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【エボルヴ】2024年の環境デッキたち
シャドウバースエボルヴの2024年1月〜12月環境を彩ったデッキたち。そのだいたいのテンプレを個人的に後から見返すためにまとめたゲートボール記事です。
書き手が東京近辺のプレイヤーの都合上、関東風味となっています。
※5月のGP東京より前はデッキリストや大会情報の詳細が非公開な部分が多く情報不足なところもあります。
環境年表
本文入る前に簡単な年表から。むしろこっちが本編。
各弾環境を代表するカードと大型大会の上位入賞デッキのキーカード(個人はJCS権利獲得者、トリオは優勝チーム)をざっくりまとめました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168125648/picture_pc_be0dfe4efb4c955aa2a3e49208f0b8ca.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168125657/picture_pc_a16a89f74ff59f499da2c8dfd2fe53bc.png?width=1200)
【2025.01.01追記】
2024.05.25開催の『カードゲーム祭2024 in 九州』の記載が漏れていましたので追記と共にお詫び申し上げます。(第10弾 Gods of the Arcana環境)
秘術ウィッチの持ち込みで優勝された朝比奈選手より大会のレポートをいただいたのでこちらに引用いたします。
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/event/tcgfes2024_kyushu/
2023.12.22〜2024.02.22 『次元混沌』環境
両面進化カードが初登場(エルフのオーキスのみ)。絶傑タイプのサポートカードも追加された。
両面進化の《オーキス》を中心に人形タイプのカードが大幅に増えた人形エルフ、《異界を統べる者》と《真紅のローズクイーン》の2コストシナジーを駆使した特殊デッキの2コス(2軸)ナイトメア、サポートカードの登場で強化された絶傑系デッキが中心の環境になった。
主なアーキタイプ:人形エルフ、2コスナイトメア、自然ロイヤル、リーシェナウィッチ、侮蔑ドラゴン(環境初期)など
人形エルフ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168038617/picture_pc_3ee13e8df6f81edbe407f1d02db27894.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-265
2コスナイトメア(2軸ナイトメア)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168039398/picture_pc_54ed842b2c757ca3a6b12fc132d4531c.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-265
自然ロイヤル
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168040167/picture_pc_408787253113d0f0da7a7dbc8cd7362c.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-255
2024.02.10 GCS仙台トリオ
人形エルフ、リーシェナウィッチ、2コスナイトメアを採用した「とりあえずJCS」チームが優勝。
公式の公開情報が少なかったため詳細不明。
https://x.com/shadowverse_ev/status/1756272073985737167?s=61&t=nv-BOl60zubQ1SbKjS86zg
2024.02.23〜04.18 『光影の二重奏』環境
ニュートラル以外の全クラスに両面進化カードが追加された。
初期から存在したがイマイチ決定力不足だった秘術ウィッチと吸血鬼(蝙蝠)ナイトメアが大幅強化され年末まで環境に食い込むことになる。
また、今弾からロイヤルに取り回しのよい展開札が配られるようになり、第6弾での登場からあまり使われなかった《ララミア》がついにスタメン入りすることになる。
主なアーキタイプ:秘術ウィッチ、吸血鬼(蝙蝠)ナイトメア、白黒ロイヤル、アミュレットビショップなど
秘術ウィッチ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168041961/picture_pc_90ceeeaaebbd3eab8f1657c3bf7f394b.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-279
吸血鬼ナイトメア(蝙蝠ナイトメア)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168042510/picture_pc_bb0d289ec4dc06e9f62b11cfb34d86fa.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-279
白黒ロイヤル(アグロロイヤル)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168043349/picture_pc_ed5fc13b36d26f07357477ab96209877.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-283
2024.3.16-17 JCS2024
秘術ウィッチ、吸血鬼ナイトメアを持ち込んだ、たくぽん選手が優勝。
デッキリストは前述の通り。
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-279
2024.04.15 ブックオフトレカフェス大宮
秘術ウィッチを持ち込んだ、トラ選手が優勝。
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-288
2024.04.19〜06.17 『Gods of the Arcana』環境
2周年記念として、特定条件を満たした際にエボルヴデッキから呼び出せる(エボルヴフォロワーではないカード)が新要素「アドバンス」カードとして追加された。
また、DXスターターデッキ「学院に咲く双華/武なる雷鳴」も同時発売され、学院ウィッチが強化され、武闘竜人ドラゴンが登場した。
主なアーキタイプ:秘術ウィッチ、吸血鬼ナイトメア、白黒商人ロイヤル、武装ドラゴン、アミュレットビショップなど
