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ひとこわ→霊視?!

今日の帰りの話です。実話です。大した話ではないし、作り話だとしたらありがちすぎてつまらないのですが世にも奇妙な物語なら、そこは演出でぐっと面白くできそうな。でも脚本家でもないのでありのーままにーかいてみますね。

夕方パート帰りにドラッグストアに立ち寄り、日焼けとシミでどんどんすすけてきた肌にいいサプリとか化粧水がないかパトロールしておりました。そうだ、駅構内にあるあっちのドラッグストアの方が安いのあるかも、と駅に向かいました。

目的のドラッグストアは階段おりて右手に、その左手には出口へ向かう階段があります。その踊り場付近で私の方に手を挙げて近づいてくる男性の姿が。私は目が悪く、でもコンタクトはケアができずメガネも面倒なので裸眼で過ごしているため、少なくとも3メートルくらいは近づかないと人物が判別できないので、あら?知り合いかしら?と思い薮睨みになってしまうのを気にかけつつその男性を判別しようとしましたが、どうにも近づくのはやばい雰囲気がプンプンだったので、結局よくわからないまま右手にあるドラッグストアに逃げる様に入店しました。

え。なんだろ、知り合い?でもあんな年齢層のしかも男性の知り合いいない。見た目20代後半から30代前半か?という若者なはずなのですが、あきらかに動向がおかしいのです。パッと手を挙げて真っ直ぐに私を見て少し近づいてくるけど、猫背で前屈み、思い返すとマスクしてないから顔がよくみえたんだった。最近はマスクが常態化しているのでただでさえ目が悪い私はマスクのせいでほとんど判別不能なのですが、その人はマスクはしていなかった。そしてその年齢層にしてはまるで中学生がお母さんに買ってもらった服をただ着ているような何といううか、違和感のある服装だったのです。

ドラッグストアに逃げ込んだ私は商品棚の影から外にいるその男の姿を隠れて見ましたがまだその階段上で立ち止まっているので、しばらく店内で時間を潰すことにしました。店内までは追ってこないし、誰かと間違えたか、はたまた私の後ろにいた誰かに手を挙げたか、つまり私の勘違いだったかなと少し冷静になりました。

そのドラッグストアで安かったリステリンを買ってまたお店を出ました。たまたま電車が到着したようで改札から沢山の人が出てきました。たくさんの人混みにまぎれられる、とホッとして先程その男がいた階段付近までいくとすでに男の姿はなく、なーんだやっぱ人違いとか私の勘違いだったか!と思って出口へ向かう階段を集団にまぎれて降りていくと降り切ったところにあの男が!

げげげ!でもさすがにこの集団にまぎれていたら見つからないよね?てか、人違いだったんだよねさっきは、と、アセアセと目を合わせないように階段をおりて出ると、その男はまっすぐに私に向かってさも待ってました迎えにきたよ、というように手を挙げて私の顔を覗き込むように近づいてくるのです。こう書くと普通に待ち合わせの人みたいに思えますが、その人はなんか変だったのです。何が変かというと、駅からはきだされた集団の皆さんがその男をさーっと避けるように、モーゼの十戒?のように道がひらけてしまうのです。そもそも、人を待つならもう少し端によって通行の邪魔にならないようにするものなのに、その男は階段の上のときも下の時も人の流れのど真ん中にいて、その時点で明らかにおかしい人だったのです。うーむうまく伝えることができずもどかしいですが、そんなとこにいたら邪魔だし変だよ。という位置なんですよ。だもんで私も他の人と同様に避けてそそくさと逃げたのですが追ってきたらどうしようと、その先のコンビニに寄ったのです。コンビニで時間を潰すことしばし。コンビニでは買いたいものもなくてすみませんが何も買わずに恐る恐るお店を出ると、彼は居ませんでした。ちなみに避けたけどじっと私に向かってきて最接近したときはいよいよ声かけられちまうか?くらい私の歩く方にぐるーっと見られる感覚が右後ろからありましたので、本当に怖かったです。

自宅にかえってから冷静に考えると、

1.私に一目惚れで新手のナンパ

→いやいや、アラフィフのメタボおばちゃんだってば。

2.知り合いによーく似ていて間違えた

→これが有力な気もしますが、それなら中途半端にヘイタクシーみたいなフリするかな?

3.私の周りによからぬものがみえた

→こう考えたら1番しっくりくる気がしてゾッとした(~_~;)多分ですが、精神障がい者の方とお見受けしたので、そういう方は異次元の世界のものがみえるのでは、、?

4.↑3のポジティブバージョンで、私が光り輝く天使にみえた、または天使がついてた!

→宝くじ買おうかな😆

5.その男性こそ、この世のものではなかった

→😱😱😱




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