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秩父宮杯 エリート 61位

3年ぶりの秩父宮杯に参加。私はJBCF登録しているので、エリートしが出れず。スタートリスト見る限り、ギリギリ完走できるかな、という感じ。結果、予想通りギリギリ完走した。完走出来ただけでも良くやったと思っているのだが、周囲はそんな感じではなかった。アラフィフだぜ…。


前日

直前まで天気予報は雨とか曇り予報。本番も雨だったら嫌だなぁとか思っていたが前々日にはギリギリ曇りくらいに好転する。リューセイくんが下りを試走したいというので、リョウタロを引き連れ、試走に行く。秩父は奥多摩から行ければ早いのだが、残念ながら奥多摩から秩父には行けない…。青梅あたりから飯能入って国道299に入るか、国道16号から299入るか、関越使うかのおおまかに3ルートしかないがどれも時間がかかる。距離は近いのに行きづらいところが秩父。とりあえず、小金井抜けて所沢、入間に入り299号へ。正丸峠付近はそこそこ雨でテンション下がるが、秩父ミューズパークはギリギリ路面が濡れていない。

前日試走の様子。

急ぎ自転車下ろし、軽く試走。試走なので登りは上げない、とフラグを立てつつ走る。コース自体は路面は悪くないが、やはり路肩には砂利など多少あるし、ひび割れや轍もある。基本的に車道は自動車が走りやすいように作られており、必然的に自動車が走るラインが路面がいい。なので、左側車線のど真ん中が一番安全に走れそう。あと、リューセイは下りに苦手意識があるようで、基本的に左側車線の左側を走るので、車線の真ん中を走るといいよ、アドバイスしといた。お昼前に帰宅するも、家に着いたのは15時すぎ。やはり秩父は遠い。

ポージングの練習。

その後、夕方帰宅し、下の子とYouTubeでボディメイク系の動画を見ながらポージングの練習と掛け声の練習をして、20時すぎに眠りに着く。いつものストゼロは飲まず。


当日(2022/9/4 日曜日)

朝2時30分起床。朝食とったり、YouTubeみたり着替えたり、なんだかんだで4時30分出発。
ゆーや氏、大佐、リョウタロ、リューセイと合流し、出発。リョウタロ、リューセイは一般上級に仲良く参戦。7時30分ごろ会場に着く。いつものようキャッキャウフフしながらゼッケン貼ったりしてたら、なんのかんのでいい時間に。

リョウタロとイチャイチャ。

機材


フレーム:Addict RC10 2016

ホイール:Scope R4 

タイヤ:Huchinson Fusion5 Performance
空気圧:前4.3 後4.5

いつもの。下りコーナーがあるので空気圧低めに。早くディスクにしたい…。


レース直前

まだ時間あるから試走しようぜ!と、コースイン。チンタラ走りつつ、本番の登坂に差し掛かると、後ろからクラクション鳴らしながら、コミッセールカーが、レーススタートしてて先頭通過するから道開けろ!とのこと。ちゃんとスケジュール見てなかったが一般中級、マスターズがスタートしたようだ。すると、同じチームジャージが急に路肩に止まった。見ると、どうもチェーン落ちでレース降りるらしい。残念だねぇと見ていると、今度は女子が来たようで、チームメイトのゆかりんが先頭で登坂区間に入ってくる。この瞬間から、我々は試走でバタバタしてたのではなく、キツい登坂の開始地点でゆかりんを見守りに来たということになった。
無事に見送り、急ぎエリートのスタート地点へ。相変わらずのギリギリ進行で、並んだのは最後尾。応援でファントムとクロスコーヒーつながりのキシモンが駅前にいたが、我々があまりにゆっくり来たのでファントムはいつものヤツだな、と気づいていたようだ。
今回、うちのチームではチーム戦として、超合金、大佐、ゆーや氏、私含む5人でエントリーしてると聞かされる。足引っ張らないようにしよう。

パレードラン、スタート直前。


バタバタバタしながら、パレードランへ。パレードラン中に前に行こうと試みるも、ブレーキばかり、これは無理だな、と諦める。見ると、超合金はいつのまにか最後尾まで下がっている。チーム戦だし、超合金についていこうと決める。完全に交通封鎖されてる道路に入った途端、超合金が右端のわずかな隙間に頭をねじ込み、最前列まで駆け上がる。私はそれを見逃さず、2番目まで上がることに成功。結果、かなりいい位置でスタートすることに成功する。リアルスタート後、いきなり登坂。先頭集団内のいい位置で登る。皆始めは元気なのでこの時7倍出していたようだ。登坂が完了後、下りになり、何人かにパスされるも、特に気にせずペースで下る。下りきり登り返しをこなしてまた少し登るところでハンドル接触、落車しかけ、さらに直後に轍にタイヤ取られ、2連続で落車しかける、落ち着いて対処したお陰で難を逃れたが。やはり、左側走るとあまり路面が良くないので危ないが、まだまだ集団内の密度が高く、思うように走れない。一周目はそんな感じで先頭集団内で過ごすも、居心地は悪い…。

