【古代/未来環境】ミライドンex解説【2万字】【全文無料】
アギャス! ミライドンです
前回の記事へのたくさんの反響ありがとうございました!
ミライドンが好きな方や興味を持っている方って案外多いんだなあと思いました
気になった方は前回の記事を見て頂けると嬉しいです
前回の記事
https://note.com/25oclock/n/nb617630aff26
今回は前回から大きく環境が変わったので、新環境のミライドンデッキの叩き台として書くことにしました
環境のメタの変革に沿って随時更新、追記をしようと思っています。『ミライドンに興味がある人や対策したい人』の参考になれば嬉しいです!!
ミライドンexデッキとは
解説に入る前にミライドンの強みをおさらいしておこうと思います
前回の記事でも書きましたが、ミライドンの他のデッキと比べての強みは『盤面形成の容易さと殴り出しの速さ』です
『ミライドンex』は特性『タンデムユニット』を持ち、雷タイプのたねポケモンを2体までベンチに並べることが出来ます
昨今『VIPパスゲー』などと揶揄されることも多いですが『ミライドンはVIPパスに頼ることなく盤面を準備出来ること』は大きな評価点です
これは再現性の高いデッキであることを意味しており、“何試合もする中でも理想の盤面を用意して戦うことが比較的容易である”とも言えます
あらかじめ対面ごとに作る盤面を決めておけば『タンデムユニット』を使用してその盤面を形成するだけと非常に簡単で、ミライドンが場に出れば種切れはほぼ発生しないため盤面形成において高い安定感を誇ります。
もうひとつの強みは殴り出しの速さです。
ミライドンexは後攻1ターン目から技を使用してサイドを進めることが出来るデッキタイプです。
強力なグッズ『エレキジェネレーター』の存在で後攻から攻撃が出来ます
雷タイプには僅か2エネで高い打点を出せる『ライコウV』や『ボルトロス』といった強力なアタッカーがいるためハードルはあまり高くはありません
先攻の相手がポケモン一匹で番を返したときに後攻から攻撃出来ればイージーウィンを拾えるため『ポケモンカードゲームにおいて後手1から攻撃出来るのはとても強力』です。
相手が盤面を作るよりも速く盤面を形成し、ボードアドバンテージを作りやすいのがミライドンの大きな強みです
ミライドンと新環境
前環境『レイジングサーフ』ではカプ・コケコexを新たに加えて環境入りしたミライドンですが、現環境『古代の咆哮、未来の一閃』でも非常に強力なカードを手にしたことで注目のデッキタイプとなりました
それが『テツノカイナex』です
特徴的なのは下技『ごっつぁんプリファイ』で気絶したポケモンからサイドを1枚多く取れる非常に強力な技を持っています
このカードはミライドンにとって非常に革命的で『2-2-2』や『1-2-3』といったサイドプランを通しやすくなり、ミライドンのアグロ性能を大きく引き上げてくれる1枚です。
これまで『1-1-2-2』などの4回攻撃するプランを要求されていたところをテツノカイナを絡めることで攻撃回数が1回分少なくなる恩恵は大きく、ミライドンが苦手としていた『サーナイトex』や『リザードンex』、『ロスト系』などの非ルールが絡んだりポケモンを倒す要求が重たいデッキに対して今までよりも強く出られるのは非常に強力です。
ミライドンexはテツノカイナを無理なく採用出来るほか、ライコウVやライチュウV、コケコex、ボルトロスなど強力なアタッカーが多数いることから『テツノカイナに依存し過ぎない点』も優秀でカイナが攻撃出来ない時でもライコウやミライドンで攻撃するなど柔軟にプランを組み立てることができます。
まとめ
ミライドンはテツノカイナによって強力な勝ち筋を獲得した
テツノカイナにより苦手な対面との相性が改善された
デッキリスト解説
現環境のミライドンex(博士型)について個人的な基盤(確定枠)を紹介します
ポケモン(14枚)
ミライドンex・・3枚
この構築の主軸です。
強力な特性『タンデムユニット』を持ち、ベンチに雷のたねポケモンを好きなように展開することが出来ます。
この特性によりミライドンデッキは対面ごとに理想的な盤面を用意しやすく盤面の再現性において優れています。
技『フォトンブラスター』も強力で、種のポケモンV、exを一撃で倒せる高い火力を出すことが出来ます。
スタートして欲しいカードなこととサイド落ちすると困るため3枚です。
2枚のリストもありますし試したのですが、『タンデムユニット』が使えないとポケモンが並ばないデッキなので小心者の私はサイド落ちが怖くなって3枚にしました。(ミュウVMAX3枚目採用と同じような感じ)
ライコウV・・1枚
構築のサブアタッカーです。
後手の場合このポケモン始動で攻撃することが多いです。
2エネで最大220ダメージという強力な技に加え、ただで1ドロー出来る小回りが効く優秀なカードです。
採用しない理由が無いというか勿体無さ過ぎるので必ず採用しましょう。
ライコウが重要な対面が『ミュウVMAX』、『後手全般』などであり、『必要なときかつ尚且つサイド落ちする』ことが無ければ問題ないためその事象はある程度は割り切れると判断して1枚採用にしています。
テツノカイナex・・2枚
今弾からの新カードです。
下技『ごっつぁんプリファイ』を使用してトドメを刺すことで非ルールからサイドを2枚、ルール持ちから3枚と取り進めて少ない攻撃回数で試合を終わらせることができます。
HPも非常に優秀で230と一般的なV,exに比べて高く、220ラインを意識した攻撃を耐えるのが強いです。
テツノカイナを安定してゲームに絡めるためには2枚欲しいので2枚採用しています。
スタートすると気まずいので1枚+ヘビーボールなども考えましたが『サーナイトex』や『ロストバレット』など『即時で2体投げたい盤面』があるため2枚にしています。余談ですがSRがゲノセクトVぽくて好きです
ライチュウV・・1枚
構築のフィニッシャーです。
唯一の青天井火力で大型のポケモンをワンパンするためのポケモンです。
2枚採用すると1体目を雑にベンチに出せるようになり森の封印石の受け先として機能する点、高火力アタッカー故に置いておくことで相手視点で無視できずプレッシャーを与えられる点が強力なので2枚欲しい場面が多いですが、釣竿を採用すれば1枚でもなんとかなる(サイド落ちしても必要になるのは基本的に中盤以降でサイドから拾えてることも多い)ので1枚にしています。
こっちを2枚にしても構いません
メリープ‐モココ・・2枚‐2枚
デッキの大切なシステムポケモンです
特性『エレキダイナモ』が強力で手張り以外の方法でエネルギーを場に供給出来るため常に盤面に1匹以上置いておきたいです。
逃げエネが2でバトル場に縛られやすいので余裕があるときはエネルギーを1枚つけておいて手張りで逃げられるようにしておくといいでしょう。
サンダー(エレキシンボル)・・1枚
このカードはリザードンexにいる「エンテイV」や「トドロクツキex」、ミュウVMAXやサーナイトexに対して要求を下げられる便利枠です。
ミライドンexの『フォトンブラスター』が230ダメージになることでHP230のV、exをワンパン出来るようにしたり、ライチュウVの『5エネトラッシュのダイナミックスパーク』が310となりサナやミュウをより低い要求で倒せるようになります。
環境にトドロクツキexやエンテイVが一定数いるので今は必須です。
「リザードンex」や「トドロクツキex」対面など、サイド1枚のポケモンを挟む必要がある対面ではアタッカーとして運用します。
『フォトンブラスター』やベンチフル展開の『ライトニングロンド』と合わせて「220(230)+110=330(340)」となり、リザードンexを倒せるのが偉いです。
ミュウex・・1枚
構築のジョーカー的な存在
採用理由は『逃げるエネルギーが0』な点と特性『リスタート』が手札の細くなりやすいミライドンにおいて強力だからです。
ミライドンというデッキにおいて逃げ0はとりあえず前に出してエレキジェネレーターを撃ったり出来るので非常に便利です。
それだけでなく『キバナ』や『学習装置』といったカードを採用すれば、『ミュウexをアタッカーとして起動することも可能』です。
役割対象は「ギラティナVstar」、「リザードンex」、「かがやくゲッコウガ」などで特にギラティナを返せる点が優秀です。
「リスタートってそんなに強いの?」と思う人も多いかもしれませんが、ミライドンというデッキは『ポケモンやエネルギーが抜けていくことで終盤に掛けてデッキの質が良くなる』という性質があり、思ってる以上にリスタートで有効牌を引けることが多いです。
実際の対戦でもスタートでボスを引いてきたり、ナンジャモの返しにリスタートから博士に繋がって復帰出来たりと何度も助けられました。
イキリンコex・・1枚
現代のデデチェンジ
入れる入れないは結構好みが出る1枚ですが、後手殴りがやりやすくなったり初手で山札を一気に引けるのでミライドンの爆発力を最大限引き出せる推しカードです。
地味に技『気合を入れる』も優秀で、闘抵抗を持っているので苦手な連撃ウーラオスに対してエネ加速しつつ壁になれたりします。
初手事故をボール1枚で防いでくれるカードでもあります。
このカードについてよく「負け筋になるから嫌い」という意見を聞きますが、ことミライドンexにおいてはポケモンが全員脆いので負け筋のことはあまり関係無く気軽に採用しやすいです。
個人的にベンチを埋めてしまう点以外は一切デメリットを感じず、先日行われたLAICで優勝したミライドンデッキにはシニアマスター両方でイキリンコexが採用されていました。
個人的には準必須枠です。
最近のポケカの傾向として負け筋になるイキリンコやネオラントといったポケモンが敬遠されがちですが、そうは言ってられないこともたくさんあります。
ミライドンではイキリンコexを出して負け筋になるデメリットよりもパーツが揃わず攻撃出来ないデメリットの方がが遥かに上回ると思ってるので気軽にイキりましょう!!
