フリーランスWebコーダーのくーつさん - 256timesユーザーインタビュー第1回
会社の海外出張先での交流がきっかけでプログラミングに興味を持ち、その後こつこつと学習を続けてフリーランスとして独立したくーつさん。「書いて、読んで、ともに学ぶ 参加型プログラミング勉強会」256times のユーザーインタビュー第1回です。
プログラミングを始めたきっかけ
学習を始めるまでの経緯を教えてください
プログラミングを始める前は医療系のベンチャーに勤めていました。出張先の海外で IT企業の経営者やエンジニアの方とお話をさせていただく機会があり、触発されたところがあります。
そうこうするうちに新型コロナが流行して。海外に行けなくなってしまい、仕事が落ち着いてきたタイミングで、プログラミングやってみようかなと思い立ったのがきっかけです。
学習を始めてすぐは、いかがでしたか?
最初は、初学者向けのオンライン教材を利用して JavaScript の雰囲気を掴んだのですが、その流れでプログラミング合宿に参加してみたところ、かなり難しかったです。カリキュラムが React Native でアプリを作る、というものだったので…。
ただ、わからないなりにログインやチャット機能の実装を通じて作る楽しさを感じたので、そのあともコツコツと独学を進めました。うまくいく場合もありましたが、うまくいかないときに自分でエラーを修正するのは大変でしたね。
そこで思い直してノーコードツールにも挑戦してみましたが、やはり基礎からコードを書けないと使いこなせないな、と思って始めたのがドットインストールでした。
ドットインストールでの学習はどうでしたか?
プログラミングを JavaScript で学び進める前に、まずは Web 制作の基礎となるマークアップ( HTML / CSS )を深めようとやってみたら、とっつきやすくて!
そこから Web 制作のスクールにも参加して、すごく時間がかかったのですが、フリーランスとして独立することができました。現在は複数の制作会社様から業務委託で、WordPress や LP(ランディングページ)のお仕事をいただきながら生活をしています。
256timesへ参加したきっかけ
256timesに興味を持たれたのは、なぜですか?
Web 制作では、 jQuery を使って実装することはできていたのですが、コードをコピペして対応するので いまいち分かっていないな、応用が効かないな、と課題に感じていました。そこで先輩のコーダーさんに聞いたところ、「まずは jQuery ではなくて、素の JavaScript を書けるようになってみては」とアドバイスをもらったのです。
その流れでドットインストールで JavaScript を勉強するようになり、大阪で開催されたオフ会をきっかけに、256times の JavaScript のクラスに参加しました。オフ会で「今すぐ参加したほうがいいよ」と聞いたので、それに後押しされたかたちです。参加してみて、その理由がよくわかりました。
256timesは知っていたけど、手を出していなかった…?
256times に参加するのはまだ自分には早い、と思っていました。JavaScript の基礎講座は終わっていたのですが、ミニアプリのレッスンはまだ受講していなかったので。全部終わってからチャレンジしようかと思っていました。ただ 今思えば、もっと早く 256times に参加するべきだったな、と。
参加前は、「試験を受けるためには受験勉強を頑張らなきゃ」みたいな、そんな感覚だったのでしょうかね。ドットインストールでさらっと動画をインプットしたら、すぐに 256times でアウトプットして、それを往復したほうが 絶対早くレベルアップできるな、と思いました。
学習した結果のお話
256timesの学習効果はいかがでしたか?
学習効果は…かなりありました!
あやふやだったものがアウトプットすることでしっかり理解できるようになりました。たとえば、JavaScript の課題では、クリックイベントを何度も設定しますよね。個人的にはあれがすごく良くて。実際に、実務でも簡単なクリックイベントだったら何も見ずに書けるようになって、嬉しかったです。
また WordPress の案件で読む PHP のコードの理解にも役立っています。もちろん文法が違うので 記述の仕方は異なるのですが、ループや条件分岐の構造は似ていますよね。そのあたりのコードをすっと理解できるようになりました。
▼ くーつさんが参加された JavaScript のクラス
他のメンバーとの学習はいかがでしたか?
すごく勉強になりました!
やっぱり、冗長なコードではなくて、すっきりとコードを書かれている方は課題の提出が早かったです。それを見てすごく刺激になりましたし、すぐに真似ることはなかなかできないのですが、「こういう書き方もあるんだ」と学びましたね。
また、課題が出た翌日に運営の方から届く課題のポイントもかなり参考になりました。
『フロントエンド案件修行』に参加されて、どうでしたか?
Web 制作に関しては実務経験が半年ほどあったので、「自分はどのぐらいできるのだろうか」と腕試しで参加してみました。前から気にはなっていたので「やってみよう!」と思い切って参加してみましたが…もう、めちゃくちゃ楽しかったです。
実務ではデザインカンプを渡されて、それをもとにコーディングするのですが、このクラスでは自分でデザインを考える必要がありました。そこですごくデザインに興味を持つことができたのも良かったです。デザインの優れた方がいらっしゃって、その方の作品にもおおいに刺激を受けました。
あとは最終日に「制作費用の見積もりを出してください」という課題が出たのですが、それが特によかったです。「無料にしてはいけません」とされていたのがすごく良くてですね。自分が実務で請求を出すときにどういう風に行っているか、改めて考えるきっかけになったので、すごく面白い課題だなと思いました。
▼ くーつさんが参加された パン屋さんの依頼を受けるクラス
毎日どのぐらい時間をかけていましたか?
