![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47476656/rectangle_large_type_2_6570d8b6ca06ad65c7e7a40a84d208ce.png?width=1200)
【WS】8電源Summer Pockets【サマポケ】
1.はじめに
どうも、エルヴィーです。
前回の予告通り、仲間のデッキ紹介となります。
じろうからネタを貰いました(3度目)。
「サインのイラストがかっこいいタイトル」で上位に入る(と勝手に思っている)サマポケの紹介です。
サインは各キャラのキービジュアルとのこと。
(僕はやったことないので詳しくないですが...)
今回は【8電源】の構築の紹介になります。
ん...?
2.デッキコンセプト
8電源らしく、一番は盤面制圧。
そうして貯まったストックを早出し回復、ソウル減、レストカウンターに使います。
攻めるカードがほとんどない、「とにかく盤面を制すること」に重点を置いた耐久デッキです。
そのために意識したのが13000のパワーライン。
詳しくは後述します。
3.構築
デッキコード:CF4B
○レベル0 枚
・《“仲良しさん”静久》 4枚
パンプのない代わり、思い出に行く多生。
コンセプトのために必須のカードです。
2枚は思い出に送りたいので序盤投げていきます。
中盤以降、アタックトリガーの電源で役割終わった1/1など圧殺し、相手に踏んでもらうというテクニックもあります。
ソウル減効果で回収後、次ターンに出してレストカウンターを回収する動きは、相手からすれば鬱陶しいでしょう。
・《“振り返った先にある夏”うみ》 4枚
2ルックして相手が選ぶ効果。
メイン中に手札のキャラを切れるので、電源との相性がいいです。
できれば、ありす互換がよかったですが。
《時間》なので、早出し回復の条件を満たせます。
1ターン目に1/1を場に出す確率を上げるために最大枚数の4枚。
・《“白羽の伝承”しろは》 4枚
控え室回収集中。
トップチェックの役割は、単に集中のヒット率向上だけではありません。
「初パンで電源をトリガーするから、手札から使わなくていい」「初パンさえ電源がトリガーしないなら、手札から使っても無駄な圧殺はないな」など、CX絡みの判断に使えます。
序盤から引きたく、サーチもしたくないため4枚。
道中も手札に抱えやすくなり、電源トリガーで圧殺しても、再登場がしやすくなります。
また、CXが多く見えてしまった場合の山札ケアにも必要です。
・《“攻めたファッション”静久》 3枚
スーパーショートカット。
他の8電源と差別化でき、構築もここまで盤面取りに寄せられるのは、このカードのおかげです。
ただ1500を2回振るだけですが、助太刀圏外から安全に殴ったり、2面上から踏んだりと、盤面の取り合いで大いに役立ちます。
電源対面や早出しが強いタイトル(アニバSAOなど)に頻繁に使い、また緑として上位後列の素出しにも活躍するため3枚。
自由枠とも言えますが、個人的には必須だと思っています。
○レベル1 11枚
・《“お姉ちゃんとの時間”蒼》 4枚
1/1手札アンコール。
8電源のマナー、ルールなので4枚。
手札の不要なカードを面に変換できるだけで強いし、電源用のキャラを落とせるのは皆さんご存知の強さ。
・《“側に居てくれ”美希》 2枚
2種類目の1/1/7500。
こちらは榛名復帰持ちです。
他にも候補はいますが、1-0赤発生の時に手札から出せることを重視してこのカード(他の候補たちは後程触れます)。
アンコールと並んだ時、ここのみ踏まれても、他が確定で残ることになるため、ゲームしやすいと思います。
アンコールと同じ7500というパワーも優秀です。
・《“頭に浮かんだ料理”七海》 1枚
2000カウンター。
ダイレクト面をもらいことで、スーパーショートカットが更に使いやすくなります。
3/2うみがいると0コスト3000カウンターとなり、15000~15500のパワーを返せるのは強力。
ただ、基本的には相手が3/2うみを踏んでくる状況でのみ必要なので1枚で十分だと思います。
・《 Summer Pockets》 4枚
4ルックイベント。
有名なプレイヤーが採用していたので、試したところ感触が良かったです。
山札をコスト使わずに1~4削れ、手札に欲しいカードを持ってきたり、電源で出したいキャラを控え室に用意できたりします。
相手ターンに弱い山札をさらしても、静久のソウル減とレストカウンターでしのげるので、自分のターンに使えれば十分です。
実質デッキが46枚になるので、強い動きの再現性を高めたいという、デッキの方向性とも噛み合っています。
○レベル2 5枚
・《“夏の日差し”しろは》 4枚
2/2の1000ガウル。
11000と《時間》特徴で本当にありがとう...