この手のカード(デデンネ、クロバット、テテフ、ネオラント等のルール持ちシステムポケモン)にしては珍しくスタートしても大丈夫なところも良いところです。
グッズ、道具(17枚)
エレキジェネレーター・・4枚
運要素が絡むもののエネルギー加速が出来る最強の雷タイプ専用グッズです
1枚でもつけばボルトロスやライコウが攻撃出来るので強力です
また、エネルギーが付けば付くほど山からエネルギーが抜けていき、『デッキの質が良くなっていく(サポートが引きやすくなる)』ためデッキ圧縮という面で見ても強力です
使えば使うほど強力なので4枚以外ありえません
ネストボール‐ハイパーボール・・2枚‐4枚
ボール系統のカード
ミライドンexが『タンデムユニット』を持つおかげで構築段階でボール枠を削減することが出来ています。
ボール枠のカードは『必要札を探しに行きたい終盤において不必要なカードになりやすいが枚数を削ると初動が安定しなくなる』ジレンマを抱えています。
その点をミライドンは特性でカバー出来ているので安定感を損うことなくデッキスロットを空けることに成功しています。
少し重要な話
私がミライドンのデッキを作る際に意識していることがあって、それは『ボール枠を6枠以上作る』ことです。
このデッキで1番大切なことは『1ターン目にミライドンexを場に出すこと』です。
ミライドンを場に出せないとメリープやライコウを置けなくなり、ライコウの打点が伸びないですしモココを用意することも難しくなります。
構築段階でボール枠を削減出来るのは大きな魅力ですが、削り過ぎては本末転倒です。
ハイパーボールを優先した理由
ミュウexの『リスタート』と相性が良い
不要札を捨ててデッキ圧縮出来る
モココにアクセスしやすくなる
雷エネルギーをトラッシュに送れる
あなぬけのヒモ‐いれかえカート・・2枚‐1枚
いれかえ札
『あなぬけのヒモ』はモココを逃がせること、裏のポケモンを『ライトニングロンド』や『ギガントボルト』で狙えることから2枚にしています
『いれかえカート』について、前回までモココを逃がせる『ポケモンいれかえ』にしていたのですが『テツノブジンex』の『タキオンビット』や『ロスト系統』の『おとぼけスピット』や『ロストマイン』のようなダメカンを載せてくる動きに対して打点をずらすことで『相手のプランを崩すことが出来る』ためこちらを採用しました。
モココが縛られやすくなったので事前にエネルギーを1枚付けておく、あなぬけのヒモを不用意に切らないなどの工夫が必要な点は注意です。
モココを縛られるのがどうしても気になる場合「ポケモンいれかえ」でも全然良いと思います。
いれかえカートで変わること
ライコウVが『おとぼけスピット』+『月光手裏剣』を耐える
ミライドンexが『おとぼけスピット』+『ロストマイン』を耐える
すごいつりざお・・1枚
倒されたり博士で巻き込んだポケモンを回収出来ます。
ミライドンだと戻したポケモンを即座に『タンデムユニット』で出せる点が強力です
エネルギーを山に戻して「エレキジェネレーター」のヒット確率をあげられたりもします。
セイボリーの対策になること、メリープラインがサイド落ちしていても釣竿があればモココの立て直しが出来るのも強く個人的に好きなカードです。
森の封印石・・1枚
ゲーム中1回だけ好きなカードをサーチ出来るワイルドカード
ライコウとライチュウにしか貼れないのが惜しいですがこのデッキはVstarパワー権利が余っているので採用し得です。
シンプルに強いです
勇気のおまもり・・1枚
たねポケモンのHPを50あげる最高のカード
多くの対面で世界が変わるので必ず採用しましょう。
勇気のおまもりで耐えられる攻撃
ミュウex
サーナイトexの『ミラクルフォース』
ミュウVMAXのダブルターボ『テクノバスター』
アルセウスVstarのダブルターボ『トリニティノヴァ』
カビゴンの『どっすんグースカ』
ライコウV
ルギアVstarの『ストームダイブ』
トドロクツキexの『カラミティストーム』
アルカナサーナイトの6エネ『ブレインウェーブ』
ミライドンexの『フォトンブラスター』
リザードンexのサイド4枚『バーニングダーク』
ミライドンex
パオジアンexの4エネ『ヘイルブレード』
サーフゴーexの5エネ『ゴールドラッシュ』
カイリューVの『ドラゴンゲイル』
テツノカイナex
リザードンexのサイド3枚『バーニングダーク』
列挙しただけでもこれだけあり、あらゆる対面で恩恵があります
ペパーで引っ張ってこれるので準備しやすいのも強いですし、耐久の脆いミライドンで1ターンでも多く番を繋ぐための生命線です。
学習装置・・1枚
倒されたポケモンのエネルギーを移せる道具
ミライドンデッキはポケモンが倒されやすいのでこのカードがあると盤面にエネルギーを保持しやすくなります。
ペパーでサーチ出来るのも強力で、最後のライチュウVやテツノカイナex、ミライドンexを動かすハードルを下げてくれます。
攻撃を絶やさず行うために採用しました。
サポート(9枚)
博士の研究・・4枚
最強のドロサポ
エネを落としながら7枚引けるは強いです
ミライドンは強気に撃っても構いません
削るにしても最低3枚は必要だと思っています。
最近博士を大量に積むデッキは減っていますがシンプルながらもミライドンで1番強いサポートだと思います。
ミライドンはデッキをサポートで引き切る必要があるので変に枚数を絞らず3枚以上しっかり積んでガンガン打ちましょう。
ナンジャモ・・2枚
序盤はドローソース、終盤は強力な手札干渉として働くマルチなカード
終盤に相手の手札を絞って動きを止めたいことが多いので採用しています。
地味にリソースを切らないのが優秀です。
こちらは終盤に『ナンジャモ』を撃って手札が1,2枚になってもミュウexの特性『リスタート』で補充することが出来るので気軽に使いやすいです。
サイドを先攻しやすいデッキなので「ナンジャモ」はアンチシナジーに見えて、ポケモンが倒されやすいデッキなので相性は良いです
ボスの指令・・2枚
説明不要のカード
ミライドンは殴り出しが速く、相手のポケモンを潰すことで相手の出鼻を挫くことが得意なので必要だと思います。
枠を作れるのなら3枚あると博士で巻き込んでも使いやすいのでおすすめですが、枠との相談です。
ペパー・・1枚
ミライドンで最も評価の高いサポート
『森の封印石』+『エレキジェネレーター』や『学習装置』+『ハイパーボール』、『勇気のおまもり』など今欲しい道具やグッズをピンポイントでサーチ出来るのが強力です。
採用しないのは勿体無いくらいに優秀です。
1枚は入れておくとデッキの安定感があがるのでおすすめです。
スタジアム(2枚)
ビーチコート・・1枚
ライコウ、ライチュウ、ミライドンが逃げ0になるスタジアム
特に後攻1ターン目から攻撃する際『エネルギーを前に貼るか後ろに貼るか』で択ゲーが発生してしまい煩わしいと思ったので採用しました。
ミライドンやライコウがエネルギーを切らずに逃がせるためライチュウのために盤面にエネルギーを残しやすくなる点も強力です。
1枚は必ず採用した方がいいです
逃げ0を作れるのでエネルギーを盤面に保持しやすくなってストレス無く回せるようになります。
頂への雪道・・1枚
詳しいことは前回の雪道ミライドンの記事で書いていますが、ミライドンexというデッキは『盤面を形成する速度が速く、先に盤面を作って相手を妨害することが出来る』という特徴があります。
タンデムユニットでポケモンさえ展開してしまえば雪道を貼っても大きな影響が出にくいので相手を妨害するために採用しています。(イメージとしてはミュウVMAXに1,2枚入っている雪道に近いです)
