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英語にのめり込んだきっかけ
大学受験予備校の英語講師、英会話学校のクラスメート、松本道弘氏の3つの事柄が大袈裟に言うと自分の人生を英語にのめり込ませた。
⒈ 大学受験予備校の英語講師
今ではTVのCM等でいろいろな講師の宣伝をしているが、当時はそんなCMも無かった。それでも有名な講師はそれなりにいた。しかし私が影響を受けた講師は全く有名でなかった。受験的な指導はほとんどせず、英語が話せる素晴らしさを凄く熱く語る講師であった。外国人を交えての講義もありその講義は全て英語であった。英語での授業の内容はほとんど理解出来なかったが、日本人でもこんなに英語を使える人がいるのか?と10代後半の自分は衝撃を受けた。その講師は故・松本享氏のお弟子さんで”Think in English”とよく授業中に叫んでいた。俺もいつか英語を自由に話せる様になりと漠然と思った。高校の同級生であり予備校でも同じだった友人もこの講師に共感し、お互い英語が上手くなったら良いなと語ったものだった。彼は青学に入学しESSに入部し英語に磨きを掛けていた。その後音信は途絶えているが、ごくたまに彼の事を思い出し、彼の英語力に追いつけ追い越せと自分に言い聞かせている。再会した際は普通に英語で近況を語れる様になっていたい。
⒉ 英会話学校(自分以外、全員女性)
大学入学後、漠然と通訳って格好いいな〜と思っていた。当時空手部に所属していたが、英語をより話せる様になりたいと思っていた。英語を話す機会が必要と考え通訳学校の英会話クラスに申し込んだ。ネイティブの女性の先生ひとりと生徒は私入れて8人程で私以外は全て女性だった。英語を話せるようになると女性にもてるのか?と錯覚したのを覚えている。生徒は中高年の年配者が多かったが、一人美大大学院の女性がいた。その美大の方に少しでも褒めらたくて、英語学習に凄く身が入った覚えがある。英語学習とは関係ないが、美大の方に”デートして下さい”とお願いしてデートすることが出来て嬉しかった。しかし”あなたにはもっと良い人がいるわ”と言われ失恋した。。何を言いたいかと言うと”女性にもてるかもしれない”といった不純な動機が長く続けられる秘訣なのかなと思う。
⒊ 松本道弘氏
大学時代に大学の生協で手にした松本道弘氏の著書、私はこうして英語を学んだ、を影響を受け、英語を使えるようになりたい、英語で生きる、と真剣に思った。本によって人生が変わるとはこういう事かと実感した。私の師匠である。
日米口語辞典は中古品しかない模様だが、全ての英語学習者の目から鱗の本だと思う。少しでもこの境地に行ける様、日々精進している。