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【WS】8宝プリコネ

1.はじめに

どうも、エルヴィーです。
大会が活発になってきたところで、また感染者数が増加。
またしても中止になってしまうのでしょうか。
参加するときは細心の注意を払いたいものです。

さて今回は、ここ最近愛用している【8宝プリコネ】の紹介をしようと思います。
大会で見かけることも多いと思うので、少しでも参考になれば幸いです。



2.コンセプト

「毎ターンCXを使って、ダメージを押し込む」

8宝という構成上、手札にCXは集めやすいです。
トリガーで得たアドバンテージを、効率よくダメージに変換します。
常に打点レースを意識し、最後まで駆け抜けるデッキです。



3.構築

スクリーンショット (265)

デッキコード:LDYW


○レベル0 20枚

《腹ペコな美少女剣士 ペコリーヌ》 4枚

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霞互換。
このデッキの序盤の要。
こいつを引けるかどうかで、アタック数に直接関わってきます。
後述する《 初めてのお店 ミミ》とも相性がいいので、中盤も活躍します。
黄色発生にも使うので最大枚数の4枚。

・《二人の約束 ハツネ》 4枚

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移動と多生(もどき)。
最序盤は移動として、それ以降は控え室回収として活躍します。
初手で欲しく、終始強いので4枚です。

《サレンディア救護院 サレン&スズメ》 4枚

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まゆりとストブ効果。
色発生の補助、序盤の山削り、控え室回収と1枚3役の効果です。
相手依存ながらストックに還元できる能力も。
この効果を複数回絡めることで、終盤までストックの心配がほとんどなくなります。

《小さなガイド役 コッコロ》 3枚

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山札集中とパワーパンプ。
リソースと山札管理の要。
唯一の山札の中を見る手段なので、集中が当たったら、宝トリガーでストブしたカードを確認しましょう。
経験でのパワーパンプも3色発生前提のこのデッキでは強力です。
自ターン中のみのパンプですが、相手ターンのパワーを考慮していないので問題ありません。

《王への疑惑 クリスティーナ》 3枚

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収録中とトップ2ルック。
3枚採用は多いと思われるかもしれませんが、負け筋を潰すカードなので、この枚数です。

8宝の負け筋として、
①宝を手札に抱えすぎる
②打点が過剰になりキャンセルされる

の2点が挙げられると思います。

収録中はCXの処理方法としてコスパに優れます。
トップ2ルックもトリガーを確認できるので「ソウルアイコンがあるから宝を使うのをやめよう」「宝をトリガーするから手札の宝を使おう」といった判断をすることができます。
このカード1枚で2つの負け筋をケアすることができます。

こういったカードをサーチする動きは弱く、常に保険として1枚欲しいので、3枚になりました。

《森での遭遇 コッコロ》 2枚

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デメリット持ち4000。
あまり採用を見かけませんが気に入っています。
デメリットも、イベントは採用していませんし、カウンターもレベル2以降からしか使わないので、全く気になりません。

このカードの役割は、
①黄色の増量
②先攻1ターン目に出すアタッカー
③相手のキャラを倒せるレベル0

の3つです。

①については、霞だけでは不安だったので、黄色のレベル0なら何でもよかったです。
②③の2点がより深刻でした。
②は移動が引けないと貧弱なパワーのキャラが棒立ちになり、相手に楽をさせてしまいます。
③も、霞が引けないと他のレベル0のパワーが2000もないので、相手のシステムキャラさえ倒すのに一苦労でした。

これらの問題を解決するために、黄色の高パワーが出るキャラを探して見つけたのがこれです。
《ごきげんな歌 リマ》もいましたが、こちらを優先しました(理由は「4.不採用カード」にて)。


○レベル1 8枚

《主を導く役目 コッコロ》 4枚

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3ルックの1連動。
プリコネには採用圏内にある1連動は複数ありますが、このカードが一番使いやすいと思います。
対応CXも宝で、連動を狙いやすいです。
緑に移動や集中があり、無理なくデッキに入る色と言うのも大きな要因。
3ルック後の1000パンプは任意のキャラを選べるので、宣言は忘れないようにしましょう(自戒)。

《 初めてのお店 ミミ》 3枚

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島風改とCXトリガー時に手札入れ替え付与。
【8宝プリコネ】を【8宝プリコネ】たらしめているカードだと思います。
自ターン中のパワーを重視し、宝をキャラに変換できるこのカードは、リソースの要です。
宝のトリガーを期待できる時は、1連動より優先することもあります。
島風改のパンプを霞に振り、霞でこのカードを後列に下げ、次ターンも使いまわすプレイは結構やります。

《見知らぬ妹 リノ》 1枚

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前列全体-500と早出しメタ。
基本的に相手の早出しには後述の《子供達のママ サレン》の早出しで対応します。
しかし、パワーが足りない、早出しができない、そもそも手札に無い、ということも多々あったので、一種のお守りとして採用しています。