『ジャッジマン』や『ナンジャモ』と合わせて使うことで強力なシナジーを形成し、より相手を止めやすくなります。
出遅れた時に必要になるので現環境で雪道を抜きたいとは思えません。
エネルギー(15枚)
基本雷エネルギー・・13枚
13枚ないとジェネレーターでエネが付かないのでここが最低ラインです。
13枚でも付かないときは付かないのでジェネレーターはお祈りです。
ダブルターボエネルギー・・2枚
「テツノカイナ」exの技は要求エネルギーに無色3つ含むのでダブルターボエネルギーを使えば実質3エネで攻撃することが出来ます。
ペパーで『森の封印石』と『エレキジェネレーター』をサーチしてジェネレーターが2枚つけば封印石で「ダブルターボエネルギー」をサーチすることで後手1プリファイが成立します。
キバナや森の封印石の確定サーチで引っ張ってきてテツノカイナexを動かしたりと強力なカードである「テツノカイナex」をよりゲームに絡めやすくしてくれる1枚で、仮に使わない場合でも「モココ」に貼っておけば逃げエネとして使えるので縛られることへの対策になるのも地味に便利です。
カイナの起動ターンの速さが一部の対面で明確に勝率に直結するのでカイナを動かしやすくするために採用しておいて損しないと思います。
カイナを2枚にしたので合わせて2枚としています。
採用候補カード(自由枠)
ここからは自由枠のカードを紹介します
カプ・コケコex
詳しいことは前回の記事で書いていますが、2エネで使える技『リベンジショック』が非常に強力でナンジャモや雪道と合わせて要求を上げることで麻痺で1ターン奪うことが出来ます。
麻痺を絡めれば相性不利なマッチアップですら捲ることが出来るポテンシャルを秘めているカードなので出来れば採用したかったです。(直近でセジュン選手が採用してました)
ボルトロス
2エネで殴れるコスパの良さが売りの非ルールポケモンです
サーナイトex対面とリザードンex対面、トドロクツキex対面で強力なアタッカーとして機能しますが、ロスト系統やパオジアンexには腐りやすい一面もあります。
ルギアVstarやピジョットex、パルキアVstarにアルカナサーナイトをワンパン出来るのは非常に偉いです。
バトル場限定で「マナフィ」の『波のヴェール』と同じ効果を持つので、流行りの「サケブシッポ」のベンチ狙撃を防ぐことが出来てサーナイトex対面で輝く1枚です。
「リザードンex」に対して出せるサイド1アタッカーであり、『ギガントボルト』を絡めた「2-2-1-2」プランを押し付けられます。
悪リザとサナを強く意識する場合におすすめの1枚です。
ロストスイーパー
先に貼られた『頂への雪道』や『ブーストエナジー古代/未来』、『勇気のおまもり』などの強力な道具を除去出来るカードです。
ペパーでサーチ出来るのも強力です。
ポケギア3.0
個人的に推していて入れたかったカード
ミライドンは山を引く手段をサポートに依存しているため、任意のサポートに触ることの出来るポケギアは非常に強力です。
『ジャッジマン』や『キバナ』、『ボスの指令』などの特定の盤面で強力なサポートをピンポイントで拾ってこれるのでおすすめのカードです。
ブーストエナジー未来
テツノカイナ専用の道具です
カイナの弱点である逃げエネの重さを補完することができ、『ごっつぁんプリファイ』の打点が『120(130)から140(150)』に引き上げられます。
無傷のアルカナサーナイトやカビゴンをワンパン出来るようになるので採用の余地があるカードです。
学習装置
倒されたポケモンのエネルギーを移せる道具です
ミライドンはポケモンが倒されやすいのでこのカードがあると盤面にエネルギーを保持しやすくなります。
ペパーでサーチ出来るのも強力で、テツノカイナexやライチュウV、サンダー(エレキシンボル)などにつけておいて動かすハードルを下げられるのが強いです。地味に便利
ジャッジマン
強力な序盤の手札干渉札です。
「ミライドンex」は殴り出しが速く、先に盤面を整えて相手を妨害するためのサポートとして優秀です。
「ビーダル(はたらくまえば)」や「ゲノセクトV(フュージョンシステム)」のような強力なドローソースが無いため、『タンデムユニット』や「エレキジェネレーター」でポケモンやエネを抜いてから使わないと自分のジャッジマンで自分が事故ることがあるので注意が必要です。
「ロスト系統」や「パオジアンex」、「リザードンex」に「サーナイトex」など打てると楽になる対面が多いので初動に命懸けな現在のポケモンカードゲームにおいて環境的に強いサポートです。
キバナ
個人的に推してるカード
前の番にポケモンが気絶している必要があるので状況を選びますが、確定サーチ+エネ加速が非常に強力なサポート
「ライチュウV」のためのエネルギーを一気に準備したり、「テツノカイナex」や「ミュウex」、「サンダー(エレキシンボル)」などを急発進させられる唯一無二のカードです。
特に「ミュウex」と「ライチュウV」を起動するためのカードとして評価しており、確定サーチした「エレキジェネレーター」と合わせて『ダイナミックスパーク』でのワンパンを狙ったり、『ゲノムハック』で『ロストインパクト』を使用して「ギラティナVstar」をワンパンしたりプレイの幅を広げてくれる1枚です。
嵐の山脈
雪道を割れるスタジアムでありながらボール枠にもなるスタジアムです
ボール枠を1枚圧縮出来るので強いのではないかと考えています
『後攻1ターン目から攻撃するハードルを下げられる点』や『エネルギーを盤面に保持しやすくなる点』を優先してビーチコートを採用しました。
崩れたスタジアム
「イキリンコex」や「ダメージを受けたポケモン」をトラッシュすることで負け筋を消せるスタジアムです。
「サーナイトex」と違って器用に貼るタイミングを選べずイキリンコの前に引いてしまって意味がなくなったり「ビーチコート」や「頂への雪道」の方が勝率に直結するので採用していませんが、あると嬉しいときもあるので載せておきます。
タウンデパート
ポケモンの道具を持って来られる優秀なスタジアムです。
「森の封印石」や「勇気のおまもり」、「学習装置」など欲しい道具が多いミライドンとの相性が良いカードです。
最大のデメリットとして相手にも利用されることがあり、「リザードンex」に「負けん気鉢巻」や「元気の鉢巻」、「森の封印石」を持ってこられたり、「ミュウVMAX」に「こだわりベルト」や「災いの箱」、「森の封印石」、「トドロクツキex」に「ブーストエナジー古代」を持って来られて理想値みたいなプレイをされる可能性があるので採用しませんでした。
ボスの指令、ナンジャモの3枚目
欲しいです。枠があれば入れましょう
雷エネルギー14枚目
ジェネレーターのヒット率があがります
ミライドンは雷エネルギーがあればあるだけ強いです。
勇気のおまもり2枚目
おまもりを貼って攻撃したいケースが多く、素引きしやすくすることでその要求を楽にしてくれます。
ビーチコート、頂への雪道の2枚目
雪道を増やす方が基本的には強力ですが、「ロストギラティナ」や「ミュウVMAX」を筆頭に先に雪道を貼ってくるデッキとの貼り合いになった際やや不毛なので個人的には「雪道を割れるスタジアム」を増やす方が好きです。
ビーチコートはスタートしたミライドンやライチュウを逃げ0に出来て後手殴りの成功率を高めてくれるのでビーチコートを増やす方が私は好みです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ミライドンexは拡張性、カスタマイズ性が高くリストが大きくバラけます。
この記事はあくまで叩き台です。
『自分だけのミライドンex』を作る足掛かりになれば幸いです。
読了ありがとうございました!!!