13000が強いことを活かしたデッキなので、アンコール持ちより良かったと思います。
まあ、アンコール持ちでも強いですが(笑)
手札から出すプランを取ることも多く、また黄発生にも使えるので4枚。
・《“塗り替えていた記憶”美希》 1枚
レストカウンター。
コンセプト。
キャラのため、集中や多生、4ルックイベントで触れるので、ピン差しでもゲームに絡めやすいです。
このカードを2回打つのが理想で、相手が詰めに来たターンや、光景を打たれる前のターンに使えると◎
盤面を取った先に欲しいカードなので1枚。
まずは盤面取りできるカードを採用したいです。
こいつを如何に使いこなせるかが、このデッキの難しいところであり、面白さだと思います。
○レベル3 11枚
・《“いつか見る未来”うみ》 4枚
早出しの思い出回復。
こちらもコンセプトのカード。
回復条件は集中と2/2で満たすことが多いです。
多生を少なくとも2枚は飛ばしてから他のカードを思い出に送りましょう。
回復しなくてもソウル減+レストカウンターで粘れるので、使うタイミングは慎重に。
多生飛ばすと生を実感します。
なるべく多く手札に抱えたいので、最大枚数の4枚です。
・《“どっちもぼっち”しろは》 3枚
回復+ガウルパンプ。
回復持ちの中で一番噛みあっています。
最大11500になりますし、《時間》だから思い出回復の条件も満たせます。
サーチしないけど、山札の上から引きたいので3枚。
ここと早出しが入れ替える候補になると思っています。
・《“祝福の紙吹雪”静久》 2枚
2000応援とソウル減。
サマポケで8電源をやる理由になるコンセプトカード。
ソウル減の時に好きなカードを捨てられるので、手札の過剰なCXを処理できます。
回収した多生も手札を整える手段として再利用できるのは強いです。
この考え方をすると、中盤に使うことがあるので覚えておきましょう。
手札からも出しますし、D.C.のようなバウンスを絡めやすい対面に2面出すこともあるので2枚。
・《“大人への抵抗”うみ》 2枚
カウンター付与とリバース時1点バーン。
こちらも8電源をやる理由になるカードだと思います。
手札の不要なカードがすべて2000カウンターになる他、各種カウンターのバリューが引きあがります(レストカウンターも4コストで使えます)。
ついでに打つ1点バーンも効率よくダメージを与えられ、ストックのCXも吐けるので優秀です。
手札から出すのも弱くなく、早期に出てくるだけで相手は困るので2枚。
○クライマックス 8枚
・《長い夢の終わり》 4枚
・《もう1回……いい?》 4枚
これらについては特に書くことはありません。
折角の8電源なのに、双子要素が少ないことくらいでしょうか?
4.不採用カード
検討をしましたが、不採用になったカードたちです。
・《“サマードレス”しろは》
リバース時3ルック。
当初「めっちゃ強いじゃん」と舞い上がったいましたが、多生と思い出にいく条件が被っていることに気づき不採用。
・《“手の繋ぎ方”識》
霞互換とトップチェック。
3500出るのが優秀で、中盤以降もトップチェックとして役割が持てます。
ですが、後列に下げたいカードが集中しかなく、後列も電源で盤面が埋まるため、強く使えるのが後攻1ターン目、先攻2ターン目しかありません。
・《“メイド服”蒼》
1連動。
不採用の現状でもリソースは十分足りています。
このカード自体が、コンセプトの「強固な盤面形成」に貢献しないので不採用。
・《“何度目かのファーストキス”静久》
1/1のサブアタッカー候補。
比較的緩い条件で7500になります。
デッキとして青が発生しにくく、手札から出せないのを嫌って不採用です。
・《ちびうみ》
もう1枚の1/1のサブアタッカー候補。
こちらは比較的採用されるカードです。
うみと美希はコンセプトに合わせて変えると思います。
今回は盤面を制圧し、相手への処理の要求値を上げる狙いがあるので、取ろうとすれば取れる美希を優先しました。
【D.C.】や【Anniversary軸SAO】など真互換が入ったデッキと対戦していて、美希が踏まれてリソースが消えた、となるケースがなかったことも理由です(あくまで体感ですが)。
うみでもリソースは続くと思いますが、上記の対面に真互換でアンコール持ちを処理された返しに、6000の1連動を踏み返せない状況が多く感じたのも要因の一つです。
・《ちょっとだけ、ばいばい……》
疑似リフイベント。
パワーカードなのは間違いありません。
序盤はクロック2ドローを続けるため、少ない枚数でも引き込みやすく、引けるだけで動きの幅が増えます。
ただ、自分の弱い山札を処理したい時と電源を手札から使って盤面を作りたい時が被る状況で打ちづらかったです。
もちろん、リフレッシュ直後にトリガーする電源のバリューも生かせません。
なので、弱い山札は削り切って処理する方針に。
4ルックイベント採用+序盤は集中を捻り続けるプレイで一貫することにしたため不採用です。
このカードには相手の山札の圧縮を崩す役割もあるため、むしろそれを優先してこのカードを採用するのはありだと思います。
・《“二人で料理”しろは&うみ》
全体1000パンプ。
8500ラインを形成でき、攻めにも使えるカード。
ただし、後列1面は集中が常駐し、もう1枠も道中は電源登場枠、終盤は3/2静久にしたい。
