noteがSpectrum Tokyo Festival 2023にブース出展するまでの記録
2023年12月2日〜3日に開催された「Spectrum Tokyo Festival 2023」に、noteのデザインチームでブースを出展しました。
久しぶりのオフラインイベントということもあり、皆さんと直接話したり交流することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。ブースに立ち寄ってくださった皆さん、ありがとうございました。また、イベントの運営スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でした。
この記事では、ブースの制作プロセスをできるだけリアルにお伝えしていきます。
メンバー紹介
今回のブース出展に、主に関わったメンバーです。また、ここに載せきれない多くの方の協力を得て、イベント当日を迎えることができました。
ブース設計
ブースに来てくださる方をイメージして、以下のようなユーザージャーニーを描きながら、ブース全体の流れを検討していきました。
ジャーニーに合わせて、ブースの配置も決めていきました。
最終的に、2日間合わせてデザインカードを450枚以上お渡しすることができ、40名以上の方とおしゃべりすることができました。
デザインカード
カードの裏側にはQRコードを載せていて、各テーマごとのマガジンへ遷移できるように作っています。マガジン内の記事はnoteのデザインチームみんなでテーマの担当を決め、それぞれがおすすめの記事をピックアップしています。
マガジンはデザインカードがなくても見れるので、興味のあるテーマを探してみてください。今後も各マガジンに、おすすめ記事を追加していきます。
制作日誌
ここからはブースのキックオフミーティングからイベント当日まで、具体的にどんなスケジュールで動いていたかを、時系列に沿って具体的に紹介していきます。始まりはイベントから約2ヶ月前に遡ります。
10/4(残り59日)
Designshipでの各社のブースを参考にイメージを膨らませる
ブース出展で達成したい目標やゴールを考えるが、まとまらずに終了
10/16(残り47日)
昨年のブースで行っていた「デザイナーお悩み相談室」をベースに、深めの話ができるブースを目指すことに決定
10/20(残り43日)
ブースのイメージをより細かく検討
作成するグッズを確定
デザインに関するテーマごとにカード
ステッカー
液晶クロス
おしゃべりしてくれた方に、ブロックメモ&ペン
発注が完了するまでは、週1で定例MTGを行うことに
10/25(残り38日)
カードを何種類作成するか検討
たくさんワードを出してみる
テーマの種類を8つに決定
11/2(残り30日)
ブロックメモ&ペンの在庫を確保
液晶クロスとステッカーは追加で発注が必要なことに気づく
11/8(残り24日)
ブースの配置をFigJam上で検討
ロールアップバナーを追加発注することに
11/15(残り17日)
この日から定例MTGが1時間に拡大
カードの印刷枚数を決定
今後のイベントでも使えそうなので多めに発注
カードのデザインの方向性を確認
A案で決定
当日のシフトを検討開始
11/20(残り12日)
おしゃべりボードのデザインを検討
11/22(残り10日)
ボードに合わせて、モニターに表示する内容を調整
11/28(残り4日)
オフィスでお試し設営
カードの視認性を高めるべく、2段で並べるための台があると良さそうだと気づく
11/29(残り3日)
カードを入れておく箱を3Dプリンターで生成
透明な台を100均で調達
11/30(残り2日)
カードが到着
カードに紐づいた各マガジンに記事を追加するもくもく会を実施
12/1(残り1日)
会場で設営しながら、配置などを最終調整
12/2(本番1日目)
モニターの表示内容やブースのオペレーションなどを適宜調整
12/3(本番2日目)
SNS交換に便利なNFCタグを調達
ブース出展を終えて
Spectrum Tokyo Festival 2023が終わり、みんなの記憶が残っているうちにイベント全体のKPTを実施しました。KPTの中からいくつか抜粋してみます。
また、KPTとは別の時間を確保して、おしゃべりや懇親会で聞いたことや話したことを共有するMTGも行いました。他社のデザイナーの仕事の進め方だったり、おしゃべりしているときに気づいたことなど、わいわいと楽しい雰囲気で振り返ることができました。
noteではプロダクトデザイナーを募集しています
ここまで読んでみて少しでもnoteに興味を持っていただけた方、普段はプロダクトデザインをしているけどブース出展のときにチームみんなでわいわい取り組みたい方、noteのデザイナーとお話ししてみませんか?ご連絡をお待ちしています。
※この記事は noteのみんな Advent Calendar 2023 の23日目の記事です。