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【WS】8連パン!?6門2電源グリザイア【リンク軸】

1.はじめに

どうも、エルヴィーです。
最近、自由時間の大半を友人たちとのリモートWSに使っているため、noteを書く時間があまり取れていません(嬉しい悲鳴)。
友人たちに感謝しながら、無理なくnoteは続けていけたらなと思います。

閑話休題。
今回のネタですが、またしてもあの男が持ってきてくれました!
最新弾の注目ギミックを使ったデッキです。



2.寄稿にあたって

どうも、じろうです。
待ちに待った「グリザイア果実vol.2」が発売されました!
本当に嬉しい...

今回の構築はタイトル通り、バーンを含め最大8パンを狙う大味なもの。
新弾のカードが中心で、1000円を越えるカードも採用されていないので、組みやすいのかなとは思います。
Twitterなどでもあまり見かけないので、変わったデッキが好きな人にもオススメです!



3.コンセプト

「CXのトリガー時能力を活用して手札と盤面を整え、2種のCXコンボを同時に使って勝つ」

つまり「ブランエールの種」をフル活用したデッキということです。
CXのトリガー時の効果を複数回誘発することで、破壊力抜群のフィニッシュを目指します。

スクリーンショット (373)



4.構築

スクリーンショット (374)

デッキコード:M2LP


さて、今回もメインギミックから紹介します。
リンク関連のカードたちです。

・《帰ってきた天才 一姫》 3枚
・《国防装置としての役目 一姫》 3枚

スクリーンショット (373)

今回追加されたリンク能力の中核です。
ざっくり説明すると、
「天才」は、CX使用時に1コスト払うことで、「ブランエールの種」CXとして使用できる能力。
「国防装置」は、CXトリガー時、控え室の「ブランエールの種」CXをトリガーできる能力。

ここで重要なのは、使用時に控え室で参照するCXとトリガーするCXはそれぞれ「ブランエールの種」CXである必要がない、ということです。
自分自身、最初は「ブランエールの種」CXで統一する必要があると勘違いしていました。
これに気付いてからは構築の幅が広がり、CX連動も好きな物にできました。

この2種を思い出に飛ばせた場合、控え室に《涙の再会》があれば、《再会、そして…》《気がついた幸せ》は電源としても使えることに注目。
連動に必要なキャラとCXを1度に準備できます。

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実は、最速で思い出に飛ばす必要は無かったりします。
1連動を「ブランエールの種」に頼っていないからです。
レベル2になると相手のキャラを倒せないタイミングが出てくるので、その時にチャンプアタックで思い出に送れば十分だと考えています。

そこまでで1枚ずつ引き込めればいいので3枚ずつ。
2枚目以降、特に国防装置は使わないですからね。


・《楽園を目指す少女 天音》 4枚
・《楽園を目指す少女 一姫》 4枚

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フィニッシャーです。
それぞれ単体で運用してもそれなりに強いです。
しかし今回狙うのは、一姫2枚で天音を2回再スタンドさせて、バーンも併せて最大8回アタック。
達成するには、盤面に上記のカードに合わせ、連動CX含めた手札5枚+2ストックの状況を用意する必要があります。
一見難しそうですが、門が全て電源になるため、後列に1枚準備することは比較的容易ですね。

例を挙げると、
手札:一姫+天音+CX+3枚
盤面:一姫、ストック:6
で最大値を狙えます。
基本的には一姫を電源で出します。
天音は登場時に手札を増やせるのでコストを賄えます。

ダメージが通り、早いゲーム展開によってはストックが足りないことも。
「そうなりそうだな~」と思った時は、無理に最大値を狙わず、5パン程度の動きをできるようにするのが無難ではないでしょうか。

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天音のCXコンボは特徴的ですが、1度目のツインドライブでソウルアイコンがトリガーしなくても、再スタンドした2度目以降のアタックでトリガーしたら、バーンが打てることは知っておきましょう。

また、詰めに使うCXも門と電源で選ぶことができます。
ソウル+1が欲しいのか要らないのかを、相手の状況を見て決めましょう。
ダメージは天音のサイドアタックでも調整可能。
最適な詰めのルートは練習して身に着けてください。
偉そうに言ってますが、自分もよく間違えます。


・《決意を胸に 幸》 3枚

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一応リンク持ちですが、あまり使う機会はありせん。
ただ、リンクを無視してまで採用したい集中が無かったため、色の兼ね合いも含めてこれにしています。
ごく稀に「前のターンに電源で出したレベル3を、CX連動を使ってから後列と交換する」というプレイをすることも。


続いて、これらを支えるカードたちの紹介に移ります。

・《迷宮に咲く花 由美子》 4枚

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前述の通り、CXは手札が増えるトリガーが望ましいです。
その中でも、連動を安定させてくれる門は相性が良いため、由美子を選びました。
6枚採用の門のおかげで連動を連打しやすく、序中盤は電源でこのカードを出すことも多々あります。
山札の枚数調整の核となるカードなので、必ず3面というより効率良くリフレッシュを狙う意識が大切です。


