動物と暮らす。 Vol.41
こんにちは。
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。
今、noteではこんなキャンペーンをやっているそうです。
私も一獣医師としてぜひ、ペットショップではなく保護いぬ、保護ねこを家族として迎え入れる選択肢を皆さんには選んでほしいと思っています。
そこで今日は保護いぬ保護ねこの方が実は「お得!」な理由をいくつか挙げてみたいと思います。
※完全に主観的な意見になります。あくまで一意見として軽く聞いていただければと思います。
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①その子でしか見ることができない「成長の姿」を見ることができる
保護されたワンちゃんやネコちゃんの多くは「種類」も「年齢」もよく分かりません。
これはたいていマイナスに捉えられがちですが、私はそんなことないと思っています。
種類も年齢も何もかもが分からない分、生まれたところ…経緯。
分からないなら、この世に来てくれてからウチに来てくれるまでの全てをもれなく僕らが自由に「創造」しちゃっていいんです!
そしてそんな保護いぬ保護ねこが持つオンリーワンは「生まれ」だけにとどまりません!
生まれがオンリーワンならその育っていく姿、性格すべてが他の子とは違います。
そんな子を自分たちが独占できちゃうなんて素敵だと思いません?
②「社会化」がしっかりとできているケースが実は多い
・物を取ろうとすると噛んでくる。
・甘噛みが甘噛みじゃない。
・すぐに吠えすぎてしまう。
こういったケースは犬の「社会化」が十分でないのが原因であることが多いです。
社会化とは犬が他のワンちゃん、音やものに対して慣れたり、適度なコミュニケーションの取り方を触れ合いながら実際に学んでいくこと。
経験から学ぶこと自体は生涯可能と言われており、今が違うからといって全く諦める必要性はないのですが、ゴールデンタイムは3~4ヶ月から半年くらいまでの時期と言われています。
保護されている子はその過程や生まれとして小さな頃からたくさんのワンちゃんやネコちゃんと生活の中で触れ合っています。
もちろん怖い思いをしていることもあるので、すこーし怖がりさんなこともあります。
ですが、不思議とそんな子も他のワンちゃん、ネコちゃんとは自然と仲良くできるんです。
ペットショップでは怪我などを防ぐためたいていが1頭ずつケージに入っていますし、幼いころに母犬とも離れるケースが多いためか「犬付き合い」「猫付き合い」が苦手な子が多いです。
こういった点も保護いぬ保護ねこならではの魅力と言えるのではないでしょうか!
まずは一旦この辺りにしておこうと思います。
今までなんとなく「怖い」とか「性格が難しい」とか考えている方達に、
「そんなことないんだよー!」
と思ってもらえると嬉しいです!
最後までお読みくださりありがとうございました。それでは、また来週。