ニ周目。先頭集団、直後千切れる。

二周目に入り、再び登坂。ここでも一周目と変わらず7倍で登坂、堪らない。いいところにファントムがいて、まだまだ元気な姿を撮影してくれる。ポーズとる余裕もあったらしい。この直後、私の横で道路中央のポールを避けようとしてハスりかけたようで、相互で怒号が飛び交う。憎しみは何も生まない…。直後、同じ2人が仲良く落車。2人とも転びながら怒号をあげていた、そんな元気あるなら早く走り出せよと思いつつ。基本、集団内で怒号を上げる奴は余裕がない奴ですぐ切れる。おそらく2人とも余裕がなく、ギリギリだったのだろう。かくいう私もだいぶギリギリで、登坂のピークくらいて千切れてしまう。下り切った登り返しで追いつこうと試みるも、一旦生まれたギャップは簡単には埋まらず、周囲の人とグルペットを組むことに。脚がなければ頭とクチを使って集団を作る。皆完走したいのは同じなので、すぐ4人ほどの小集団になり、少しずつ人数を増やして6人くらいの規模に。結局、最終周回までこの集団で走ることになり、少しずつ人を増やして最後は10人超えていたと思う。

4周目?

グルペットの人数を増やしていき、周回も重ねてローテもそこそこまわってきたが50キロ前後で右脚が攣りかける。ここらあたりで意識してドリンクを多めに飲んだがあまり改善せず、背中のジェルを流し込んでなんとか騙す。集団のお陰で大分楽できたこともあり、4周目登坂で後ろから一般上級の先頭が来るのでちょっと落としてとコミッセールから。一般上級の先頭集団にはリューセイくんがいたので、ここでかけろ!と檄を飛ばす。呼応したかのように前に出たのが確認できた。リョウタロの姿は見えず。

私はそのままグルペットで最終周回に。特に展開はなかったが大分疲労してきた。最終周回に入り、鐘の音を聞くと皆完走できたと一安心。
集団にここまで来て落車したらつまらんから慎重に行こう、と声かけして最後の登坂へ。
さすがに最後の登坂は苦悶の表情。ファントムがいい顔を激写。最後の登坂でグルペットから3人ほど飛び出たが、追いかける脚も残っておらず、必死で追い縋るも右腿が攣る。

最終周回、苦悶。

グルペットからいつのまにか2人になり、登り返しを超えて2人で走り、まもやくゴールというところで攣った右腿を騙し騙し走っていた、一緒に走ってた人には私は足攣っているので、置いていっていいよ、と伝えるも相手もいっぱいのようだ。最後の右クランクを抜け、ゴールまであと200メートル。前走者の後ろにピタリとつき、残り100メートルで前に出る。一緒に走ってた人も諦めており、なんとか先着した。

ゴールの瞬間。

ゴール後、同じグルペットで長く過ごした人にお礼を言われる。嬉しかったが、お互い様だし、私もお礼を言う。なんと、大治郎くんの知り合いだったようだ、世の中狭い。多分、あのグルペットにいた人は皆心地よい思いで帰路に着いただろう。


リザルトは振るわなかったが、エリートで完走出来たし、チームは団体戦で2位入賞したし、いい思い出に。ちなみに私は全く貢献していないが。一応、チーム戦のメンバーなので表彰式に出ようとしたが、早く帰りたかったので参加せず、車を取りに駐車場へ。戻ってきた時には全てが終わっていた。

急ぎ家に帰ろうと車を出すも渋滞にハマり、家に着いたのは19時すぎ。帰りの車内では、アリエクスプレスや山田うどんトークで盛り上がる。帰り際にニュージャージを受け取る。とても苦しいレースだったがとても楽しく、レースが終わった今でも次のロードレースを走りたくて仕方ない。

MIVROブラック。襟に秘密あり。


次戦は南魚沼、MIVROブラックの出番はないがJBCFでは初めてのクリテリウム。実に楽しみ。それまでブラックワンピで練習するぞ!

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