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出会いから20年、結婚して16年、ホントに飽きもせず?一緒にいるよねって話。

※長文を書いては消して、書いては消してを繰り返し。結果、短文です。

 さて、つい先日、私達夫婦は16回目の結婚記念日を迎えました。あっという間と言えばあっという間だったし、長かったと言えば長かった・・・そんな感じですが。

 私達夫婦の馴れ初めについて書くつもりは無いのですが、まぁ、夫に対する気持ちというか何というか、今ある思いを書いておこうと思います。

似たもの夫婦

 出会った頃の夫と私は、それはそれは違いました。夫は【事なかれ主義】で【玉虫色の決着万歳】でいて【超ポジティブ】だったし、私は私で【白黒はっきりさせる主義】で【曲がったことは大嫌い】ながら【ネガティブ気味】だったし。もう毎日毎日、バチバチと火花を散らしていたわけです。

 20年という歳月は、人を成長させますね。今ではすっかり【似たもの夫婦】なんです。もちろん、細かいところまで見ていったら違うところもまぁあるのですが、色々な心理テスト等をしてみると、実に被る被る。特に同じところは、【高揚性】【俊敏性】【決断力】【自己信頼】なのですが。

 具体的にどのような内容かと言いますと、【変化や刺激が大好き】【思い立ったらすぐ行動】【最適だと考えた結論をスピーディに導き出す】【信じた道を突き進む】ということです。これらが、特に共通して言えることなのです。

支えてくれてありがとう

 しかし、私はコロナ禍での引っ越しによってメンタルをやられました。繊細だった頃の自分が顔を出したと言いましょうか。いつもの引っ越しであれば、次の出会いに期待し、テンション高く前向きに取り組めたのですが、今回は自粛期間での引っ越しだったためにそうもいかず。とにかく、毎時間聴こえてくる救急車のサイレンに心を病み(大きな病院がすぐ近くにあります)、息子との喧嘩?に心を病み、深く深く考えては落ち込む日々を送っていたわけです。「こんな私は私じゃない・・・」って思いながら、苦しい毎日を送っていたのですが。そんな時いつも私を支えてくれたのは、夫の言葉がけでした。

 具体的にこれという魔法の言葉があるわけではないのですが、私が自分で導き出した答え(心の奥底に仕舞っているもの)に目を向けるように導いてくれるのです。そして、それが本当に求めていたものだと気づかせてくれるのです。

 大抵の人って、困っている人を見かけるとアドバイスしたくなるところがあると思うんです(違ったらごめんなさい)。「自分の時はこうだった」「こうした方がいいと思う」とか。だけど、夫は違うんです。絶対にアドバイスはしない。「それで、どう感じたの?」とか「じゃぁ、どうしたいの?」とか、とにかく私の気持ちを聞き出してくれるというか。自分の考えを決して押し付けたりせずに、聴いてくれるんですよね。

 お陰様で、やられたメンタルも復活することができました。夫様、ありがとうございます。

見守ってくれてありがとう

 引っ越しに伴って職を失い、コロナ禍で就職もできず、14年ぶりに専業主婦になった私。昔だったら、「働け~」とせかしてきた夫ですが、今は何も言いません。ただ、「やりたいことをすればいいんじゃない?」とだけ言われます。私が今やりたいことは、絵本を描いたり、自分史や小説を書いたり(最近noteを書けていませんでしたが)、カウンセリングの勉強をしたり・・・ということなのですが、今のところ何の収益にもつながっていないそれらを否定することもなく、むしろ肯定的に受け止め、「いいじゃない!」と褒めてさえくれるのです。

 もちろん、メンタルをやられたことも要因としてはあったかもしれませんが、それでも「見守る」って、なかなかできないことですよね。だから、今の私をそのまま受け入れ、見守ってくれる夫に感謝しております。本当にありがとう。今に見てて!凄い結果を生み出しますから!(自己信頼)

土日の料理は最高です!

 夫は調理師の免許も持っているのですが、自分でも「料理が好き」と言うほどのことはあって、土日は毎食美味しい手料理をふるまってくれます。もともとは、私の家事休暇のために始めたことでしたが、今では楽しんでくれているようです。料理が苦手(むしろ嫌)な私にとっては、夫が料理をしてくれることは一番嬉しいことでして。本当に感謝しかありません。でも、まぁ裏を返せば、私が料理上手になる機会を奪っているとも言えなくもないのですが・・・とか言い逃れをしている私ですが、自分の得意分野をそれぞれが担うことで、互いの苦手分野を補え合えれば全てはうまくいくと思っているので。私達夫婦は、最高のパートナーだと思っているわけです。

どうか看取ってくださいね

 私達夫婦はとても良い夫婦だと思っています。夫のことも大好きだし、ずーっと一緒にいたいとも思っています。でも、夫を看取る気はさらさらないのが私です。それはなぜかと問われれば・・・う~ん、残されて悲しい毎日を送りたくないという気持ちもあるのですが、本当のところ、夫に自由をあげたいという気持ちでしょうか。別に、私は夫を束縛する人間でもないし、むしろご自由にどうぞの精神で生きていますが。

 私が先にこの世を去れば、夫はその分一人の時間を楽しめるし。私以外の女性が夫によって幸せになれる機会があるのは、とても良いことだと思えるのです。あ、浮気とか不倫とかを肯定しているのではないです。私がいなくなってからのこと限定。

 夫のポジティブシンキングが、世の中の困っている女性を救うことがあれば、これはとても嬉しいことなわけで。夫をシェアする気は毛頭ございませんが・・・夫が望むのであれば・・・いや、調子に乗るタイプなので、これ以上は書きません。

これからもよろしくね

 あと何年一緒にいられるか分かりません。もしかしたら、明日を迎える前に・・・なんてこともあり得ますから。だから、思うのです。一緒にいられる時間を大切にしたいなと。先日大喧嘩したばかり(普段仲が良すぎて、喧嘩をすると大喧嘩になるの)ですが、それでもやっぱり大好きで、ずーっと一緒にいたいなぁと思うわけです。

 たくさんたくさん書きたいことはあるのですが、のろけ話は短い方が良いかなと思うので、この辺で終わりたいと思います。夫様、これからも末永~くよろしくお願いいたします。

もしもあなたの琴線に触れることがあれば、ぜひサポートをお願いいたします(*^^*)将来の夢への資金として、大切に使わせていただきます。