動物と暮らす。 Vol.17
こんにちは。
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。
先日、「ぺット博」に行ってきました。
病院に常勤していた頃はこういうイベントとはあまり縁がなかったのですが、色んなペットグッズが見れたり、たくさんのワンちゃんや一部ですが、ネコちゃんも来ていて、とても楽しいイベントでした。
ただ、ひとつだけ気になったことがありました。
会場に来ているワンちゃんのほとんどが可愛らしい服で着飾っていたのです…!
私は個人的に「犬に服を着せるべきではないだろう…。」と思っている人間だったので、服を着てる割合の多さに正直ちょっとびっくりしてしまいました。
これはでも、私が服を着るメリットを理解しきれていないだけではないか?そう思ったので、改めて少し調べてみることにしました。
服を着ることで考えられるメリット
・手術後や皮膚をなめたり掻いたりしてほしくない時の防止ができる
・熱帯などが原産の犬種で日本の冬の寒さに弱い子に対しての防寒のため。
・出先での抜け毛を落とさないエチケット(抜け毛予防)
上2つは知っていたのですが、3つ目のエチケットとしての意味は知らなかったので思わず「なるほど!」と思ってしまいました。
ペット博にいたみんなはエチケットとして着ていたのかもしれません…。(なんか人のドレスコードみたいだなぁと思いました。笑)
逆にデメリットはなんだろう?こちらも考えてみます。
服を着ることによって考えられるデメリット
・犬にとって服を着るのは自然な形ではない
・サイズが合っていないと動きづらくなる
→ストレスにつながってしまう。
・犬には元々、被毛がたくさん生えているので蒸れることで皮膚炎のリスクにつながる。
調べてみて改めて考えてみても、どうしても服を着ているのはまだ見た目の可愛さを考えてしまっている場合が多いのかなと思ってしまい、私はまだあまり賛同できていません。(かわいいのはすっごくよく分かるんですけどね。笑)
ただ、抜け毛の撒き散らし防止など、ついついペットとの生活の中で「当たり前の苦労」だと思ってしまっていることに対して、実は突破口になるアイデアがこういった事にも隠れているのではないか…?とも感じました。
もしよければ、これを読んでくださってる皆さんの「ワンちゃんの服」への考えもコメントなどで聞かせてくださいね。
実はこんなメリットもあるんだよ!とか、可愛いは正義なんだ!とかどんな考え、ご意見でも構いません。笑
最後までお読みくださりありがとうございました。それではまた来週。
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