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第30回3分ゲーコンテストでものの見事に最下位を取った話

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KING OF DISORDER


それは未来から逆算された名である。

そのためこの記事も私から見てそれなりに遠い未来にいるあなたたちから見た時、それなりに遠い過去の僻地で使われていた極東の僻地語で書かれている。

あなたが何の因果によりこの記事を読んでいるのかは知らないが、もしろくでもない人生を生きているのだとしたら今まで生きてきた人生のすべてを振り返ってみるといい。

どれほどに惨めでも無様でも、あなたは今日を生きている事によってそこにあったすべての困難を乗り越えてきた事を証明している。

あなたは今日までのすべてを乗り越えてきた。

だから明日からのすべても乗り越えて行ける。

それを理解した時、あなたの人生は常勝となる。


誰にも勝てないお前はモタリケ


1位票0票 2位票0票 印象票3票 3分ゲーとは思えない票4票

無事に単独最下位となった私だが、これはブーメランだろうか?

当然ブーメランである。

もっともモタリケはゲーム内とはいえ過酷な環境を生存しているわけだし、その点を考えても天空闘技場であれば普通に200階まではいけるのだろうから私の中では必ずしも弱者の位置づけになっていない。

むしろゲーム内とは言え結婚までしているのだから人生の勝者とさえ言えるだろう。

このゲームもコンテスト最下位に君臨する逆王と言って過言ではない。

なお私のゲームの下にある「ホラーカードゲーム スケープゴート」はコンテスト管理人やれやれ氏のゲームであり投票対象外の作品であることを一応は言及しておく。


どこがクソゲーやねん!


  1. readmeがない

  2. チュートリアルもない

  3. 常人には無理な難易度

  4. windows用かつ縦1200の解像度

  5. (縦1080の場合)タスクバーの下に「Next」ボタンがくる

え?

これ全部素でやってるの?

むしろ悪意がないと絶対にできないよね?

悪意はないが故意の部分もあるので微妙ではある。

文学賞等で例えるなら、

  1. 添付文章がない

  2. 梗概もない

  3. 本文が万葉仮名

  4. 原稿用紙を縦に使用して横書き

  5. (400字詰めの場合)用紙の裏まで見ないと本文がつながらない

のような感じだろうか?

どうしてそんなことをする!

別に「わざと」ではない。

結果的にそうなった、というだけである。

その後に残されるのは「矯正するか?矯正しないか?」の問題でしかなく、私は「矯正」しなかった。


やめとけよ、死ぬだけだぜ?


武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり。

「3分ゲーコンテスト最下位」。

そんな程度の結果がいったい何だと言うのだろう!

物事の結果には一般に望ましいとされる結果と望ましくないとされる結果とがある。

だが、すべての川は流れることに意味があり、たどり着く先は海である。

海はどんな川の流れも拒まずに受け入れる。

種々の結果を得て喜びも悲しみもない時、海が不動であるようにその知恵も不動で確立したものとなる。

戦いに挑む時、結果を目的としてはならない。

また、無為に執着してもならない。

正しい決断を前にした時、あなたは何を臆する必要があるのか?

あなたが我執により「私は戦わない」と考えてみても、あなたのその決意は空しい。

悪人が望みもしないのに力ずくで駆り立てられるかのように悪事を行うのと同様に、「私は戦わない」と決めたところで結局はあなたの本性があなたを戦いに駆り立てる。

そこに山があったならあなたは登らなければならず、そこにコンテストがあったならあなたは参加しなければならない。

ネズミは回し車の中をその本性に従って走り続ける。

回転するべき車輪を回転させぬ者は空しく生きる者だ。

Memento Mori.

あなたの身体はあなたの本性から生ずる行為に縛られている。

そして、だからこそ命の意味は生きることそのものにあり決してその結果にはない。

行為の結果がどうであれ、その結果は堂々と受け入れたらそれでいい。

あなたが海に出る以上は、あなたも海の一部となるのだから。

この世界に生きるすべての命という命は死への走性を持っている。

どんな命も死へと向かって走り続ける。

すべての命がたどり着く先は死であり、死はどんな命も拒まずに受け入れる。

自分の望む結果ばかりを行為の動機とする者は憐れだ。

流れ弾に倒れる者は流れ弾に臆する者に勝る。

朝毎に懈怠なく死して置くべし。

それが「生きる」ということなのだから。


Mors Certa 26 December 2024


誰の役に立つでもなく、誰に求められる訳でもないカレンダー計算。

びっくりするくらい役に立たなくて、面白いほど意味がない。

それでも私にとってはやはり大切な思い出であった。

西暦2024年12月26日、私の名とこのゲームとはしかるべき約束の地に埋葬された。

半永久的なリンクという名の墓標と共に。

その場所は知った者しか訪れないが、時にはたまたま通りすがった者たちの目にふれる事もある。

その場所には「この世界にはお前の居場所などない」と言われてしまった多くのゲームたちが眠る。

だが、生きている者に死が必定であるように、死んだ者にもまた生は必定である。

たとえ今は私がカレンダー計算をやめるとしても、いつの日か再び誰かがカレンダー計算を始めるだろう。

私はその者のために歌を歌う。

Happy Birthday, Dear My Friend.

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