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動物と暮らす。 Vol.52
こんにちは。
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。
明けましておめでとうございます。
今日は、ペットと暮らす方のお宅に必ずといっていいほどあるだろうコロコロがどのように誕生したのか?を探ってみました。
コロコロが誕生したのは、1980年代のこと。
産業用の粘着テープの技術を生かした製品を作るというミッションを与えられた開発チームはその転用先に困っていました。
様々な商品を開発してはみますが、なかなかヒットせず倉庫には大量の在庫が…。
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在庫をどうしたものか。と眺めていると倉庫にいるある女子社員の行動が目につきました。
その女子社員はガムテープを使って、服のホコリをペタペタと取っていたのです。
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それを見て閃いた開発員。
粘着テープはホコリをとる画期的な掃除道具になる!
そう確信し試行錯誤を重ねたことで、髪の毛やホコリがしっかりと取れる実用性のある初代コロコロクリーナーが完成したのです!
さらにはこの「コロコロ」という名前。
実は最初からあった訳ではないのです。
この商品を使ってファンになった方たちがお店に行った時に
「あのコロコロするものが欲しい」と店員さんに言ってくることが多発したそうです。
それに合わせていくように、商品名もあとから「コロコロ」となったようです。
私たちが普段生活の一部として当たり前に使っている掃除道具の誕生秘話からは
・一見全く関係ないように見える「素材」と「意外なニーズ」を結びつけるちょっとしたアイデア
・使い心地からあだ名ができてしまうくらい、それを実際に使う人のことを考え抜き作り込まれた開発チームの信念
こんなものが見えてきました。
私たちperromartとしても毎日のペット生活で皆さんがやっているちょっとした工夫からこんな画期的商品を作り出せるといいな。と思っております。
ぜひ、皆さんのとっておきの工夫があればシェアしていただけると嬉しいです!
最後までお読みくださりありがとうございました。それでは、また来週。
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