環境の変化やメタの流行を見て随時追記をするつもりです!
追記内容は対面ごとのプラン、メタに応じたデッキリストの紹介などを予定しています。
シャイニートレジャー環境の使用リスト
好みが分かれそうな部分を中心に解説します
「イキリンコex」は先日行われたLAICで結果を残したミライドンのリストに全員がしていたこと、負け筋になることよりも全力でデッキを回してやりたい動きを通しにいく方が強力な点で個人的には必須級に感じています。
ピオニー型にも入ってますね
勇気のおまもりは貼ることで攻撃を耐えられるようになるゲームが多く、除去されないことでそのまま勝ちに直結することを評価して2枚にしました、HPアップは本当に強い。
スタジアムで「ビーチコート」を多めに採用している理由は、「ジェネレーターが当たってエネが付いたのに前のポケモンが逃がせず攻撃出来ない」という自体が定期的に発生するのでその解決札になることを高く評価しているからです。
『雪道を割る』、『雷エネルギーを保持する』、『逃げ0を作ってストレス無くデッキを回す』など「ビーチコート」にしか出来ない役割が多く、ミライドンのスムーズな攻撃を支えるカードだと思っています。
ミュウやギラティナとの雪道の貼り合いは不毛なゲームになりやすく、先に貼られた際に死に札を作ってしまうのが好きでは無いので自分の動きを強くするためのスタジアムに枠を割きました。
ミライドンexはそもそもデッキタイプとして、『エレキジェネレーターをヒットさせなければ攻撃に繋がらない』のでエネルギーの現物を甘える行為は得策ではないと考えてダブルターボを1枚削って雷エネルギーを14枚としました。
対面ごとの立ち回り(順次追記)
ここからは対面ごとに意識したいこと、注意することを書いていきます。
※あくまでも理想なので実際はサイド落ちや相手によってブレが生じる可能性があります
VSリザードンex
※アルセウス型の場合
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「1-1-2-2(後攻)」
ベンチ展開
ミライドンex メリープ メリープ テツノカイナex(ライコウV) ライチュウV (先攻)
ミライドンex メリープ メリープ ライコウV ライチュウV (後攻)
ポイント(先攻)
2-2-2を狙う
最初に攻撃するミライドンexに「勇気のおまもり」をつけてサイド4枚の『バーニングダーク』を耐えられるようにする
最初にサイド1を取る場合、奇数進行になると危険(サイド4枚までのバーニングダークはおまもりを貼ればライコウやミライドンが耐えられる)なのでサイドを上手く調整する
ポイント(後攻)
1-1-2-2を狙う(カイナを絡めて2-2-2も有)
最初に攻撃するライコウVに「勇気のおまもり」をつけてサイド5枚の『バーニングダーク』やベルト『トリニティノヴァ』を耐えられるようにする
「アルセウスV 」や「ピジョットex」は倒しやすいので進化し損なった場合は倒してしまうと良い
「ミライドンex(ライコウV)の220+サンダー」でリザードンを処理出来ることを頭にいれておく
ライチュウのためのエネが無い場合でもミュウexをキバナで起動させて「ゲノムハック」で「バーニングダーク」をコピーして倒すことも出来るので頭にいれておく
ポイント(共通)
「頂への雪道」の通りが常に良いので引いたタイミングで「ジャッジマン」や「ナンジャモ」と合わせて要求を上げる
リザ側のベンチ展開が不十分なケースも多く、その場合は1体しか並ばなかった「ポッポ」や「ヒトカゲ」,「アルセウスV」を倒すことで盤面形成を阻害する
ミライドン側はリザードンに盤面を作られる前に畳み掛けて試合を高速で終わらせる
「セイボリー」や「ジャッジマン」,「頂への雪道」のパッケージが刺さりやすいのでリザが多い/きつい場合は構築段階でメタを寄せても良い
不用意にサイドを奇数進行にしない
※ペパー封印石型(エヴォリザ)の場合
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「1-1-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ,サンダー,ライチュウV (先攻)
ミライドンex,メリープ,テツノカイナex,サンダー,ライチュウV (後攻)
ポイント(先攻)
相手が完璧に回った場合は「エンテイV(ミライドンex)→リザードンex(2パン)→リザードンex(ライチュウV)」の2-2-2
相手の場にヒトカゲがいる場合「テツノカイナex」の『ごっつぁんプリファイ』を使えば楽に2-2-2を通せるので狙う
ネオラントVを場に出したときは『エンテイV→ネオラントV→リザードンex』のプランを取れるようになり少し楽
攻撃するポケモンに「勇気のおまもり」をつけて『バーニングロンド』や『バーニングダーク』を耐えられるようにする
最近増えているエヴォリザはエヴォリューションの返しにリザードを取り、盤面に複数のリザードンexが完成することを防ぐ
ポイント(後攻)
ネオラントVが出てきた場合テツノカイナexの『ごっつぁんプリファイ』で倒して「1-3-2」が通るようになるのでその場合積極的に狙う
『ライトニングロンド』始動の盤面「1-1-2-2」になることが多いので、場の「ビーダル」を倒して「ナンジャモ」の通りを良くする
後1プリファイが成立すると2-2-2が通るようになるので「ダブルターボエネルギー」を引いた時はカイナを出しておく
攻撃するポケモンに「勇気のおまもり」をつけて『バーニングロンド』や『バーニングダーク』を耐えられるようにする
ポイント(共通)
ペパー型は『ネオラントV』や『エンテイV(サンダーが必要)』といった倒しやすいHPのVポケモンが盤面に出てくるので倒す
雪道をペパー封印石やロストスイーパーで突破してくることが多いので過信しない
アルセウスピジョット型のように毎ターンのサーチに優れているわけではないため「ビーダル」を倒せば終盤のナンジャモは通りやすい
不用意にサイドを進めてバーニングダークの打点を上げない
『ごっつぁんプリファイ』に失敗しても『アームプレス』でサイドを1枚進める分には構わない(返しのバーニングダークを耐える)ので「テツノカイナex」を積極的にアタッカーにする
対リザードンまとめ
「サンダー」や「ボルトロス」を挟んでの『2-2-1-2進行』や「テツノカイナex」によるサイドの追加獲得が重要な対面です
