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犬と暮らす 時々、猫 vol.20
こんにちは。perromart.jpスタッフのくるみです。
コラムを書き始めて、なんと・・・20記事目になりました!
いつもお読みになってくださっている方々、ありがとうございます✨
さて、今回のコラム内容は改めて愛犬アリ君紹介をしつつ、多くのワンちゃんの命を救う『供血犬(ドナー犬)』についてお話させて頂こうと思います。是非、ご覧ください。
愛犬アリ君との出会い
愛犬アリ君を我が家に迎えたのは2021年4月。
初めて出会ったのは、2015年4月。
出会った場所は、私が大学を卒業して、新卒で働かせていただいた動物病院。アリ君は動物病院内で「供血犬(ドナー犬)」として飼われていました。
私はアリ君に一目惚れ。大きな身体なのに、気持ちは小型犬のように少し繊細、でも無邪気な性格の彼。遊びたい盛りの年齢の時でも、輸血が必要なワンちゃんのために、採血のときはじっとしてくれていて、お利口さんという言葉だけでは足りないくらい!
幸い、6年の時(とき)を経て、職場が変わってもアリ君が供血犬(ドナー犬)を引退するという話を優しい現スタッフからご連絡いただくことができ、迎えることにしました。(当時から動物病院スタッフに「アリ君好き」を公言していたのがよかったのかもしれません😂)
供血犬について
『供血犬(ドナー犬)』というワンちゃんのお仕事。
供血犬(ドナー犬)とは・・・
何らかの理由により血液が必要なワンちゃんのために献血をするワンちゃんのことです。
現在、日本においては動物の医療における献血システムはまだ構築されておらず、血液バンクもありません。
しかし、下記のような病気や出血が予想される大きな外科手術などでは、ワンちゃんやネコちゃんへも人間同様、輸血が必要となります。
【輸血が必要な主な病気】
血液凝固異常/免疫介在性血液疾患/悪性腫瘍/骨髄疾患/腎臓病/交通事故などの外傷/中毒/寄生虫疾患 など
これらの理由で輸血が必要になった場合、この供血犬(ドナー犬)から採血した血液を、輸血が必要なワンちゃんに提供します。(※供血犬の血液が該当のワンちゃんの身体に合うかマッチングしたのち)
献血をするにあたり、大きなリスクになるようなことはほとんどありませんが、1回の採血量は50~200ml程度。通常の血液検査よりかなり多めの採血が必要です。
供血犬は、どこで暮らしているのか?
動物病院のスタッフと一緒に暮らしているワンちゃんであることもありますが、ほとんどの場合、動物病院内で「供血犬(ドナー犬)」「院内犬」などとして飼育されています。
この供血犬の飼育方法に関して、あるニュースが話題となり、供血犬の存在を知った、という方も多いのではないでしょうか?
このような悲しい出来事は絶対に起きてはなりません。このケースは他の動物病院ではないと思いますが、動物病院によっては患者様にボランティアで献血のためのドナー登録を行ってもらい、輸血が必要になった際、供血犬として協力してもらっているところもあります。
ワンちゃんやネコちゃんの寿命が延びている今、彼らの献血システムを考えることも必要だと感じた、アリ君との出会いの振り返りでした。
メインの写真は、アリ君がお家に来た初日の様子です。初日にも関わらず、私に甘えてくれて嬉しい気持ちと共に、「今まで多くのワンちゃんを救ってくれてありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいになりました。
家庭犬ライフを楽しんでもらえるように、ちょっと?かなり?甘やかしながらアリ君との生活を過ごしたいと思います😁
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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