
突然やってきた主人実家お墓参り…なんと
主人には、後継ぎの兄がいるので、実家の全ての事に、できるだけ口を出さないというスタンスでいる
お墓事情にも
主人の父は長男で、家業も継いでいた
祖父、祖母との同居
また父の弟二人家族が出入りする、ドラマに出て来る様な、わちゃわちゃした家族だった
下町という場所も拍車をかけていた
そんな中、一番早くにこの世を去ったのが父だった
50歳過ぎで、病気になり、余命半年と告げられ、亡くなってしまった
義母は、その先の人生を、父のいない状態で、今まで以上の苦労をしたくないと思ったのだろう
弟達が祖父母の面倒を見る事を希望し、家業の権利をお金で解決する方法を選んだ
3番目の叔父が祖父母を引き取る事が決まった
あんなに仲が良いように見えた家族が、こんなに簡単に壊れていくんだなぁ…と口を出す権利もない私は遠くから見ていた
父は、ある霊園に一人眠っている
2023年のある日、身体のメンテナンスをして貰っている方に『ファミリーツリー』を勧められた
また、主人側のお墓参りをちゃんとしているかを聞かれた
私は「はい、毎年お墓参りに行ってます」と…
「あっ、でも父だけです。その前の世代は色々事情があり、お墓がどこなのかもわからない…」と初めて気づいたんです
風の便りに、祖父母も叔父たちも亡くなったとは聞いていたけれど
それから、義母に祖父母達のお墓がどこにあるのかを聞き出し、ある霊園の名前を教えてもらった
そもそも、義母にとって、父の実家の事は話したくも、思い出したくもない
それを知りながら、ふわっと、当たり障りのない様に聞いていくのもドキドキしたものだ
主人にお墓参りを申し出るも拒否された
それも理解できる
自分の母親が辛い想いをしていた姿が、目に焼きついて育っている
また、自分は後継ぎではない
どうしようというのか…という事だろう
(でもね、この直後に主人は、霊園近くの
ゴルフ場⛳️に、お仕事ゴルフで行ってたの
呼ばれてました〜)
嫌がられては無理できず、そのまま月日は流れた
2024年秋に、生まれて初めて琵琶湖畔に伺った
『大人のお絵かき教室』出張版に参加する為だ
それを主催していたのが、『akiさん』
初めましてから始まり、次の日は観光を計画してくれて、素敵な2日間となった
彼女は、『エナジー&ボディワークセッション』をお仕事にしている
そして彼女のお誕生日プレゼントとして、
『ボディワーク10分を100人にプレゼント』というイベントをやるのを知り、応募した
そもそもボディワークって何?から
私の身体をご自身に転写して、詰まりや痛みを感じたり、そこを流してくれたり、日常の姿勢で気をつける事、簡単な運動を教えてくれた
10分の最後の方で、
「ご主人方のお墓参り行かれてますか?」と質問された
ぎゃーっ、またきちゃった…
簡単に、我が家の事情をお話ししたところ、私の肩のつまりの原因かもとおっしゃる
「お墓参りに来て欲しいみたいです、行かないからバチを当てるとかではなく、来てくれたら沢山応援をしたいという感じなんです」と
これは、主人実家お墓参りを実現しよう‼︎と決めました
目星しの霊園に問い合わせるも、なかなか電話が繋がりません
混んでるからかけ直すよう催促のアナウンスを何度聞いた事か…
やっと話せた職員はぶっきらぼうなおじさん
で、契約人は?亡くなった人はいつ亡くなったの?わからない?じゃ探せないよ!と矢継ぎ早に話され、泣きたくなる気持ちを抑え、何がわかったら調べて頂けるのかを聞いた
・今、契約している人のフルネーム
・その人の住んでいる住所(私の場合は市町村位で大丈夫でしたが)
・お墓に入っている人の名前
・亡くなった日
など情報が多ければ多いほど良いとの事でした
契約者誰なんだろう?
誰が亡くなっていて、後継ぎが誰なのかもわからず、と言って義母に聞くのも辛い思いをさせてしまうし…困ったなぁ
が、突然思い出したんです
一年位前に、主人の従兄弟から連絡があった事
その従兄弟は、2番目の叔父さんの長男
祖父の遺産相続の事で、主人に連絡があった
もしかしたら後継ぎ?と思ったの
霊園に問い合わせをしたら、予想が当たり、
契約者は2番目の叔父さんの息子さんでした
そして、墓地の場所がわかったんです✨✨✨
もうホッとしましたよ
なんだかわからないけど、来て欲しいとおじいちゃんおばあちゃんが言っている
すぐ主人に連絡し、次の休みに行けるかを聞き、数日前に無事にお墓参りに行く事ができました
その日は、風のない穏やかな日で、空が高く、気持ちいい日でした
お線香に火をつけると、ばぁ〜と燃え上がり、なかなか火が消えなかったんです
小さな頃、母が「火がなかなか消えないのは亡くなった人が喜んでいるんだよ…」と言っていたのを思い出した
真意はわからないけれど、そのように思っておこう…と思う
突然やってきたお達しでしたが、持ち越さずに年内に済んで良かった
というビックリな出来事でした
akiさん情報↓