取り上げなかった「リファイン型リザードン」については素早くテツノカイナを立ててで突っ張りながらジャッジマンやボスを連発することでサイドプランをぼったくることが可能なので積極的に狙いましょう
余談ですが『ブーストエナジー未来』や『レジエレキVMAX』を採用していると『ピジョットex』を倒してサイドを3枚取れるようになり、『2-3-1』の楽な要求でゲームを進めることが出来たりします。
レジエレキ採用型の場合は『トランジスタ』と『ブーストエナジー未来』と合わせることで170打点となり、セグレイブやカビゴンを一発で倒しつつサイドを2枚進められるようになるので採用しても良いと思います。
VSロストギラティナ
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「1-2-2-1(後攻)」
ベンチ展開の1例
ミライドンex,メリープ,テツノカイナex,ミュウex,ライチュウV (先攻)
ミライドンex,ライコウV,メリープ,テツノカイナex,ミュウex,ライチュウV(後攻)
ポイント(先攻)
「ギラティナVstar」が2面以上立つと返せなくなるので、「ミライドンex」の『フォトンブラスター』で「ギラティナV」を取る
ウッウの攻撃を受けた「ミライドンex」には「勇気のおまもり」を貼るか「いれかえカート」の回復で「ロストマイン」の圏外にする
手裏剣を撃たれる対面ですが、モココを取りに前に出てきた「かがやくゲッコウガ」を「テツノカイナex」の『ごっつぁんプリファイ』やミュウexの『ゲノムハック』(マナフィを置けていないとき)でサイド2枚進められるので最悪置いてしまっても良い
先2『ごっつぁんプリファイ』orボスの指令+『フォトンブラスター』を目標にプレイすると良い
ポイント(後攻)
後1『ライトニングロンド』、後2『ごっつぁんプリファイ』orボスの指令+『フォトンブラスター』を目標にプレイ
「ギラティナV」が前で突っ立っている場合のみ「ミライドンex」の起動を狙いたいが、無理に狙って失敗するよりは「ライコウV」で攻撃する方が良い(削っておけば後で回収出来るので)
ウッウの攻撃を受けた「ライコウV」場合は必ず「勇気のおまもり」を貼るか「いれかえカート」を使用しておく(月光手裏剣でモココライコウの3枚取りされることをケアする)
ポイント(共通)
ギラティナ視点でミライドンには『アビスシーク』を使いにくい(容易に220点を出せるため)ので「ジャッジマン」を使って手札を流す行為が有効なので活用すること
ギラティナ側はこちらの「テツノカイナex」を「ギラティナVstar」でしか返せないので「ジャッジマン」を撃ちながらカイナで突っ張ると有利に戦える
「ギラティナVstar」は「ミュウex」の『ゲノムハック』で返せるので頭に入れておくこと(ゲノムハック手裏剣も然り)
「サンダー」を挟んで「2-2-1-2」進行をするのも有効(お守り貼れてるとヤミラミでサンダーを返せなくなる)
「カウンターキャッチャー」や「ボスの指令」で「モココ」を縛りにくることが多いので、いれかえ札の管理やエネルギーを1枚つけておくなど縛られないよう工夫する
上手いギラティナはかなりしんどいので、この対面が苦手/環境に多い場合はロスト全般に良く刺さる「ジャッジマン」を採用して相手をバグらせに行くと良い
対ロストギラティナまとめ
「テツノカイナex」の刺さりが良く、上手く刺されば「ギラティナVstar」を1体しか相手にしなくても良くなったりかなり改善されました。
一方で先手で貼られる「頂への雪道」や「雪道ツツジ」など向こうからの捲り手段を返しにくく、「カウンターキャッチャー」の登場でかなり怪しい点も増えてしまいました。
「ジャッジマン」や「ボスの指令」、「ナンジャモ」を上手く使って盤石な盤面を作らせないことが大事で、そのためにも『相手の公開領域(特に前のターンにロストに送ったカード)を良く見ておく』のが大切です。
VSパオジアンex
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「2-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,テツノカイナex,ボルトロス、ライチュウV(先攻)
ミライドンex,メリープ,テツノカイナex,ライコウV,ライチュウV(後攻)
ポイント(先攻)
最初の攻撃でサイド1枚(ビッパ、ゲコ、セビエ)が前にいる場合は「テツノカイナex」から、「パオジアンex」が前にいる場合は「ミライドンex」から攻撃してサイド2枚進める
手裏剣ケアでモココを1体までに抑える
最初の攻撃に可能なら「ジャッジマン」を合わせて要求をあげる
途中で「サンダー」やお守り付きの「ライコウV」を挟む
意地でも2-2-2進行を押し通す
ポイント(後攻)
後1『フォトンブラスター』を狙う
後手1『ライトニングロンド』になった場合、先手のパオに「2-2-2」で走られてしまうため「サンダー」を挟む、「頂への雪道+ナンジャモ」などでターンを貰えるようなプレイを意識する
ポイント(共通)
「頂への雪道」や「ジャッジマン」に弱いので撃って相手のテンポを崩す
走られても「頂への雪道+ナンジャモ」で充分に捲れる可能性があるので焦らない
「ボルトロス」は特性『悪天候』を持ち、バトル場にいる際はベンチ狙撃を無効化出来ることを頭にいれておく
パオジアン側は「セグレイブ」や「ビーダル」を取られると止まってしまうケースがあるので取ることも視野
「セビエ」や「ビッパ」が1体の盤面で返ってきた場合は積極的に「あなぬけのヒモ」や「ボスの指令」で取りにいく
攻撃する「ミライドンex」に「勇気のおまもり」をつけると『エネルギー5枚までのヘイルブレード』を耐えるので積極的につけておく
対パオジアンexまとめ
この対面は「先に2-2-2で取り切った方の勝ち」というわかりやすい対面なのであまり深く考えずにプレイしても構いません。
パオジアンは特に序盤は手札干渉に弱いので積極的に「ジャッジマン」を撃って手札を流してしまうのが有効です。
「テツノカイナex」の『ごっつぁんプリファイ』で「ビッパ」や「セビエ」を取りながらサイドを2枚進められるようになったことで今まで以上に2-2-2のプランが通しやすくなって戦いやすくなった対面です。
ビーダルやセグレイブを倒して『雪道ナンジャモ』を使えば容易にターンを献上してくれることも多いので諦めずに戦いましょう!
