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Noto Sans CJK JPが見つからない

Googleの「Noto Sans CJK JP」は便利なフォントだ。オープンソースだし、Webでも使えるし、わりと見やすいし、モダンな感じだし、ウェイトは7種類もある。

「Noto Sans」と「源ノ角ゴシック」

日本語のNoto Sansというと、同じデザインにもかかわらず、Noto Sans JPとか、Noto Sans Japaneseとかがあってややこしい。さらに、Adobeからも「源ノ角ゴシック」というのがあり、これもまた同じデザインだ。混迷を極めている。「Noto Sans」と「源ノ角ゴシック」の違いは、こちらの記事が分かりやすい。

Noto Sans CJK JPがいいと思った

実際に使うとなると、同じデザインであればどれか一つに絞ったほうがよいと考え、「Noto Sans CJK JP」をチョイスした。決め手は、①多くのウェイトが揃っている、②中国語、韓国語にも対応している、③ダウンロードがしやすいという3点だ。

①について、Noto Sans JPはなぜか6ウェイト構成になっているから、7ウェイト構成のNoto Sans CJK JPに軍配だ。②については、一つのフォントファイルが大きくなってしまうという弱点があるが、ストレージに若干の余裕があることもあり「全部盛り」にすることにした。③については、Googleのサイトから簡単にダウンロードできる。源ノ角ゴシックは、Adobe Fontsからフォントをアクティベートするという仕組みのようなので、ダウンロードのしやすさからもNoto Sansのほうがよさそうだ。人にも薦めやすい。

8月までダウンロードできたのに

ところが、先日までGoogleのサイトから簡単にダウンロードできたのに、ダウンロードできなくなってしまった。検索しても見つからない。8月まではダウンロードできたと記憶していたのだが、忽然と姿を消してしまった。Googleからの公式アナウンスもない。ダウンロードできるのは「Noto Sans Japanese」。あれ、これってアーリアクセス(開発段階)版?いや、Noto Sans Japaneseをダウンロードすると、フォント名が「Noto Sans JP」になっている。もう意味がわからない。

2021年11月のNoto Sansの状況

整理すると次のような状況らしい。
・ Noto Sans CJK JPは、Google Fontsサイトからダウンロードできない
・ Noto Sans Japaneseは、Google Fontsサイトからダウンロードできる(実際のフォントの名前は「Noto Sans JP」)
・ 今までのNoto Sans Japaneseは、もう存在しない?

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