渡りが毎度続くかと思うと…。

簡単に言って、刹那的です▼

そこここで恥じらうことなく言ってるけど、26はプロットとストックが存在しない世界に生きている混沌の女なので、本当にこれが最後の弾だな思って常に動いているし、年内の公募の予定立てたけどこれ完走させるようなネタ思いつくの?次書く話も決まってないけど?って常に自分を心配している でも別の場面でいやーなんだかんだ書けてるのすごいなー、とにかく辞めないことだけはできるんだなーと安易に自分を褒めてしまうのでそういうのがいけない(いけない)

丹路 槇 (@26maki.bsky.social) 2025-01-17T11:01:58.569Z

2025年現在の進捗

2月11日時点での進捗です。

イベント用無配

2/16 COMITIA151無配『三鬼先生の昼休み』
正月に発作的に書いた短編、そのままイベントの無配に使うことにしました。
個人的な所感ですが、会場イベントでの無配短編は、過去にカクヨムやpixivなどのWEBに投稿しているかどうかについて、まったく関係のないことだと思っています。
なぜならば、イベントで私の本を買ってくれる方は多くが会場の試読コーナーで出会ってくださった方だと感じるからです。他にもたまたまスペース前を通りがかった方へ無配をお渡ししたところ、戻ってきてくださって、同じ作風の別の作品がないか、聞いてくださったこともありました。

2/22-24 創作BLオンリー関係性自論6無配『三鬼先生の金曜日』
こちらも同様に先出ししていますが、イベント形態がWEBオンリーのため、一時的に有償化しています。当日無料になります。買わずに待っててくださいね。

公募進捗

スプレッドシートに示している通り、ある程度いい進捗で年始はスタートしています。1月~2月上旬で7万字書けているというのが直近の達成感で、2024年のトータルで58万字くらいの書き高?から比べたらかなりのハイスピード。
ただ、ここで“できる自分”を基準にハードル設定してしまうととても辛いので、いつも自分にこう言い聞かせています。

執筆できるのは平日だけだと、月でだいたい20日。
往復の通勤と昼休みで使える時間は2.5時間程度。1日2,000字書ければいいとして、順調に走り続けられれば4万字。
電車で座席が空いて座れれば寝てしまうこともある。
筆が乗る日もあればそうでない日もある。
だから1か月で4万字書ければ御の字。

26

私にとっては月で4万字書けているというのがひとつの大きな達成なので、たとえ統計的にそれを上回る月がどんなに多くても、達成し続けることがいちばん大事だと思い、設定は変えずに継続しています。
毎月、月末になる時に猛烈に焦燥に襲われ、何とか乗り切ったというところで、その月の自分を褒められるようになります。

短編小説新人賞
執筆終わり。
初校~校正はこれから。

ちよだ文学賞
執筆終わり。期間1/14~/31(18日間)。
2/11紙校正終わり。データ打ち→二校・三校これから。

小説ショコラ
2/12~執筆予定。


おわりに

ログを書き始めるのにあたり、今まで自分の中に押しとどめていたものを、ここまで赤裸々に記録するとは思っていませんでした。
ただ、過去のコンペの結果を知るにあたり、私がWEB検索した時に有効な情報を提供してくれる方たちに感謝する瞬間が何度もあったので、これが果たして有効な情報になるかというとはなはだ疑問ではありますが、記録して留めておこうと思ったのが今の率直な動機です。
“ぜひ読んでほしい!”というものではなく、”探しあぐねている人が見つけた時に何かの力になれれば…”くらいで書いています。
ご興味ある方のところへたどり着ければいいなと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。 26

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