VSルギアVstar
※白ルギアの場合
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「2-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV(先攻)
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV(後攻)
ポイント(先攻)
「2-2-2」で走る
「ノコッチ」に対して「テツノカイナex」を出して『ごっつぁんプリファイ』でノコッチを取って「2-2-2」を完遂することも頭にいれておく
「ネオラントV」や「イキリンコex」、「ルギアV」が「崩れたスタジアム」で除去される前に「ボスの指令」で呼び出して倒す
「アッセンブルスター」宣言前の「頂への雪道+ジャッジマン」が非常に重いので積極的に狙う
ポイント(後攻)
『ライトニングロンド』でルギアVを倒す
「ルギアV」単騎で「Vガードエネルギー」がついていると『ライトニングロンド』で倒せない。「ボルトロス」を採用している場合は『ギガントボルト』で倒しにいく
「カビゴン」などを壁にしてきた場合「あなぬけのヒモ」で躱して倒す
ポイント(共通)
サンダー(エレキシンボル)を出すことで「カビゴン」を「ボルトロス」で返せるので一応覚えておく
攻撃する「ミライドンex」や「ライコウV」に「勇気のおまもり」を貼ると「ルギアVstar」の『ストームダイブ』や「ミュウex」の『ゲノムハック』を耐えるのでつけて攻撃する
ルギア側は「テツノカイナex」のHP230を突破することが難しいのでカイナを育てて押し付ける動きも強力
「頂への雪道」は序盤にプレイ出来なかった場合でも取っておくと終盤「ネオラントV」の『ルミナスサイン』や「アヤシシV」の『フロンティアロード』を防げるのでなるべく残しておく
※一撃ルギアの場合
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「2-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ,テツノカイナex,サンダー(先攻)
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV,テツノカイナex,サンダー(後攻)
ポイント(先攻)
サイド1アタッカーの「イシヘンジン」が出てくるが、ダブルターボをつけずに「テツノカイナex」で倒すかボスで裏を狙う
バンギラスVがHP230なので「サンダー」を場に出す
「アーケオス」を『ごっつぁんプリファイ』で倒せばサイドレースを崩さずに「バンギラスV」の起動を難しくできるので狙っても良い
ポイント(後攻)
後攻でサイドを1枚進めた場合、「ネオラントV」を『ごっつぁんプリファイ』で倒せば「1-3-2」進行を通せるので狙う
ポイント(共通)
「一撃ルギア」は「白ルギア」と比べてやや事故りやすいので「頂への雪道」や「ジャッジマン」を狙う
「サンダー」がサイド落ちしていた場合でも「ミュウex」の『ゲノムハック』を使えば「バンギラスV」が倒せることを頭にいれておく
対ルギアVstarまとめ
「白ルギア」は元々有利でしたが「テツノカイナex」によって非常に有利なマッチアップとなりました。
ノコッチ込みでもかなり有利です。
反対に「一撃ルギア」は「イシヘンジン」や「バンギラスV」が重くやや厳しかったのですが、『ごっつぁんプリファイ』で3回の攻撃で取り切る動きを通しやすくなったのでかなり戦えるようになりました。
ミライドンが最も有利を取れる対面なので出来るだけ勝ちを拾いたいです。
VSトドロクツキex
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「2-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ,サンダー,ライチュウV (先攻)
ミライドンex,メリープ,メリープ,サンダー,ライチュウV (後攻)
ポイント(先攻)
サンダーを置いて先2『フォトンブラスター』でサイドを2枚進める
攻撃するミライドンexに「勇気のおまもり」を貼ることで、トドロクツキexに技『狂い抉る』を要求する(反動ダメージが入り返しで倒せる)
ブーストエナジーがついてしまった場合「ボルトロス」や「サンダー」を挟むことで「2-2-1-2」進行を押し付ける
サイド1のポケモンをバトル場に置いてターンを返す(前のポケモンにお守り貼っておくのも有効)
先1で「頂への雪道」をプレイすれば「ポケストップ」の持ち物検査を仕掛けられるので積極的に貼る
ポイント(後攻)
後手1でミライドンの起動を狙う
「トドロクツキex」は『隠し札』,『邪炎の翼』,『イキリテイク』などルールを持つポケモンの特性に大きく頼っているため「頂への雪道」に非常に弱く、「ジャッジマン」と合わせて使うことで完全に止まることがあるので狙う
後攻1ターン目にサイドを1枚(モルペコ、かがやくゲッコウガ、アラブルタケなど)を取った場合「テツノカイナex」の技『ごっつぁんプリファイ』を「イキリンコex」,「ネオラントV」に撃つことでサイドを3枚進めることができ、「1-3-2」のプランを通せるので頭にいれておく
ポイント(共通)
「トドロクツキex」は『HP240以上のポケモンを倒そうとした際に必ず『狂い抉る』を撃たなければならない』が、『狂い抉る』を使用すると反動ダメージで大きく削れるので上手く付け込めると良い
「勇気のおまもり」をつけた「ミライドンex」を複数体押し付けることで『狂い抉る』を誘発出来れば「2-2-2」を通しやすくなる
相手が少ないターンで大きく山を引ける型なことが多く、複数の「トドロクツキex」に「ブーストエナジー古代」がついてしまうとやや重たい対面になりがちなため「ロストスイーパー」の採用を検討
「ミュウex」の技『ゲノムハック』で『狂い抉る』をコピーしてエナジー付きの「トドロクツキex」を倒せることを頭にいれておく(これで互いがサイドを取り切ると「場にポケモンを出せなかったプレイヤーが負け」になり、「互いにポケモンを出せる場合は引き分けになる」ので注意!!)
対トドロクツキexまとめ
この対面は『相手の要求を引き上げること』に全力を割きます。
「頂への雪道」や「ジャッジマン」を早い段階でプレイして『イキリテイク』や『隠し札』を止めてしまうのが一番簡単なプランです。
次に「勇気のおまもり」をポケモンに貼ることで「トドロクツキex」に技『狂い抉る』を要求し、「なるべくHP290のトドロクツキを相手にしない」ことが有効なプレイです。
相手の盤面には必ず展開の都合上「イキリンコex」,「ネオラントV」,「ガラルファイヤーV」,「ダークライV」のどれかが出てくるのでサイドプラン「2-2-2」を通すことを目標にプレイしましょう。
デッキを掘るスピードは速いですが「ナンジャモ」に強いデッキではないので「頂への雪道」+「ナンジャモ」も有効ですが、「盤面のトドロクツキにエネルギーが供給されると詰み盤面を作られてしまう」ので過信は出来ません。
どうしても重いと感じる場合、「ロストスイーパー」の採用や「勇気のおまもり」の枚数を増やすことで比較的楽に戦えるようになるので検討してみてください。
『狂い抉る』を使用した「トドロクツキex」に対して手札干渉をしながら「サンダー」や「ボルトロス」などのサイド1アタッカーで返すプレイも有効なので試してみてください!