秘術ウィッチ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168045938/picture_pc_1590200c80cdb080b77e3a5c4052936f.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-309
吸血鬼ナイトメア
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168047075/picture_pc_a9d9d2b073122a93fc57a2fcc34222d5.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-312
白黒商人ロイヤル(ミッドレンジロイヤル)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168046310/picture_pc_1f5de52caa83a0ff25957d900e208139.png?width=1200)
ターミナルウェポンが機械タイプなのでメカニカルガンナー+プロダクトマシーンで起爆できる。
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-309
2024.05.03 GP東京(トリオ)
ここから大型大会、GCS、CSの上位入賞デッキリストがブシナビの大会結果に公開されるようになった。
今大会の優勝は白黒商人ロイヤル、秘術ウィッチ、武装ドラゴンを持ち込んだ、光塾チーム
参考記事:
https://sve-gp.com/news/?id=9bgeb8tmdw&t=tokyo
2024.05.25 カードゲーム祭2024 in 九州(個人)
【2025.01.01追記】
秘術ウィッチを持ち込んだ、朝比奈選手が優勝。
※GP/GCSカテゴリー外のせいかブシナビ非公開
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/event/tcgfes2024_kyushu/
2024.06.18〜08.22 『カードファイト‼︎ヴァンガード』環境
年に一度のコラボパックはまさかのカードゲームそのものとのコラボに。
ヴァンガード初期シーズンのゲームシステム(スタートアミュレット、トリガーチェック)をエボルヴに再現した。
また、秘術ウィッチを下支えしていた《お菓子の家》が殿堂入りし、1枚制限となった。
環境初期は様々なコラボクラスが模索されたが、最終的にほとんど《かげろう》一色の環境になり、年末まで環境トップに君臨した。
主なアーキタイプ:ヴァンガード(かげろう)、かげろうドラゴン、秘術ウィッチ、吸血鬼ナイトメア、自然スパルタクスロイヤルなど
ヴァンガード(交錯かげろう)
かげろうタイプのカードのみで構築した純かげろうと、ミラーに強い《交錯する力》を搭載した交錯かげろうに2分された。
初期は《コンロー》スタート型も見られたが先1エルモ3/3でクラス構築が破壊できることから《アンドゥー》スタートで固定された。
当初《アリフ》は自動進化ありきのご都合カードと考えられ、《ドライブポイント》の枚数も減ることから《交錯する力》とも相性が悪く評価が低かったが、3コスト以下のかげろうフォロワーは軒並み面圧が高く、《ボーテックス》や《オーバーロード》のサーチ/踏み倒しもできてむしろ《レアス》の最優先サーチ対象になった。進化枠問題は《オーバーロード(EVOLVE)》を2枚にすることで《交錯する力》と共存した。
《ボーテックス・ドラゴン》はコストが重く、通常は1回投げられれば充分なため初期は枚数を減らしていたが、かげろうミラーが多発すると中盤の《ボーテックス》投げ合いに失敗した方が致命傷を受けることになり3投必須になった。クラス構築対面でも5/6/6スタッツは生存しやすくイージーウィンが拾いやすいことも追い風になった。
《交錯する力》は当初継戦能力を上げて雑多対面の受けを広げるために採用されたが、むしろかげろうミラーで生存率を上げるのに有効となったためこの環境での主流になった。
対クラス構築はスタートアミュレットのテンポアドからそのまま押し込めば良いので純かげろうは次弾環境以降で主流になる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168053678/picture_pc_d928b73874264022a91bac8ec3c4138f.png?width=1200)
参考記事:
https://sve-gp.com/news/?id=l4iupvi80jr
かげろうドラゴン
《竜の託宣》と《ゼルガネイア》が使える高出力なかげろうをコンセプトに模索されたが、スタートアミュレットと各種トリガーを破棄するディスアドの方が影響が大きかったため、むしろかげろうのリソースを枯らすことに特化した耐久デッキになった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168054809/picture_pc_d74304fa798d74758b1739a972afa150.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-328
秘術ウィッチ(お菓子の家規制)
《お菓子の家》が1枚制限となり、かげろうの使用率上昇に伴って吸血鬼ナイトメアが減ったため《エンジェルバレッジ》が抜けた。代わりに《エクステンドマジック》、《ピアッシングエンジェル》、《《世界》・ゼルガネイア》を採用する型が主流になった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168058203/picture_pc_a4c80660aa4dee179b70437baac56cd1.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-333
吸血鬼ナイトメア、白黒商人ロイヤル
概ね前期環境(Gods of the Arcana)と同じ構築のため割愛
2024.07.27 GCS静岡(トリオ)
かげろうドラゴン、交錯かげろう、吸血鬼ナイトメアを持ち込んだ、「温泉愛好者」チームが優勝
参考記事:
https://inspire-jp.net/svegcs2024shizuoka/
2024.08.10 GP名古屋(個人)
交錯かげろうを持ち込んだ、らぷす選手が優勝
参考記事:
https://sve-gp.com/news/?id=4pns6ecayys&t=chiba
2024.08.23〜09.26 『宿命の弾丸』環境/2024.09.27〜2024.10.17 『シーサイド・メモリーズ』環境
荒野タイプが追加されたが、引き続きかげろうも環境トップに君臨した。かげろうの使用率が相対的に下がったことで雑多環境をデッキパワーで押せる純かげろうが主流に変わり、《交錯する力》が抜けた。(かげろうドラゴンは姿を消した)
