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META【FY22 Q4決算】

Meta Platforms社が2/1(水)の取引終了後にFY22 Q4決算を発表しています。


✔︎ 決算内容

❌ EPS $1.76(2.22)【YoY-52.0%】
⭕️ 売上 $32.17B(31.53B)【YoY-4.5%】
  ┣ 前期見通し $30.0-32.5B
  ┗ 恒常為替レートでYoY+2%
  (為替レートが前年同期と一定であった場合、売上高は$2.01B増)

✔︎ 次期ガイダンス

⭕️ 売上 $26.0-28.5B(27.14B)

✔︎ CEOコメント

👉 Facebookは、DAU20億人というマイルストーンに到達したばかり
👉 私たちのAI発見エンジンとリールの進歩は、この大きな原動力です。これ以外にも、2023年の経営テーマは「効率化の年」であり、より強く、より軽快な組織となることに注力している

*自社株買い枠を400億ドル拡大することを決算リリースに合わせて発表

✔︎ 損益計算書・業績推移と見通し

✔︎ 情報ソース

▶️ Meta Reports Fourth Quarter and Full Year 2022 Results


✔︎ 各紙報道・要約

▶️ 日本経済新聞

👉 売上高が前年同期比4%減、純利益が55%減で3四半期連続の減収
👉 DAU(1日あたりの利用者)が前年比4%増の20億人に達し、市場予想を上回る
👉 自社株買い枠の拡大(400億ドル)やコスト管理を重視する考えを示したことが好感され、株価は時間外取引で一時、終値より19%超上昇
👉 主力のインターネット広告事業の売上高は前年同期比4%減、景気減速に伴い企業が広告費を抑える傾向が強まり、関連企業への逆風となっている
👉 スーザン・リーCFOは決算説明会で「テクノロジーや金融といった分野の広告の落ち込みが大きかった」と述べた
👉 TikTokが利用者を伸ばしているが、METAは「リールズ」と呼ぶ競合サービスを強化しており、ザッカーバーグCEOは「リールズの収益化を進めており、年末か来年初めには既存サービスの落ち込みを補えるようになる」との見通し示す
 👉 設備投資額は300-330億ドルに減額 → CFO「よりコスト効率の高い新たなデータセンターに移行するため、建設に関連する費用を見直して減額した」と説明
👉 23年後半に消費者を対象とした新たな仮想現実(VR)端末を発売すると明らかにしたが、メタバース関連は先行投資がかさみ、赤字が続いている状況の中、コスト削減や人工知能を活用した本業の強化を強調し、ザッカーバーグCEOが「優れたテック企業の創造と収益性向上を両立させる」と述べるなど、市場との融和姿勢を前面に押し出した形


▶️ Bloomberg

👉 広告の堅調な需要が追い風となり、売上高が市場予想を上回った
👉 マーク・ザッカーバーグCEOは発表資料で、FacebookやInstagramに同社が配信する動画の向上など、AIへの投資を進めているとした上で「これに加え、2023年の経営テーマは『効率の年』だ。より強く、機敏な組織になることに注力している」と説明
👉 1-3月期の売上高見通しは260-285億ドルで、市場予想並みだった
👉 自社株購入枠も、既存の購入プログラムの残り109億ドルに加える形で400億ドル引き上げた


▶️ Reuters

👉 第1四半期の売上高見通しは市場予想を上回り、数カ月間低迷が続いたデジタル広告需要の回復を示唆
👉 23年のコスト見通しを50億ドル引き下げたほか、新たに400億ドルの自社株買いも発表し、これを受け株価は引け後の取引で18%超上昇
👉 マーク・ザッカーバーグCEOは、23年が「効率の年」になると述べた


✔︎ 注意事項

本記事の作成・投稿にあたりましては、当該企業発表の決算情報等を入念に確認し、正確なものとなるよう努めておりますが、錯誤や誤植などの可能性があることをご留意ください。なお、投資にあたりましては、各々で再度情報を確認されることをお勧めいたします。


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