VSミライドンex(ミラー)
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「2-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライチュウV(先攻)
※後1『ライトニングロンド』をケアすること
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライチュウV,ライコウV(後攻)
ポイント(先攻)
『ライトニングロンド』をケアしてベンチを広げ過ぎないこと
「森の封印石」がある場合、Vstarパワーを使ってでも「頂への雪道」を持ってきてプレイしても良い
「ライコウV」は可変打点のため手張りは「ミライドンex」が望ましい
出来れば「サンダー」や「ボルトロス」を前に出して後1『フォトンブラスター』をケアする(勇気のおまもりでも可)
ポイント(後攻)
命懸けで「ミライドンex」の起動を狙う
「ライコウV」や「ミライドンex」に「勇気のおまもり」を貼って攻撃すれば返しの『フォトンブラスター』を耐えるので可能な限り貼る
「ライコウV」を起動する場合、相手がベンチ管理を徹底していればルール持ちのポケモンは倒せないので「削る」か「サイド1枚」を取ることになり、攻撃回数が1回増えてしまうことに注意
相手がサイド1枚のポケモンを差し出している場合は「ライコウV」をアタッカーに使う方が良い(エネルギー効率が良い)
ポイント(共通)
「勇気のおまもり」の押し付け合いになるため、「勇気のおまもり」の枚数や「ロストスイーパー」の有無が重要
「ミュウex」の技『ゲノムハック』で「ミライドンex」も「ライコウV(ベンチが9匹以上)」も返せるので「勇気のおまもり」がついた「ミュウex」がアタッカーになり得ることを頭にいれておく
「テツノカイナex」はHP230で「ミライドンex」の攻撃を耐えられる上、「メリープ」や「モココ」を倒しつつサイドを2枚進められるのでターボを引いた場合はベンチに置くことも視野に入れる
おまもりを貼ったアタッカーは「ライチュウV」以外では一撃で倒せないのでおまもりアタッカーを出して「ナンジャモ」を撃つなどしてターンを貰えるようプレイする
「イキリンコex」を使用する/される場合、「テツノカイナex」の『ごっつぁんプリファイ』でサイドが3枚進んでしまうので狙う/注意する
対ミライドンまとめ
かなりしょうもないミラー選手権入賞です。
初手の「頂への雪道」の解答札の有無や「勇気のおまもり」と「ロストスイーパー」の枚数や有無で有利不利が決まりやすいです。
構築段階でスイーパーの採用やおまもりが太めに採用がされているとそれだけでミラーマッチでは絶対的に有利です。
「220ライン」を基準とした壮絶なワンパン合戦になるので素でHP230ラインの「テツノカイナex」を攻撃に絡めたり、「ナンジャモ」で相手の手札を絞ったり、「ボスの指令」でおまもりを躱してサイドを進めるなどポケモンカードの基礎・基本が大切だと感じています。
VSミュウVMAX
※フュージョンミュウの場合
理想のサイドプラン
「1-2-3(先攻)」「1-2-3(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV,ライチュウV(先攻)
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV,ライチュウV(後攻)
ポイント(先攻)
必ずミュウVMAXをワンパンする
攻撃するポケモンには「勇気のおまもり」を貼る
「フュージョンエネルギー」がついたポケモンを優先して倒す(無視すると280エコーでおまもり貫通で蹂躙されて負けます)
後1『メロディアスエコー』でサイドを2枚飛ばされるので必ず「サイド1枚のポケモン」を差し出してターンを返す(無理ならせめておまもり)
ポイント(後攻)
ミュウ側は『フュージョンシステム』を使うために盤面を並べるので「ライコウV」の『ライトニングロンド』の通りが良い、起動を狙う
先2「頂への雪道」+「ジャッジマン」で終わらないようにお祈り
ポイント(共通)
止まった方が負けるので殴れないターンを作らないようにする
「メロエッタ」を「ボルトロス」や「サンダー」で返すと『2-2-1-2』で押し付けつつ攻撃回数を稼げる
「頂への雪道」に「ジャッジマン」や「ナンジャモ」を合わせてターンを貰えるように尽力する
「サンダー(エレキシンボル)」がいると「ライチュウV」が5エネ『ダイナミックスパーク』で「ミュウVMAX」を倒せるので頭にいれておく
「ミュウVMAX」を押し付けられると攻撃回数が増えてしまうので倒せるタイミング以外ではあまり付き合わないようにする
※雪道ミュウの場合
サイドプラン
「2-2-3(先攻)」、「2-2-3(後攻)」
ベンチ展開
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV,ライチュウV(先攻)
ミライドンex,メリープ,メリープ,ライコウV,ライチュウV(後攻)
ポイント(先攻)
「勇気のおまもり」のついた「ライコウV」で攻撃してサイドを進める
「頂への雪道」を先に貼る
公開領域にある「ロストスイーパー」の枚数を数えながらプレイする
ポイント(後攻)
後1『ライトニングロンド』でサイドを2枚進める(出来ないと負け濃厚)
先2「ジャッジマン」や「ナンジャモ」で事故らないようお祈りする
ポイント(共通)
「3-3」のサイドプランが通ることがあるので盤面をしっかりと見る
「イキリンコex」や「ミュウex」に「勇気のおまもり」をつけると「パワータブレット」無しの『テクノバスター』で倒されないので余裕があればつけておく
「森の封印石」は「ナンジャモ」や「ジャッジマン」で事故った際回答札になるので雑に使わない
「あなぬけのヒモ」が有効に働くことが多いので大切に扱う
「頂への雪道」は残っていれば終盤に「ナンジャモ」を合わせてプレイしたいので温存する
対ミュウVMAXまとめ
どっちの型でも厳しいマッチアップです。
「勇気のおまもり」をつけたアタッカーを押し付けたり、「頂への雪道」で止めないと「パワータブレット」+『テクノバスター』でこちらのポケモンがほぼワンパンされてしまいます。(先に雪道を貼られることも多い)
高頻度で撃ってくる「ジャッジマン」や「ナンジャモ」も重めで不意の手札干渉で事故って負けたりします。
「勇気のおまもり」の枚数を増やすとマシになりますが、最近の「ミュウVMAX」は「ロストスイーパー」の枚数が増えていてかなり辛いです。
公開領域の「パワータブレット」や「ロストスイーパー」の枚数や「ボスの指令」の枚数を確認して頑張りましょう…
VSサーナイトex
理想のサイドプラン
「1-2-1-2(先攻)」、「1-2-1-2(後攻)」
ベンチ展開
ミライドンex,テツノカイナex,ライコウV,メリープ (先攻)
ミライドンex,テツノカイナex,ライコウV,メリープ (後攻)
ポイント(先攻)
爆速で「テツノカイナex」を準備する(先2で作れると良い)
ダメなら「ライコウV」に「勇気のおまもり」を貼って攻撃する
「ボスの指令」で「キルリア」を倒す
ポイント(後攻)
後2までに「テツノカイナex」を準備する
先2の「吠え叫ぶ」や「ムーンライトリバース」をケアしてメリープを1体だけ置かない(なるべく2枚同時に)
ポイント(共通)
雑にメリープを置かない
「テツノカイナex」に「勇気のおまもり」をつけることで7エネまでの『ブレインウェーブ』を耐えるので要求を上げるためにもつける
ダメカンの載った「サーナイト(アルカナシャイン)」を「サンダー」で取れると良い
「イキリンコex」が「サケブシッポ」の「吠え叫ぶ」でワンパンされるので「勇気のおまもり」を貼っておく、不用意に出さないなど注意する
「頂への雪道」+「ナンジャモ」で止める
「サンダー」がいると5エネ『ダイナミックスパーク』で倒せるので終盤までにエネルギーが5.6枚用意出来るような盤面作りを意識する
環境に増えている場合「カプ・コケコex」や「ジャッジマン」、「セイボリー」をいれると楽に戦えるので採用を検討する
対サーナイトexまとめ
正直結構きついです。
「クレセリア」ですら「メリープ」が倒されてきつかったのにベンチ狙撃してくる「サケブシッポ」の追加のせいで簡単に「モココ」や「イキリンコex」を倒してサイドを進められるのでかなり困った対面です。
こちらが出来ることは「勇気のおまもり」をつけた「ライコウV」で攻撃しつつ裏に「テツノカイナex」を準備して『ごっつぁんプリファイ』でサイドを出来るだけズルして進めることだけです。
「テツノカイナex」の起動が早ければ早いほど勝率が見込める対面なので命懸けで準備しましょう!!
