2022 富士ヒル試走
2022年の前半は富士ヒルをメインにいこうと決めており、なんとかゴールドリングに滑り込めないだろかと対策をいくつか考えていた。やはり、タイムを縮めるには試走の回数を増やすのが望ましいのではないか。ゴールドリングに届かなくとも、できることはやっておきたい。
一回目 2022/5/6(金)
この日は天候はとても良く、試走日和。ただ、GWのMIVRO合宿3Daysの翌日、当然調子がいいわけない。TSBが-40とかで疲労も全然抜けていない。GWの富士ヒル試走はだいたい体調が悪いのは毎年の恒例か。この日は4人で試走。結果だけ記載すると料金所から75分だったらしい。タイムとしては箸にも棒にもかからない…。まったくいいところなし、というわけでもなく、GW合宿の効能なのか、調子悪いなりにペーシングは上手く出来た。最後の平坦でもなかなかスピードに乗せられていたので、感触としては悪くなかった。
試走後はほうとう不動にてほうとうを食べて帰宅。GW中は混雑が凄かった。
二回目 5月19日(木)
この日は平日ながら会社サボって試走へ。平日なので、社内ニートの私と監視官とゆかりんの3人で。天気はとても良かった。体調的には一回目よりも大分いい。比較すること自体がおかしいけど。この間のパワーデータがおかしかったので、校正してからスタート。アップがてら、料金所までちょっと上げ気味に。
料金所で監視官が3人分まとめて支払い、写真とってスタート。出だしは300Wオーバーで踏んでたが1合目あたりから維持が厳しくなる。二合目あたりから向い風が強く、なるべくエアロに、頭を下げて走る。パワーは多少出なくてもスピードを維持することを意識。大沢の駐車場越えてからパワーを上げようと奮闘するも、思うように上がらず。途中、Winzoneを飲む練習しながら奥庭を越えてから全力で踏むも、あまり速度出ない。どうもエネルギーが足りてないように感じる。体重を急激に下げすぎたせいかも。タイムは単独70分は切りたかったが切れなかった感じ。終盤に向けてパワー下がってる感じでペーシング失敗した。
五合目で写真だけさっと撮り、ダウンヒル。奥庭のスノーシェッド二つ目の手前あたりでチームジャージが反対車線に見える。高速区間なので前ひいてやろう、とUターンし20mほど前を調整しながら轢く。4.5倍ほどで前を轢いて3つ目のスノーシェッドを越えたら発射。タイム的にはギリギリ80分切りとかに思えた。風強くて単独なら、80分切りならまだシルバーのチャンスあるかなと思う。
下山して食事。今日はほうとう歩成に行こうとしたが平日にもかかわらず行列。結局不動に。でもいなり寿しと馬刺しもつけたよ。カロリー相殺…。じんわり体重落とそう…。
帰り際、談合坂SAで美味しいシュークリーム食べた記憶があったのでお土産に。4人家族なのであまり考えず4つ買ってしまったが、よく考えたら減量中だった。さらに家に帰って小6男児に渡したら食べれないと…。食わず嫌いが酷くて困る。
三回目 5月22日 土曜日
ハルヒルの翌週の土曜日。自分的には残念なハルヒルだったがお陰でスイッチが切り替わり、トレーニングにも真剣味が増した。体重も一気に1kg以上削っての参戦。体調万全で臨む筈だったが、前日に当課の新人歓迎会があり、参加しないわけにも行かず…。睡眠時間2時間での出発。この時点でダメな予感しかしない。前日お酒を飲んでいても体重が1キロ以上減っているのだから、ハルヒルのときはどんだけ…。
この日は天候が良く、複数の団体主催による試走会がたくさん行われていた模様。北麓公園の駐車場は上が満車になっており、駐車できたのは下側。メンバーはいつもの監視官、遼太郎、ゆかりんと私。駐車場で急ぎ準備をしてる間に遼太郎はウォームアップがてら走りに行き、ゆかりんは一緒に試走するOTR(つくばのチーム?)の方々と合流。監視官も自分の試走相手のところに。私は手際が悪いのでようやく準備が終わり、軽くひと踏みで圧倒的な調子の悪さを悟る…。これは遼太郎にまったくついていけないな、となかば諦める。多分73分とかだろうと予想する。すると遼太郎がアップ中に落車したらしく、ハンガーを曲げてしまい、試走不能に。私も一人で走ってもこの体調ではあまり意味がないので、75分ペーシングをすることにした。75分くらいなら走れそうな気がしたのだ。OTRのおふたり、イハラご夫妻とゆかりんはいずれもシルバー目標とのことで、前を一本轢きしてみることにした。