強く使えるターンが限定されるので不採用。
2/2しろはと選べる場合でも、よほどアタッカーが揃っていない限り2/2しろはを優先することが多いです。
・《“夏の思い出”蒼》&《空門 藍》
レベル3の電源連動の双子。
連動を生かそうとすると《“妹想い”藍》も必要になり、必要なデッキの枠が多くなりすぎます。
形成するパワーラインも一段階低くなってしまうので不採用としました。
5.マリガン&プレイング
○マリガン
4パターンに分けて考えています。
①1/1あり、電源あり
レベル0を1枚、電源を1枚、クロック2ドロー用の赤を1枚キープ
②1/1あり、電源無し
全てマリガン
③1/1無し、電源あり
電源は1枚キープ、レベル0の2ルックうみを探しにいきます
④1/1無し、電源無し
レベル0を残して全てマリガン、集中が複数枚あるなら電源ケアで1枚捨てることも考えます
○プレイング
・レベル0
1/1を並べることを意識します。
CXが見えすぎた場合や、相手がレベル0でもたついている場合は、ゲームスピードをゆっくりに。
集中を使う機会を増やし、山札削り(とリソース確保)をします。
・レベル1
1/1を手札から出せるようになります。
盤面に1/1が2体、2/2が1体出せているとベストです。
・レベル2
13000での盤面制圧を狙います。
2/2を2枚とその後ろに3/2静久を並べましょう。
後は回復やレストカウンターを集めます(余裕があれば集中も)。
3/2うみも早期に出せると、なお良し。
静久が後列にいる時に、集中圧殺して後列にうみを出す選択肢を取りやすくするためにも、集中は4枚欲しいです。
・レベル3
耐久しつつ、1点バーンを入れていきます。
無計画に使うと、レストカウンターやソウル減のストックが足りなくなるので注意。
思い出から回収した多生は、チャンプアタックか思い出回復で、思い出に送り直しましょう。
6.パワーラインの話
ある意味コンセプトに近い話となります。
2/2しろはの項でも触れた、パワー13000についてです。
端的に言ってしまえば、環境のレベル2でのパワーラインの多くが12500だと考えています。
さらに、各タイトルのパンプ値が1000~2000なので、3/2うみの2000カウンター付与も有効です。
実際にいくつかのタイトルを挙げてみます。
①デアラ
○基本のパワーライン
・《“最悪の精霊”狂三》10500+《精霊を救うために 琴里》2000 =12500
・《時崎 狂三》10500+《精霊を救うために 琴里》2000 =12500
・《凛とした佇まい 十香》10500+《精霊を救うために 琴里》2000 =12500
○主なパンプ手段
・《“空分かつ剣”十香》のバウンス効果 +1000
・《時崎 狂三》のバーン効果 +2000
②D.C.
○基本のパワーライン
・《“タイムカプセル”立夏》11000+《一緒にお料理 二乃》1500 =12500
○主なパンプ手段
・《家族になろう 乃絵里》の登場時効果 +1500
③プリコネ
○基本のパワーライン
・《子供達のママ サレン》10500+《ぼっちのエルフ アオイ》2000 =12500
○主なパンプ手段
・《初めてのお店 ミミ》のアタック時効果 +2000
この3タイトルが全てとは言いませんが、よく見るタイトルなのは間違いありません。
大会であれば多数のプレイヤーが使用するであろうタイトルに強く出られるパワーラインなのは大きいと思います。
7.強みと弱み
○強み
・環境的に強い13000のパワーライン
詳細は前述したとおりです。
やはり3/2うみが強力で、手札の役割持てないカードを盤面取りに生かせるようになります。
・優秀な防御手段
盤面制圧をした先のソウル減とレストカウンターが優秀です。
環境的にも、貯めたストックの使用方法としては強力な防御手段だと思います。
先行したダメージを追加打点で追いつくのではなく、凌ぐことで追いつくイメージです。
○弱み
・盤面を取ることが前提
デッキが「盤面取りのカード」と「盤面を取った先に使うカード」で構成されています。
なので、一度盤面を取られると、立て直しが困難です。
・集中への依存度が高い
手札を整える手段がほぼ集中のみです(多生は思い出に行ってしまうため)。
後列を補強しにくく、アタッカーを後ろに配置するのも難しいことがあります。
・バウンスが死ぬほど重い
これは8電源デッキ共通の問題だと思います。
1面バウンスされるだけで、3/2静久やレストカウンターのバリューが下がってしまいます。
思い出から気軽に飛んでくる【D.C.】の《ふたりの特別な時間 有里咲》は許せません。
8.終わりに
皆さんに謝らなければならないことが...
冒頭で「サマポケはサインがかっこいい!」と言ったにも関わらず、今回の構築ではサインのあるカードが1枚も採用されていませんでした。
お詫びに、その中でも特にかっこいい(と個人的に思っている)《“夏の思い出”しろは》を紹介させてもらいます。
「このカードのサインはかっこいい」「このタイトルは光らせてる」といった声を、エルヴィーまでお寄せください。
【8電源サマポケ】についての質問・意見はじろうまでお願いします。
次回のネタは相変わらず未定ですが、デッキ紹介をできたらいいなと思っています。
それではまた。