テレパシーはあるのかもしれない。

私はスピリチュアルの世界や、引き寄せの法則は有るのでは無いかと思っている1人である。

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私は1年半前まで、病院で10年勤めていた。
そこで一緒に勤務をしていたYさん。

私が退職した際に、2人でご飯に行きましょうと誘ってくれ、退職祝いだとご馳走してくれた。

私はその時、本音でYさんと色んな事が話せて絶対に新しい仕事が落ち着く頃に連絡をするとYさんに伝えた。

あの時は転職する自分の未来にワクワクや期待を高く持っていたから、きっと次にYさんと会った時も大変だと言いながらも、どこかまんざらでも無く過ごしている自分の姿しか脳裏には浮んでいなかった。

けれど、現実は違った。
入社した当日に給料を減らされ、帰宅しても仕事。休日にも仕事。
最初は、10年勤めた会社をもう退職してしまったからやるしか無いと思った。
いつか転職先の経験を活かして、あわよくば独立したいという気持ちがあったからここまでやらないと将来やっていけないんだと、自分に色々言い聞かせていた。
目覚めてから寝る寸前まで、SNSを見る時間も全くなく仕事の事を考え仕事中心で生きていた。

けれど、年明けにプツンと糸が切れてしまった。

燃え尽き症候群というのだろうか。

年末までは、大丈夫だった全力で走って進んでいた自分が膝から崩れ落ちたかの様に
何にもやる気が出なくなり、そして情緒不安定になってしまった。

本当なら年が明けて、2月位にはＹさんと会いたかった。

でも、私は2月の半ばに精神を病み退職した。
病院にはかからなかっだけど、たぶん適応障害とかだったんだと思う。
それから、少し休んで4月から病院で働き始めたけど次の職場では、年に4人も精神を病ませて退職させた人がいて、私はその人のターゲットとなりパワハラでやられてしまった。

それから、2025年1月某日までYさんには連絡をしていなかった。

連絡をしても、今の自分の現状を話せないと思ったからだ。
恥ずかしい気持ちとか、不甲斐ない気持ち、情け無い気持ちからだった。

ふと、1月に入り休日にスーパーに行く時にＹさんの事を思い出した。
その日は、妊娠できない事を急にイライラした日だった。

何故か、Ｙさんが頭の中に出て来た。

私なんてもう40歳ですよと言っているYさん。

どんなシチュエーションだったか思い出した。
Ｙさんは40代だけど、全くそうは見えない。
性格も喜怒哀楽が激しくって、見てて可愛いと思ったりしていた。

私が10年勤めた病院でも、子供ができない事に落ち込んでいた時
「神木さんなんて、まだまだ若いですよ。
私は40歳なのに結婚せず猫と暮らしてます」
と、悲しげに自虐して慰めてくれた。

その時の映像が流れてきた。
その人を比較対象として思い出したのでは無く、ふとその映像が頭に浮かぶ感覚だった。

その夜に、LINEの通知が鳴った。
「○○で一緒に働いていた、Ｙです覚えてますか？神木さんが次の会社で取ると言っていた資格に興味があって、良かったらランチしたいです。」

という内容だった。

たぶん、資格に関しては何か理由を付けないとと彼女が思ったきっかけとして書いてくれた事で、その資格を本当に取るとかではなかったと思う。
凄い特殊過ぎるから笑

私は仕事は辞めたことを伝えたけど、ランチに行く事になった。

ふと、Yさんの事を思い出したのは
テレパシーなんじゃ無いかなって、少し思ったそんな日だった。