・《さっちんクッキング》 4枚

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山札削りを補強してくれるカードです。
ノーコストなのが優秀。
序盤に2種の一姫を思い出に飛ばすのにストックが必要なので、そちらにストックを回せます。
CXは門で賄えるので、1連動を連打するための控え室回収も相性◎。
レベル0は確定で拾えるため、システムカードにもアクセスしやすく使いやすいです。


・《夏へまっしぐら! みちる》 4枚

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超ハイスペックカード。
中盤以降も仕事がある移動は強すぎますし、デッキスロットを圧迫せずに控え室回収が入るのは強いってプリコネから言われてます。
このデッキはストックを温存したいため、頻繁には使いませんが、トリガーしたCXを綺麗に処理するために重宝します。


・《迷宮に咲く花 一姫》 3枚

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ストックを手札に還元するカード。
レベル1以降は毎ターンCXを使い続けるのが理想のため、使う機会はそこそこあります。
移動と同じくストックを綺麗にする役割が大きい他、1連動と合わせて山を削り切るためにも使えますね。

後述しますが、このデッキは電源トリガーを生かしやすいので、後列を1つ空けながら戦う方が効率が良いです。
なので、このカードは前列でアタックする使い方が望ましかったりします。
雑に使うと本当に欲しいタイミングに無い場合があるので、よく考えて使いましょう。


・《幼げな容姿 千鶴》 1枚

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手札に目的のCXが無いときに使うカード。
主に序盤の1連動CXにアクセスするために使います。
また、山札の上を2枚確認できるので、リンクの一姫と相性が良いです。
CXが見えたらアタック順を工夫することで、トリガーしたCXを処理しながら思い出に飛ばせます。
控え室にあればさっちんクッキングで必ず拾えるため、1枚は入れたいカードです。


・《普通?の転入生 幸》 2枚

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電源で出す候補カードです。
このデッキを使うで、重要なのが電源の使い方。
安易に2/2を出してもソウルが過剰になりやすいですし、簡単に倒されてしまう環境です。
それなら、「倒されたキャラを蘇生することで、序盤の電源を任意のカードにしてしまおう」という発想です。
つまり、このカードは5枚目以降の1連動ですし、条件を満たしていれば「1枚目のトリガーの門は、全てキャラにも変換できる」と解釈できます。
実質《《スプリガン》の剣士 キリト》ともいえるんじゃないでしょうか?

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・《最後のご奉公 幸》 2枚

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「じゃあ、なんでこれが入っているの?身代わりでよくない?」という話ですが、それはソウルアイコンの数の都合です。
無理なく採用できるソウルアイコン持ちでした。
現状でさえデッキの半分もないので、これ以上減らすと最終局面で困ったことになります。
という理由で、2/2と身代わりを2枚ずつ採用している訳です。

1連動を何度も使うコンセプト上、手札の枚数は確保できているはずです。
それで増えた手札をアンコール使うことで、どんなキャラでもアタッカーとしてカウントすることができます。

今回は手札から出す場合、あえて2コスト使える幸にしましたが、構築済みに入っていたみちるでも良さそうです。

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・《お節介焼きな転入生 天音》 1枚

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門トリガーで過剰になったCXをキャラに変換するカード。
電源をトリガーした時に出せる、7枚目の1連動としても運用できます。
ソウルアイコンを持っているのもいいですね。

これもまたストックを消費するカードですが、「こんなにストックを使うカードばかりで大丈夫か?」と疑問に思われるでしょう。
これはメインプランの1連動の連打をできている場合、ほとんどストックを使わないので、案外どうにかなります。

トリガーしたCXを処理するに越したことはないんですが、無理してまでやる必要はありません。
リフレッシュ直後にリンク条件を満たすため、あえてストック残しておく、といったこともできますから。
しかしまあ、山札を回転させまくる都合上、戻すCXの枚数が多いに越したことはありません。


・《迷宮に咲く花 幸》 2枚

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このカードの強いところは、レベル3回復2000応援と全部です。
さっちんクッキングでレベル3を回収するため、レべル3を増量。
1コストで回復できるので、「まだ詰め切れないな」という時に耐久するプランも取れるようになります。
後述しますが、相手のキャラをしっかり倒せた方が都合がいいので、2000パンプも有用です。


・《終わりよければ全てよし みちる》 1枚
・《学園祭でもメイド 幸》 1枚

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みちるは数少ないメタカード。
幸も1連動を守れる可能性があるカードです。

グリザイアにはノーコストのレベル1カウンターもあります。
幸を優先したのはソウルアイコンを持っているから。
山札1枚を削る効果も、タイミングによっては十分効果的です。



5.不採用カード

「グリザイアと言えば」的なカードたちが入っていないので、その説明だけ簡単にしようと思います。

・《別れと約束 一姫》

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回復メタと呼ばれるカード。
「グリザイア」を使う理由にもなり得るカードです。
ただ今回は3つの理由から不採用になりました。