仕事が終わったあと、夕方か夜ぐらいに取り組んで、JavaScript のクラスは毎日1時間ほどでした。案件修行クラスは 2〜3時間ぐらいでしょうか。
やり込もうと思ったら、いくらでもやり込める要素があるので「もっと時間を確保しておけばよかった」と思いましたね。それくらい、すごく楽しかったです。256times 、もっと広まってほしいですね。
256timesに期待すること
あったら嬉しいクラスはありますか?
ひとつには、デザインの原則について学んでみたいです。
『フロントエンド案件修行』に参加した時は、過去にデザイナーさんからいただいたカンプを思い起こしながらデザインを考えました。ただ、自分で一から作ってみると意図する狙いどおりにデザインできているのかわからなくて。見た人が、ほしい情報を得やすくなっているのか、商品を買いたくなるようになっているのか、といった部分ですね。
先日、知り合いのデザイナーさんにサムネイルを作っていただいた時に「なぜこの色にしたのか、なぜこの配置にしたのか」といったコメントもあわせて教えていただいて。それがすごく面白くて勉強になったので、デザインのベストプラクティスについて学ぶ機会をつくれたらいいなと思っています。
▼ くーつさんのアイデアを元に、デザインを学ぶクラスが実現しました!
256timesをおすすめしたい人はいますか?
256times はやはり、自分で作り込んでいく楽しさがあるので、学習中の方はもちろん、実務をはじめたばかりの方や、ベテランの方でも楽しめると思います。ぜひ おすすめしたい方も何人かいるので、昨日は「絶対やったほうがいいよ!」とツイートしてしまいました。
それから価格も安いですよね。500円 でサクッと買いやすいので私はすごく良いと思います。ドットインストールも 256times も、倍の値段でもいいのでは、とは思いますよ。
あとは、JavaScript をいつかやらなきゃと思っている人にもおすすめしたいです。私のまわりでも、Web 制作で「なんとなく jQuery のコードはコピペできるけど、ロジックがわからない…」と悩んでいる方は結構いらっしゃって。そんな方々に、ドットインストール や 256times はすごくいいと思います。
JavaScriptをやらなきゃ、と考える理由は何でしょう?
実務では「こういうサイトのこういう動きが作れる方」といった募集がされることがあります。そうした動きやアニメーションを実装する GSAP というライブラリを触られた方に感想をうかがったのですが、やっぱり JavaScript の基礎がわかっていないと十分に使いこなせないそうで。結局、やっぱりどこかでちゃんとやらないといけないな、と感じています。
ただ、どんなブラウザでもサポートされているCSSのアニメーションだったらそれでもいいのかなとも思っています。JavaScript とどちらを手掛けるか、ちょうど揺れ動いているところです。
え、これ、CSS だけで作れるのですか?すごくいいですね。アニメーションといえば JavaScript という固定観念をすてて、積極的に学んで使っていきたいです。
▼インタビュー終了後、くーつさんが参加された CSSアニメーションクラス
最後に
プログラミング学習中の方にアドバイスなどございましたらお聞かせください
とにかくコツコツと学習を続けていきましょう!
「狙い通りの見た目や機能、動きを実装できて楽しい!」
「エラーを解消できて嬉しい!」
と思えたら、プログラミングへの適性はあるのではないかと思います。
しかし、どうしても学習しているうちに
あの人は学習をどんどん前に進めているのに自分は遅い…
エラーを解消できない自分はプログラミングに向いていない…
コードの意味を理解できなくて、落ち込む…
と思い悩み、挫折する人も少なくありません。
最初の「楽しい!」「嬉しい!」という気持ちを忘れず、コツコツと、できれば毎日学習するのがおすすめです。
あまり思いつめず「人は人。自分のペースでコツコツ継続する」「そのうち理解できるようになる」と考えるのが良いと思います。
ドットインストール は初学者の基礎固めに有効なのはもちろん、実務をするようになっても新しい技術のキャッチアップにオススメです。
3分間という短い動画なので、忙しい時でも学習をすることができます。
そして、256times は ドットインストール でインプットしたことをアウトプットするのに有効です!
何事もそうですが、やはりアウトプットをしなければスキルは身につきません。
よく「作りたいものを先に考えて作ってみるのが良い」と聞きますが、なかなか思いつかない・思いついても、実際はかなり難しくて挫折してしまう人もいると思います。
256times は作るものが決まっていて、段階的に難易度が上がっていくので挫折することなく取り組むことができます。
それだけでなく、他の方の実装方法を見ることができ、勉強になります。
何事においても「コツコツ継続」が大切だと思います!
プログラミング学習においてそれを手助けしてくれるのが ドットインストール ・ 256times ですので、ぜひ共に学習を継続していきましょう!
くーつさん、ありがとうございました!
▼ 今回お話をきいた、くーつさん( @Koots2021 )のブログです。Web制作の実務や学習で学んだこと、これまでの経験を発信されています。
▼ これまでのインタビューは以下からどうぞ!
▼ 256times - 書いて、読んで、ともに学ぶ、参加型プログラミング勉強会
▼ ドットインストール - 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス