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バージョンアップテストの事例が少ない?

はじめに

プロダクト開発において、言語、フレームワーク、データベース、外部API、サポートしているOS、ブラウザなどが適宜バージョンアップされるたび、それらに追随しながら開発している現場があるかと思います。

現在、所属している開発チームでは、フレームワーク、データベース、外部APIのバージョンアップが発生するたびに、積極的に最新バージョンに適用しています。

QAエンジニアとして、そのようなバージョンアップの時に、どういう思考プロセスでリグレッションテストケースを導き出していくのか考えるにあたり、インターネットで他社事例を調べてみることにしました。

意外にもバージョンアップ時のリグレッションテストの事例を紹介している記事を見つけることができませんでした。本記事は、バージョンアップテストの事例を検索しても、そんなにヒットしなかった理由を考えました。

バージョンアップテスト事例がヒットしなかった理由

仮説1 検索キーワードが良くなかった

以下の検索キーワードで検索し、私自身が欲しいと思った「テストケースを導き出した方法を記した」記事です。他社事例がもっと公開されてても不自然ではないのにと思っています。
もっと検索キーワードを変えて、調べると出てくるかもしれないので、この仮説が正しいかもしれないです。

検索キーワード:バージョンアップテスト

検索キーワード:osバージョンアップ テスト観点

検索キーワード:バージョンアップテスト 検証項目

仮説2 バージョンアップの記事に包含されている

このケースはありそうです。”〇〇バージョンアップ”で調べると、バージョンアップの記事がかなりヒットします。
バージョンアップのテスト内容に言及している記事も少なくない印象です。

仮説3 事例を共有するほどの目新しさがない

バージョンアップそのものの過去事例はよく目にします。

  • バージョンアップによる変更箇所を見て、テスト項目を考えていく

  • 全体的な基本機能は自動テストでカバーする

この方法がスタンダードであり、目新しさがないということでしょうか。

まとめ

変更箇所を精査し、プロダクトへの影響範囲を特定することは難しいと考えています。リグレッションテストを実施することはとても重要ですが、バージョンアップ時におけるリグレッションテストケースの導き方(選定方法)は、とても有益な情報だと思っています。
他社事例も引き続き調べながら、実体験に基づき、記事化できたら良いなと思っています。

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