①枠が無い
この効果の回復メタは、思い出に2枚以上飛ばしてからが本番だと思っています。
となると4枚採用が望ましいのですが、今回はリンクギミックに6枚も枠を割いています。
他の入れたいカードを優先した結果、枠がありませんでした。

②ストックが無い

このデッキのストックは、リンクのために2種の一姫を思い出に送るコストや、山札の枚数管理に使うコストに回したいです。
不採用の現状でさえ、詰めまでのストックはピッタリなことが多いです。
さらに2コスト以上使うとなると、最後の詰めが弱くなってしまいます。

③相手の回復を制限する恩恵が少ない

このデッキは6~8連パンを狙うデッキです。
相手が3-0ならもちろん、レベル2の後半からでもフィニッシュできるだけのパワーがあります。
なので、1~2点の回復程度なら、そこまで影響がありません。
2ストックあれば1回アタックが増やせるので、回復メタより詰めにストックを使った方がいいと判断しました。


・《名実ともに天才 一姫》

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選抜カードその1。
相手のリバース時能力を避けたり、アタッカーの再利用に使ったりします。
やはり、このカードを採用する枠もありませんでした。
また、アタッカーの再利用には身代わりの幸で十分だと判断しました。


・《餌付け》

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選抜カードその2。
控え室の回収ならノーコストのさっちんクッキングに軍配が上がります。
ピンポイントの回収も移動みちるで事足りました。
そもそもこのデッキに黄色という色が合っていないというのが大きいです。



6.マリガン&プレイング

○マリガン
電源のトリガーは2枚なので考慮しません。
レベル0と1連動セットをキープします。
移動やリンク2種は優先的に残しましょう。


○プレイング
・レベル0

マリガンで探した移動とリンク2種であまり無理せず殴りましょう。
リンク2種はチャンプアタックもします。
確実に思い出に送りたいのと、相手の霞互換をケアするためです。

・レベル1
1連動で山札を削りながら手札の質を整えます。
ストックをあまり使用しないで済む方法を考えましょう。
毎ターンCXを使いたいので、特に1連動CXはできるだけ手札にキープするようにしてください。

・レベル2
レベル2でも1連動を使い続けます。
CXをトリガーしたらリンクで盤面にキャラを出し、手札にCXを回収します。

・レベル3
天音と一姫を並べて〆。
非常にシンプルです。

ここまで単純にいけば簡単なんですが、なかなかそうも行きません。
一姫の効果タイミングが「アタックの終わり」なのが厄介です。

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相手が思い出に送る手段を要していると一気に使いづらくなります。
そういった相手の場合、天音×3で詰めることを目指します。

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ダメージを無効にする防御手段のある相手には天音×2+一姫、詰めへの準備期間が短そうなら天音+一姫のように、ゲーム展開と対戦相手によって盤面を変えられるようにしてください。

最も注意が必要なのは、《帰ってきた天才 一姫》のリンク条件。
控え室に異名CXが2種類必要です。
リフレッシュ直後は特に気を付けましょう。
前述しましたが、トリガーしたCXをあえてストックに残し、リフレッシュ後にストックから控え室に落とす、といったテクニックもあります。

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7.強み&弱み

○強み
・何より強く派手な詰め
8連パンは難しいですが、プレイングでも説明した通り、相手の防御手段をケアしながら詰めに行くことができます。


○弱み
・相手の防御手段
いきなりの矛盾。
なんだかんだ防御カードや思い出カウンターには、ケアを強要されるという意味では弱みと言えます。

・相手に自由にさせてしまう
今回の構築はメタカードをあまり採用していません。
しかもパワーラインもそこまで意識していないので、相手にやりたいことをさせがちです。
相手の山札に干渉する手段もありませんしね。
その代わり、リンク達成によるCXのバリューと詰めに寄せています。
多少メタカードを入れた方が実践的かもしれません。



8.まとめ

今回は詰めの強さを重視したリンクデッキに仕上げました。
「ブランエールの種」に電源が2種あるので、それを生かしたソウルマイナスのみちるを軸にした構築もあります。

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最初にも言いましたが、CXは比較的フリーなので、リンク軸デッキの自由度は大きいです。

そもそもグリザイアがいろいろなデッキが組めそうで、これから他のデッキもいろいろ試していきます。
(個人的には大活躍蒔菜がめちゃくちゃ強いと思ってます。)

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9.終わりに

発売直後からまあまあ力を入れて研究していたデッキです。
調整には自分も結構関わってたり。
身内びいきはありますが、結構良いデッキに仕上がったと思います。

グリザイアは旧弾のアップデートも強そうですし、新弾のCX連動も面白そうなものが揃っています。
「こんなデッキが見たい!」というコメントが多ければ、じろうが答えてくれるかもしれません←

そういえば、こいつはいつじろう杯のレポートを挙げるんですかね?
せっかく優勝者やデッキ賞受賞者に話を聞いたので、必ず出します!
それではまた。




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