○レベル2 3枚

《ぼっちのエルフ アオイ》 2枚

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レベル3応援と相手の山札操作。
現状オンリーワンの効果です。
「いつ使っても強い!」わけではないですが、相手からしたら使われてだけで嫌な効果なのは間違いありません。
「2枚まで」なので1枚ずつ確認しましょう。
1枚目でCXが見えたときに止めるかどうかは、相手の山札と相談して判断します。
2枚の中にCXが無かったとしても、その場で有効な方をマーカーにできるようになるためには、多様なデッキへの理解が必要になります。
ノータイムで選べるようになるとなお良いです。

・《海中散歩 ユウキ》 1枚

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3000カウンターと思い出送り。
強固な盤面作りが本質ではないこのデッキで、カウンターは基本不要なのですが、周囲がそれを許してくれないため、採用しています。

①「かぐや様」の《天才たちの真剣勝負 かぐや》の連動のリバース要求

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②「ダ・カーポ」の《賑やかな朝 ひまり》の連動の特徴4枚以上の条件

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③④「転スラ」の《受け取った姿 リムル》や「アサルトリリィ」の《戦場に舞う 夢結》のアタック終わり時の効果

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パッと挙げただけでも、これだけのカードに有用なので、枠を作って採用しました。
これらの対面では意識してキープするようにしましょう。
難しい場合は収録中1枚をこれに変えるのもアリです。


○レベル3 11枚

《妹思いの超能力者 ハツネ》 4枚

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千鳥回復と2点バーン付与の3連動。
癖のない効果ではありますが、レベル2の後半から決められるほどの強力な効果ではありません。
地道に通してきたダメージを生かし、最後に詰め切るタイプの連動です。
3連動は《クエスト達成! キョウカ》も試したのですが、そちらについては後述。

《子供達のママ サレン》 3枚

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回復とCX2枚以下早出しと後列×500パンプ。
早出し回復がこれしかないので採用。
1連動が山札を削れるので、早出し条件は比較的簡単に満たせます。
後列に置きたいカードが集中と3応援アオイしかないため、早出しできそうならアオイも一緒に用意できると◎。

《私の願い シオリ》 2枚

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武蔵と条件付き助太刀イベント不可。
レベル0が多いので高打点は期待できませんが、ダメージ効率がいいのは間違いありません。
よく作る盤面はハツネ2面+シオリ1面です。
黄色はこのカードのためだけにレベル置き場に置きますが、その価値は十分あると思っています。

《クレープ屋の亭主 ラビリスタ》 2枚

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光景とアタック時ソウルパンプ。
ハツネの雑なバーン連動でも詰め切れるのは、このカードのおかげです。
相手の強い山札を壊して押し込みましょう。
アタック時のソウルパンプも最後の打点調整に有用です。
パワーパンプは相手ターンまで継続するので、忘れないように。
1枚だとストックに行った時にケアが大変なので、2枚採用しています。


○クライマックス 8枚

《勝利のために》 4枚

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1連動の対応CX。
道中使うのは基本こちらです。
多生や収録中で1連動を使い回し、リソースを稼いでいきます。

《姉妹の絆》 4枚

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3連動の対応。
宝だからと言って油断していると、必要なタイミングで手札に無いということになってしまいます。
レベル2中盤からは意識しましょう。



4.不採用カード

《ごきげんな歌 リマ》

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強制中央移動と条件付き3500。
黄色の増量として採用されることもあるカード。
ユニークな移動テキストを持っています。
序盤は高いパワー、終盤は後列から入れ替わっての身代わりとして活躍できます。
ただ、現在3500というパワーラインが信用できず、不採用となりました。

かぐやが霞+オカ研(orフィレス)、DCが霞+真で4000を簡単に作ってきます。
移動も強制のため霞でリバースしやすく、相手に簡単にアドバンテージを稼がれてしまいます。
今回採用した4000コッコロは、これらのカードに+αでないと上から踏まれません。

《帰るべき場所 キャル》

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擬似リフレッシュ。
弱い山札をケアしたい時に活躍するカード。
しかし、役割が1つしかないカードを複数枚採用したくありません。
1枚だけだといざという時にアクセスできないことがあるのが嫌でした。
折角のシフトも赤が少ないので、イマイチです。

《素敵な仲間と共に ミソギ》

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CX使用時に往復パンプとCXトリガー時の手札入れ替え。
書いてあることはどちらも強力。
しかし、不採用となったのはあまりにもCX依存の効果だからです。
CXを使えなければパンプできませんし、トリガーしなければ恩恵は受けられません。
CXトリガーのケアなら島風改だけで十分事足ります。
サレンを早出しする場合、場にいるだけでパンプをしてくれるアオイの方が欲しいことが多かったです。

《クエスト達成! キョウカ》&《リトルリリカル大冒険》

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採用候補のレベル3とその対応CX。
結論から言うと、キョウカは強かったのですが、門が微妙でした。
トリガーした門を処理するためにストックを使う動きが弱かったです。
圧縮先がストックしかないこのデッキで、キャラ回収や山札ケア以外に無理やりストックを使いたくありません。
その点宝は手札に来るので、ストックにCXが行くことはありません。
ストブは不確定ですが、無視できる確率だと思います。