VSロストバレット
理想のサイドプラン
「1-1-2-2(先攻)」「1-1-2-2(後攻)」
ベンチ
ミライドンex,テツノカイナex,メリープ,サンダー(先攻)
ミライドンex,ライコウV,テツノカイナex,メリープ,サンダー(後攻)
ポイント(共通)
何が入ってるかわからないのでエネの色をよく見る
「カイリューV」に注意。雷、水エネが見えたらサンダーの準備
「テツノカイナex」に「勇気のおまもり」を貼るとロストバレット視点カイナをワンパンする方法が無いので積極的に押し付ける
「ジャッジマン」を採用していれば積極的に撃って妨害しつつ攻撃する
『おとぼけスピット』を受けた「ミライドンex」や「ライコウV」には「勇気のおまもり」を貼るか「いれかえカート」を使用して『ロストマイン』をケアする
「ツツジ」と「カウンターキャッチャー」の存在を頭にいれてゲームする
対ロストバレットまとめ
「テツノカイナex」を速く起動したもの勝ちゲームです。
ミライドンで注意しなければならないのはHP230でおまもりのついた「ライコウV」をワンパンしてくる「カイリューV」や非ルールで220打点を出してくる「ザマゼンタ(敵討ち)」などです。
「勇気のおまもり」のついた「ミライドンex」や「テツノカイナex」の押し付けと「ジャッジマン」や「ナンジャモ」の手札干渉で応戦しましょう。
エネルギーの色をしっかり確認することが大事で、エネの色からアタッカーを予測しておくこと、シティリーグ入賞レシピを調べてロストバレットのトレンドを把握しておくことが重要です。
ロストカイオーガは負けです…
VS連撃インテラオス
理想のサイドプラン
「2-3-1(先攻)」、「2-3-1or3-3(後攻)」
ベンチ展開
ミライドンex,ライコウV、ライチュウV,ミュウex(先攻)
ミライドンex,ライコウV、ライチュウV,ミュウex(後攻)
ポイント(共通)(やることほぼ同じなので)
「ウーラオスV」のラインは「2-2」であることが多いので1体だけ出てきた場合は進化する前に倒す
「イキリンコex」を採用していれば、闘抵抗を持つので技『気合いを入れる』を使用してエネルギー加速を行うことを頭にいれておく
必要なポケモンが『ダブルシューター』、『ペインスプーン』で倒されないように「勇気のおまもり」や「いれかえカート」で打点をずらす
『気合いを入れる』を受けた「ウーラオスVMAX」はHPが310となり、「サンダー(エレキシンボル)」を置くことで5エネ『ダイナミックスパーク』で飛ばせることを頭にいれておく
削れた「ウーラオスVMAX」を「ミュウex」の技『ゲノムハック』で『キョダイレンゲキ』をコピーして「ウーラオスVMAX」と「オクタン」に撃つことでサイドを4枚進められる(バトル場にいるウーラオスは弱点を突ける)ので覚えておくこと!
対連撃インテラオスまとめ
滅多に当たらない故に忘れがちな点も多いので軽く紹介しました。
「ミュウex」は勿論、「イキリンコex」が大活躍する珍しい対面です。
メリープが『ヨガループ』の標的になりやすいので手札にハイパーボールやモココ現物などが無く、すぐに進化出来ないときや相手の盤面が強いときは出すのを控えましょう
「やまびこホーン」で「メリープ」を呼ばれることもあるのでベンチやトラッシュにポケモンを置く際には少し気を付けてください。(と言っても釣竿不採用ならベンチ埋めるくらいしか出来ることが無い)
VSサーフゴーex
理想のサイドプラン
「1-1-2-2(先攻)」「1-1-2-2(後攻)」
ベンチ展開の一例
ミライドンex,メリープ,メリープ、ライチュウV(先攻)
ミライドンex,メリープ,メリープ、ライコウV,ライチュウV(後攻)
ポイント(共通)
「コレクレー」をなるべく早めに倒して動きを弱くする
「ジャッジマン」を積極的に撃つ
「ライチュウV」で2回ワンパンしたいのでエネルギーを保持する
「ミライドンex」に「勇気のおまもり」を貼って5エネ「ゴールドラッシュ」を耐えるようにする
「サンダー」や「ボルトロス」を押し付けて「2-2-1-2」進行する
「頂への雪道」+「ナンジャモ」に弱いのでそれで捲る
「セイボリー」をドロソにしているでベンチ展開に注意する
「ハッサム」は「ボルトロス」で返せるほか、「頂への雪道」を貼ることで『瞬足』や『タンデムユニット』、『リスタート』を消したりすることで「パニッシュシザー」で倒されないようケアする
対サーフゴーexまとめ
アタッカーがドロソを兼ねており、HP260のexという絶妙な耐久ラインにズガドーンの「火の玉サーカス」と同じ青天井火力を有するデッキです。
非ルールアタッカーとして「ハッサム」が入っていることが多く、特性持ちが並びやすいので気を付けて展開しましょう。
「セイボリー」が飛んできやすいので不用意なベンチ展開は控えましょう。
「スーパーエネルギー回収」がないと高い打点が出せないので「勇気のおまもり」をつけたアタッカーを押し付けてターンを稼ぎつつ、「ライチュウV」の起動準備をするといいです。
『ボーナスコイン』と『隠し札』に大きく依存しているので、負けそうになってもスタジアムの貼り合いをしてリソースを削った後に「頂への雪道」+「ナンジャモ」で止めにいくことで逆転出来ることも多いです。
VSテツノブジンex
※1番多いであろうブジンエンテイを想定
理想のサイドプラン
「2-2-2(先攻)」「2-2-2(後攻)」
ベンチ展開
ミライドンex,サンダー,(ライコウV,イキリンコex,メリープ(状況による))
ベンチを広げないこと!!
ポイント(共通)
テツノブジンの『タキオンビット』をケアしてメリープをなるべく場に出さない
ベンチを広げず手貼りジェネレーターでミライドンを育てる
ダメカンを「いれかえカート」の回復で除去する
「頂への雪道」に非常に弱いので1ターン目やナンジャモと合わせてプレイして動きを止める
メリープを置くときは公開領域の『ダブルターボエネルギー』や『チャーレムV』、『森の封印石』の枚数や有無に気をつけて置き、速やかに進化させる
場に出てしまった場合かつ、次のターンに進化させるのことが難しい場合『ヨガループ』が危険なのでメリープに『勇気のおまもり』を貼ってでもケアする
対テツノブジンまとめ
メリープ以外にサイズの小さいポケモンがおらず、エンテイVの『バーニングロンド』をケアしてベンチを広げ過ぎなければ不利にはならない対面です。
モココを置けない対面な関係でジェネレーターのヒット数に左右されやすい点が最大の難点になりやすいです。
山の管理を意識してジェネレーターのヒット数がなるべく上がりやすいプレイと『勇気のおまもり』をミライドンに貼ることを意識して戦いましょう!!
たくさん更新していたら2万字を越えてしまいました…
ここまで見てくださってありがとうございました!!
書いて欲しい対面や、気になることがあれば教えてください
おまけ
Eレギュが落ちるとデッキの核であるモココが使えなくなってしまうのですが、見てくださった皆さんにE落ち対応のミライドンデッキを特別に公開します!!
レジエレキ型のミライドンです
このデッキはレジエレキVの技「ライトニングウォール」やレジエレキVMAXの特性『トランジスタ』でダメージを増幅した『フォトンブラスター』や『ライトニングロンド』で戦います。
『あなぬけのヒモ』が落ちると「ライトニングウォール」を突破することは困難で、「勇気のおまもり」と合わせて要塞化することが出来ます。テツノカイナexとダブルターボエネルギーを共有出来るのも強力な点です。
モココがいないので「エレキジェネレーター」を当てられるようにエネルギーを14枚に増やして少しでもエネがつきやすいようにしています。
Eレギュが落ちてもミライドンはやれるデッキだと思っていますし、「バトルVIPパス」が落ちることで展開に困るデッキが多い中で『タンデムユニット』を使った展開力の高さは評価されると思います!!
良きミライドンライフを!!
ピオニー型との差別化
この記事を投稿した後に『ピオニーミライドン』と呼ばれるデッキタイプが出現しました。
概要としてはサポートをピオニーに寄せて雷エネルギーを17枚近く採用したミライドンデッキであり、ピオニーから『バトルVIPパス』や『エレキジェネレーター』にタッチして後手1の『フォトンブラスター』や『ごっつぁんプリファイ』を決めていく後手特化のミライドンデッキです。
このデッキよりも後手攻撃の再現性が高くほぼ確実に攻撃を決められます。
ピオニー型との最大の違いは『手札干渉サポートを採用出来るかどうか』と『リザードンに対して待つプレイを取れるかどうか』です。
ピオニー型はその性質上「ジャッジマン」や「ナンジャモ」を採用出来ず、使用すると手札を全てトラッシュするため走り切ることになります。
相手の手札を干渉したり、雪道を貼れるメリットと再現性の高い後手1攻撃のどちらを選ぶかは好みだと思います。
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