#国土軸の旅(3日目①)雨の朝、下鴨神社へ。
ツイッターにはなんとなく書きたくなかった旅がある。何せ神戸から札幌まで鉄路と航路だけで帰ろうというのだから、そういった心の裏の内にしまっておいたエピソードの入る隙くらいいくらでもある。
本当はこの連載にも出さないエピソードがあるのサと気取ってみたいのだが、薄っぺらい私の薄っぺらい旅にそんなものはありゃしないのでnoteで出し切るつもりだ。
と、いうわけで国土軸の旅の3日目は、雨の中で自転車をこぐつもりにはなれなかったので京阪電車でとりあえず北の終着へ向かうところからはじまる。
ベッドが硬かったので早起きできた。
お分かりだろうか。
私は森見登美彦作品の聖地巡りがしたいだけである。下鴨神社を目指したのも、そもそも下鴨幽水荘という言葉からの連想がゆえなのだ。
8:27頃に鴨川デルタに着く。
やたら広いのでなるほどコンパもやれるんだなぁと思ったりするが、これは2024年の感想である。
どうやら世界遺産らしい下鴨神社に朝から入れるのが意外だったが、その頃にはもうメッシュのスニーカーが濡れていたので玉砂利がかえって有り難かったりした…ような気がする。
歴史ある下鴨神社はかつて城でもあったらしく、そういえばこの辺りは洛中ではなかったんかなぁと思うが、これもまた2024年の感想である。
「糺の森」って言葉いいよね………
参拝と散策を終えた私は同じ京阪本線沿いにある京都国立博物館へ向かうことにした。雨が降っていたので屋内型施設へ行くことにした。
追記:前回記事が2023年12月7日だったあたり、毎年国土軸の旅シーズンになると記事を更新するようになるらしい。このペースだとシリーズ完結が11年後の今頃になるだろう。いや終わるだけマシかな?
(ところでツイッターで書きたくない旅ってなに?)