動物と暮らす。 Vol.19
こんにちは。
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。
先週に引き続き「部屋の模様替え」で気付かされたことについて書きたいと思います。
今回の話題は多くの猫と暮らす人が一度は体験した、かも?と思う内容です。
それは…。
求めている条件のキャットタワー、なかなかない問題
キャットタワーを買おうとした時、これに悩む方はきっと多いはず…!
どれくらいの大きさなら置けるのか…。
うちの子が好きな遊具があるか…。
つっぱり式?それとも据え置き式?
いざ、検索してみると無数に見つかるキャットタワーの中から自分の家、猫たちにあったキャットタワーを探そうと思うと一苦労です。
家庭の間取りや家族構成、ねこちゃんの好みによって様々あるとは思うのですが、なにか条件を決めないと決められそうもなかったので、我が家の場合このような条件で検索をしました。
・主に置く場所はリビング。全体を見渡せるようになるべく高さのあるもの
(以前のが160cmくらいだったのでそれ以上を基準)
・ハンモックや隠れ家をうちの子は全く使わないので、これらはいらない
・ただ、寝れるところはむしろどの高さにも2つ以上欲しい
(我が家は2にゃんずで、すぐに取り合いが始まってしまうので。)
・キャットタワーの色味は落ち着いた色、もしくは部屋とマッチするもの
これだけ決めても実際に購入にいたるまでに1週間以上も家族内で協議が続きました。笑
結局、決まったキャットタワーがこちら。
結局、隠れ家(写真の中だと一番下のボックスのこと)がないキャットタワーだと求めていたものがなく、この形に我が家は落ち着きました。
我が家の人気者”アジくん”(マタタビが中に入ってるらしくよく振り回されています)が隠れ家に入ってくれたことで、アジくん目当てに隠れ家もたまに使ってくれるようになりました。
本当は高さを出せるつっぱり式が良かったのですが、つっぱり式はとてもシンプルな作りのものが多く、今回選んだような上部に複数寝れるところを持ってるようなものが見つからず、据え置きタイプになりました。
キャットペアレントとしては、最初にあげた希望すべてが叶うキャットタワーでは正直なくやや不満が残ったのですが、当の我が家の暴れん坊たちはというとご覧のように満足しているようです。笑
今回のことで、それぞれの家庭状況、飼育頭数、猫の好みに合わせたキャットタワーがあるといいなぁとつくづく実感しました。
ただ、商品開発をやっている立場からすると、細かく商品のバリエーションが増やしてしまうとそれだけ在庫管理や生産体制の整備が難しくなることも悩みどころ…。
今ぼんやりと考えているのが、飼い主がそれぞれの要望に合わせて好きなようにカスタマイズできるキャットタワーというのがあれば、それがもしかしたらこの問題に対しての答えなのかもしれないなぁということです。
とした時に次に思ったのが、
「では、どんなカスタマイズの選択肢ができると全国の猫と暮らす人たちは喜んでくれるのだろうか?」
ということです。
私みたいにハンモックはいらない。できるだけ高さが欲しい。が希望なら、
→ 柱につけれる遊具が選べる(ベッド、隠れ家、ステップ、ハンモック、爪研ぎなど…。)
→後から付け足してキャットタワーの高さを増やすことができるようにする。
なんてアイデアになるのでしょうか?
皆さんはキャットタワーを買って家に置こうと思った時、どんなことを気にされますか?
今、キャットタワーがお家にある方で悩んでることはありますか?
その思いや悩みに応える商品を作っていきたいと思っているので、ぜひコメントなどで教えてください!
最後に余談ですが、今回の表紙のキャットタワーのスロープみたいなのめちゃくちゃ欲しいと思ったのは私だけでしょうか?笑
今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた来週。