5.マリガン&プレイング

○マリガン

・先攻
移動まゆりを優先して探しに行きます。
4000コッコロもキープ。
は無理に探しませんがキープ対象です。
レベル1は連動コッコロのみキープ。
CXもコッコロの対応のみキープします。

移動>まゆり≧4000コッコロ>霞、+1連動セット

・後攻
まゆりを探しに行きます。
代わりに移動の優先度は低いです。
4000コッコロは後手でも強いのでキープ。
1連動セットについては先攻と同様です。

霞>まゆり≧4000コッコロ、+1連動セット


○プレイング

・レベル0
マリガンで集めたカードたちでアタックしていきます。
まゆりがある場合、ドローゴーはせず、1ストック以上は用意しましょう。
まゆりや多生でコッコロ連動の準備も進めます。
まゆりのストックに飛ぶ効果は、よほどのことが無い限り使いましょう。


・レベル1
連動コッコロと島風改が解禁。
1周目ならコッコロは3枚めくって構いません。
霞もレベル1になってすぐなら活躍できます。
島風改を下げるかコッコロを下げるかは手札と相談してください。

コッコロの連動を複数ターン使うと、手札に余裕ができるはずです。
その時は手札のまゆりを後列に置いて、ストックに変換する機会を逃さないようにしましょう。

・レベル2
早出しとアオイが解禁。
早出しができる状況でも「とりあえず出せばいい」という訳ではありません。
レベル1の延長で十分ならば、ストックの消費を抑えつつアタックしていきます。
自分が判断基準にしているのは以下の4点です。
①回復を出す必要があるか
相手とのダメージレースと比べて判断します。
明確にリードしていると言えないなら、出した方がいいです。
②ソウル2を出す必要があるか
せっかく出しても打点が大きくなってキャンセルされたらダメージレースで有利になれません。
このデッキは28点をいかに入れるかが主題です。
③パワー10000以上を出す必要があるか
相手がもうすぐレベル3になるという状況で出しても、簡単に処理されるので損になります。
アオイやカウンターにもよりますが、2回アタックすることを目指したいです。
④ストックを使う必要があるか
相手の光景の有無で判断します。
どのタイトルにあるかは覚え、可能な限り相手の光景の位置は追うようにしましょう。

アオイを出すタイミングも結構難しいです。
ストックと手札に余裕がある相手の山札の圧縮が固いという状況下では出し得です。
ただそうでない場合、手札とストックをいたずらに消費してしまうので、冷静に判断しましょう。

・レベル3
連動ハツネ、武蔵、光景が解禁。
ハツネの連動では、3-0から詰め切ろうとしても、難しい場合もあります。
そういう時はサレンや武蔵でアタックして中盤まで押し込み、次のターンに連動を使って決めきりましょう。
当然、こちらの山札状況や相手の詰めの強さにもよるので、そのあたりは臨機応変に。

こちらが先にレベル3になってしまう、相手がレベル3で展開してもストックが多いまま、という劣勢は光景でひっくり返すしかありません。
そのような試合展開なら、光景は意識して抱えるようにします。



6.強み&弱み

○強み
・強力なレベル0
「かぐや様」までとは言えませんが、レベル0のキャラは粒揃いだと思います。
序盤にしか役割のないカードが少なく、中盤以降でもある程度の活躍が望めます。

・環境的に中盤から強力な圧縮をするデッキが少ない
これはブシロードの調整の賜物ですね笑
おかげでダメージが通りやすく、早期に相手をレベル3まで押し上げることができます。
他にここまでスピーディーに攻められるデッキも無いと思います。
相手の準備が整う前に決めきりましょう。


○弱み
・キャンセル運に左右されやすい
ガンガン攻め込み、28点を押し込むデッキなので、キャンセルされるとキツくなります。
特に連動もなしにCXを使った際、圧縮率の低い山札でキャンセルされると、こちらのリソースが細くなってしまいます。

・光景の影響を受けやすい
最後の詰めに向けてストックを温存するデッキなので、ストックが2ケタ目前まで貯まることも少なくありません。
また、こちらが攻めるデッキなので、相手が先にレベル3になりやすく、ストックを使う前に光景持ちのキャラの登場を許してしまいがちです。

・相手のキャラを倒しきれないことがある
島風改を使うことで倒せることは多いのですが、島風改の正面を処理できないこともあります。
控え室のキャラ回収のためには、多生や収録中を出す必要がありますが、それらのキャラはパワーが低いのでアタッカーには不十分です。



7.終わりに

本当はシャニマスの紹介をできればよかったのですが、どうもまだ納得いく構築が見つかっていないので、保留となりました。

【8宝プリコネ】は癖のないカードが多く、ゲームプランも好みです。
競技シーンに持ち込むならこれかなぁ、と思ったいたりします。
皆さんの「今大会で使うならコレ!」というタイトルがあれば、エルヴィーまでこっそり教えてください。

次回ですが、18日に「第2回じろう杯」が開かれるので、そちらのレポートを書くつもりです。
それではまた。


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