元NICU看護師が早産超低出生体重児を産んだ話②
〜まさかのMF ICU入院〜
まさか自分が早産になるなんて思ってもいなかった。
そりゃみんなそうか。
長男が妊娠中の時からお世話になっている助産院に第二子妊娠発覚後も通い、
自分の身体、骨盤ケアもしていたし、
元気に働いていた。
いまの今まで全く切迫兆候もなかったのに、
まさかまさかの早産だった。
MFICUに入院になったその日は、
いつもの様に妊婦健診行って、
帰って家の掃除してと朝から頭の中で計画を立てていた。
この時点で25週、
診察時に先生とちょろっとお話して、
お腹のエコーして終わりかなーと思いきや、
一応経腟エコーもしておきますか〜となり、
お股おっ広げてエコーもしてもらう。
エコー入れるないなや、先生の様子が変。
いつもそんなスピーディーに話さない先生が、
やけに早口で、
え?最近お腹張ったりとか、
出血とかなかったんですもんね??
と何度か同じこと聞かれた記憶。
焦り出してるのなんとなくわかりはじめる。
ちょっと病棟空いてるか確認して!
と後ろの助産師に話しかけながらエコーする先生。
助産師さんもバックヤードでバタバタバターっと動き出す。
あー、これはやばいやつ、、、。
私→ふぅーっと深呼吸。
先生は一呼吸おいてエコー見ながら私に、
いや、あのね、胎胞が出ててね。
これは入院ですね。
とりあえずこのまま動かないで。
あーそうですか。それはやばいですねー。
と割と冷静にお股開げていた。
うーん、とりあえずカテ(おしっこの管)入れて上(病棟)いくか。
と先生が助産師に伝えてるのも聞こえて、
はぁー、臨入患者となってしまったのかー、
病棟看護師さんたち、申し訳ねーなぁ。
と、考えてた。職業病だね。
そのままあっとゆーまに尿道カテーテルを挿入さた。
3歩くらい歩いてストレッチャーへ移乗。
(本当はベット上並行移動したかったぽいけど、部屋の構造上無理だった。)
こんだけお股広げてたら尿カテも瞬殺〜!
と感動した記憶。
たまにおばあさんとかどこに尿道あるの?
って人いるからね。
なぜかまだまだ生まれるなんて思ってない私。
産科管理入院、初体験にドキドキしながら
天井をみつめてストレッチャーに乗っていた。
そもそもストレッチャーに乗って移動も初体験だったな。
やっぱり足元から進むって大切と思ったのは覚えている。
〜病棟に到着後から〜
次に続く。