んでスタート。一合目下でステムにタイムチャートを貼っているイハラご夫妻にターゲットタイムを伺うと一合目まで11分とのこと。このとき既に10分30秒。一合目で16分ぐらい、この時点で5分ビハインドか、でもパワーの感覚ではシルバーよりもいいペースに感じるが…と違和感を抱えながら走る。結果から言うとこのタイムチャートは誤っていたのだが。とはいえそんなことは分からず、5分ビハインドは大きいので少しでも取り返そうとじんわり上げるも、イハラ奥様は二合目を待たずに千切れてしまう。三合目を超えて、もう少しあげたいのだが後ろ二人が千切れそうなのでギリギリのベースで進む。この時は75分切りは完全に諦めていた。大沢駐車場あたりで残り時間25分。あれ?これまだ間に合うなとゆかりんにジェルの補給を渡し励ましつつ、ちょっと上げる。上げつつ、奥庭駐車場からが勝負なので足を使いすぎるなよ、と矛盾した要求をする。
四合目を越えたあたりでこれなら75分切れそうだなと思うも、イハラ旦那様がお千切れになられた模様。後ほど伺ったところ足攣りらしい。下げて待っても良かったのだが、タイム的にギリギリだったので切り捨てる。勝負所の奥庭駐車場では終わり際で6倍近くまで踏み、加速のついた状態で平坦部分へ入る。ここからの高速区間はパワーよりもアベレージスピードを維持することと、ゆかりんのギリギリのベースを出すことを意識。速度を上げるのもじんわりと上げるのを意識。3つ目のスノーシェッドを突入する前から斜度が少し上がるので一旦脚を休めるよう促す。この時点であと2分マージンがあった。最後の数100メートルは前に出させてゴールを見守り、無事75分切り。私が74分30秒、自分の感覚の精度に驚愕する。多分まぐれだけど。
五合目にてチームの若い子に会うも、ここにはとても記載できないような衝撃的な要求をされ、受諾。世代間ギャップが凄いので、若い子とは距離を空けよう、老害なので時代に取り残されている…。
イハラご夫妻を待ち、下山。アホな私はウィンドブレーカーを持ってこなかったので凍える。料金所まで降りると、試走出来なかった遼太郎が待っていた。人間出来ているなと感心する。私が20代前半のとき、こんな気遣いは出来なかった。駐車場に降りて、監視官と合流、イハラご夫妻とはここで別れてすぐ帰路に着く。お腹減っていてご飯食べたかったが落車した遼太郎の機材が心配で超合金のお店に急ぐ。
2時間ほどで?超合金のお店につき、自転車だけ預けて近くの蕎麦屋 むら岡にて遅い昼飯へ。超合金に自転車預けて自分たちだけメシ、という訳にもと思ってはいたが、年下の女子からキャッキャウフフしに行きましょうと誘われると抗えぬ…。私は減量中なので暖かいそばにした。汗をかいたので塩気が染みる。
昼食後、超合金のお店で自転車を受け取り、遼太郎を家まで送る。終わってみれば、何のために行ったのかよくわからない試走だった。減量にはなったか。
四回目 6月1日 水曜日
三回目の試走の次の日、いつものように練習会に行くと、超合金がもう試走には行かないことかと。行けたら行きたいけど天候次第かな、土日は弥彦ロードレースだし、と返事すると、なんと超合金もスバルラインを走りたいとか。富士ヒル蹴ってニセコ出るんだが、年に一度くらいはタイムアタックしたいらしい。ということで、またも平日に会社をサボることにしたが、肝心の超合金はお店に予約が入ったらしく、参加できないと。結局、監視官と2人。私もなんだかんだで今シーズン、ベストコンディションで試走してないので本気で臨むことに。
結論からいうと、結局70分くらいだった。後半タレてしまう、課題が全然克服できていなかった。体重を61キロまで絞って臨んだのにかなりショック。どうも富士は苦手だ…。赤城山だと67分ぐらいで走れているのに。
その後下山し、監視官と吉田うどんを食べに行くも、何故かそばを食べ、帰宅。監視官はかなり満足いく試走だった模様。今年はプラチナ取れそうだ。
これで今年の試走は終わり。どうもパッとしない試走だったと思うが、結果はどうなることやら。このnoteを投稿するときは結果が出ているとは思うが、まとめているのは富士ヒル前。さて、次号、詰むや詰まざるや!