9月にはエボルヴ初となるEXパック『シーサイド・メモリーズ』が発売され、各クラス1枚ずつ新LGが追加されたが、大きく環境は変わらなかったため合わせて掲載。
主なアーキタイプ:ヴァンガード(純かげろう)、秘術ウィッチ、荒野/死者ナイトメア、荒野ロイヤル、チェス超越ウィッチなど
ヴァンガード(純かげろう)
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参考記事:
https://sve-gp.com/news/?id=4pns6ecayys&t=chiba
秘術ウィッチ
《お菓子の家》に代わる回復手段として、土の秘術でドレイン付与できる《アーティストメイジ》が追加された。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168061432/picture_pc_1c76632d77e59a37b33dfd5e61070c1f.png?width=1200)
エンシェントアルケミストの打点補助で試作機械兵ピン刺しリストも出た。
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-354
荒野/死者ナイトメア
アイシィレンドリングを軸にした荒野ナイトメアは大きく純荒野型と死者混合型があった。また、吸血鬼に採用してコウモリがヴァンピィちゃんや血統の王とお手て繋いで乗車することも。もはやアイシィデッドペナルティだけでデッキの骨組みになるためどこにでも出張した。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168133968/picture_pc_4ee70f550972dda61a207694d8e70b08.png?width=1200)
デッキコード:1QPH5
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168062114/picture_pc_3b6e5f72183423b846fc2c4c3492d1e6.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-354
荒野ロイヤル
厳密には次弾環境の入賞リストだがシーサイド・メモリーズ環境時点でこの形になっていたため掲載。シーサイド・メモリーズ前後で《エミリア》が《久川凪》になっているリストも一般的。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168064214/picture_pc_b30c3b37c098f47a6fae6609dd13f346.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-378
2024.09.21-09.22 GP千葉(個人)
チェス超越ウィッチを持ち込んだ、ゆの*選手が優勝。
その他ベスト8には秘術ウィッチ、荒野ロイヤル、1コススパルタクスロイヤル、NC型荒野ナイトメア、純かげろうが入賞。ベスト64がかげろう、ウィッチ、ナイトメア、ロイヤルの4タイプのみほぼ同率の分布が特徴的。
参考記事:
https://sve-gp.com/news/?id=4pns6ecayys&t=chiba
2024.10.18〜12.12 『黒鉄の侵略者』環境
元々足回りが強かった自然/機械タイプが1年ぶりに強化されて環境に帰ってきた。
他にも既存タイプの強化が細かく入り、特にフォロワー主体の魔法使いウィッチが登場した。
前期に猛威を奮った純かげろう、荒野ロイヤル、荒野ナイトメアも引き続き環境トップに残り、トリオ環境もあって2024年でトップクラスの雑多環境になった。
主なアーキタイプ:自然ドラゴン、自然エルフ、魔法使いウィッチ、アゾートロイヤル(通称:誰やねんロイヤル)、純かげろう、荒野ロイヤル、荒野ナイトメア、機械ナイトメア、秘術ウィッチ、機械ウィッチなどなど
自然ドラゴン
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168067091/picture_pc_f496177d2c2a307487e957824934124c.png?width=1200)
5ギルヴァは捨てた手札を侵食打点に変換して1ターンに12点以上の打点に伸びることもある。
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-371
自然エルフ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168067651/picture_pc_98f152c2406b35ea42edeeec61ba739a.png?width=1200)
魔法使いウィッチ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168068699/picture_pc_64cc8096bd042f02d0a27328f4c2b9f1.png?width=1200)
参考記事:
https://shadowverse-evolve.com/news/post-380
2024.11.17 GCS千葉(トリオ)
純かげろう、秘術ウィッチ、荒野ロイヤルを持ち込んだ、「ありなんだTV」チームが優勝
参考記事:
https://tcg.bookoff.co.jpURLを2度見した。
2024.12.13〜 『暗黒降誕』環境
原作シナリオ「時空流転編」のメインキャラたちが荒野タイプカードとして追加された他、人気キャラクターの闇堕ちカードが軸となるアーキタイプが強化された。
4月以来のアドバンスカードも再登場。
また、制限改定によりヴァンガードからスタートアミュレット《スターダスト・トランペッター》《リザードランナー・アンドゥ》が完全禁止になり、《神龍》と《カースエンチャンター》が制限解除となった。(完全禁止も制限解除もエボルヴ史上初)
それでもなお純かげろう、荒野ロイヤルは前期とほぼ同じ形で環境トップに残り続け、アイシィナイトメアは死者追加で死者ナイトメアとして強化された模様。
2024年は環境前半で終わるため、12/31時点でまだまだ環境は流動中。
主なアーキタイプ:セッカエルフ、妖精エルフ、レヴィオンロイヤル、学院ウィッチ、ヴィンセントウィッチ、武闘竜人ドラゴン、死者ナイトメア、ヤテラントゥビショップ+純かげろう、荒野ロイヤルなどなどなど
※型が多すぎてサンプル不足につき後日更新
→2025年版に掲載予定
将来のゲートボール用にできるだけ公式記事を優先してサンプルリンク集にしたつもりが、こうして並べると独自採用リストを優先して取り上げてるものが多いことに気付くなど。
年明けは早々からウマ娘が襲来して更に群雄割拠になりそうな予感ですが、来年もよいエボルヴライフが送れますように。
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