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海外出張準備 前半戦

2022年9/5(月) ~ 9/18(日) の2週間、
ウィーン(オーストリア)とアウグスブルク(ドイツ)にそれぞれ1週間ずつ出張に行ってきました。
コロナ禍で、尚且つ私自身初めての海外出張だったということで、あれこれ記録しておこうと思い書き始めている次第です。

私の情報は次の通り。
学年: D3 (博士後期課程3年)
専攻: 数学、特に微分幾何
備考: 国内旅行でさえそんなに行かない、どちらかというと家にこもっていたい。英語を話せる親戚がいるだとか、幼少期に海外滞在していたとかいう経験はない。日本からほとんど出たことがない。

経緯

海外出張の機会のきっかけについて。

4月中旬ごろ、一つの論文をarXivに挙げました。
これに目を通してくれた、研究テーマが近い海外の研究者の方からコンタクトがあり、やりとりの延長で、次のような内容のメールを受けました。
B氏『今年の9月にウィーン大学で〇〇〇に関する研究集会を開くんだ!よければ聴講なり講演なり、参加しないか!?』
わたし「えーたのしそう、参加したいな。きっとオンラインかハイブリッド形式よね…


ん?対面のみ??」


2022年4月、もうすでに記憶がうっすら曖昧なのですが、多分まだ日本はコロナが盛り上がっている状態で、国内はおろか海外に行くなんて発想は私にはまったくありませんでした。

大雑把な時系列は次の通りです。
4月末にウィーンでの研究集会(9月上旬開催)の存在を知る。
講演の申し込み締め切りは7月1日まで。
講演申し込みをする前に、ある程度、海外に行く算段は立てておかなければいけないので、せめてパスポートくらいはとっておかないと。あとは、日本やオーストリアの出入国に関する基本的なことを調べておくということ。
なので、5月末くらいには、出張に行くか否か腹を決めるべし、といった流れでした。
(連絡をもらってから悩むのに1か月くらい猶予があったということ)
ちなみに、5月は私は就職活動の終盤の時期で、
就活のこと(最終面接やらなにやら)と日々の研究のあれこれを頭の中につなぎ留めておくので精一杯で、正直、海外出張のことは頭から吹き飛んでいました。
(いきたいなーどうしようかなーという状態でぎりぎりまで決められずにいました)

就活が終わりそうな兆しが見え始めた5月の最終週。海外出張に行くか行かないか決めるうえで、次のようなことを考えて頭の中で天秤にかけていました。

ポジティブな気持ち:
・人前で話せる結果がちょうどいまある
・私個人の研究費として使える資金が十分にある
(プロジェクトに採択されたタイミングの都合で今年度内にできれば使い切りたい資金が多めにあった)
・この研究集会は一昨年去年とオンライン開催で、今年こそは対面でやるぞということになっている

ネガティブな気持ち:
・旅行会社挟まずに航空券も海外ホテルの予約もしたことがないけどできるのか
・ヨーロッパ行ったことない
・英語聞き取れない
・英語話せない
・漠然とした海外への不安

といろいろ挙げた時に、
ネガティブで思いつくことは全部私次第でどうにかなる部分でした。
ポジティブのほうは、すべてタイミングがそろっているというか、私次第ではどうにもできない要素がそろっている、という印象を受けたので、
不安はてんこ盛りだけど、きっと行くべきなんだろう、と結論付けました。

幸い、指導教授も同行できるよう都合をつけてくれるということだったので、安心して渡航準備を進める運びとなりました。


と、ここまでが4月中旬~5月末までの出来事。
主にやったことは、海外出張いってみるか、と決めたくらいです。
6月以降、海外渡航に際して大学関係や国関係で必要なことを調べたりすることが始まります。

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