
サンタさんになった父
2024.12.23(月)
夜SHIEN文化祭(オンライン)に参加
今年最後になるであろうSHIEN仲間とのカタリバは
いつ来ても温かく自分であれる場
そのチェックアウトでした宣言
「みなさんからたくさんエネルギーをいただき、元気になったので、遅ればせながら今からツリー🎄を出します(笑)」と


突然のトキ
宣言通りツリーを出し終わって…
眠りにつこうと思っていた
24日に入ってすぐ
見知らぬ番号から着信がありました
「あ〜警備会社からかなぁ?学校何かあったかな?」
と思って電話に出ると
父がお世話になっている病院から
「お父さんの状態がよくないのですぐに来てください‼︎」と
2.3日前に熱が出たという話は聞いていたのですが…
先月も熱が出て元気に回復していたので
生命に関わるほどではないと思っていました
母 妹 子どもたちを連れてすぐ病院へ…
病室に入ると
酸素マスクをつけて呼吸が苦しそうな父の姿が
ありました
私たちのこともわかったようで
話しかけると表情や手で反応してくれました
父は約10年前に脳梗塞で倒れ
右半身がうまく動かない身体になりました
車椅子での生活でしたが
何ごとにも前向きに取組む父の姿に
何度も支えられてきました
「生きるチカラ」を誰よりも強く持っていた父
今回も大丈夫と思わせてくれた父の姿とは裏腹に
お医者さまからのお話では
もって1日2日である…とのこと
そんなまさか…と思ったものの
父の「生きるチカラ」を信じていました
しかしその数時間後には…🕊️

旅立ちにお供させていただきました
生命の時間
あっという間の旅立ちに
家族一同呆然
もしかしたら一番驚いているのは父かもしれません…
ワタシもまだまだ信じられない感情でいっぱいです
ただ…思いのほか穏やかにコトができたのは
直前にSHIENの場でトトノエテいただいたからなのかなぁと感じています
そして…ワタシの中で一番大きかったのは
SHIEN仲間のうえだみゆきさんの
大切なお父様との"生命の時間"を
聞かせていただいていたことです
このお話を聞いてから
いつかやってくる"いのちのとき"を
『じぶんごと』として考えられるようになり
父や母との関わりも今まで以上に深くなっていったのだと思います


今までで一番かっこいい‼︎
旅立ちにむけて
いろんなお支度をしていただきました
何も分からない神道の式に
温かく寄り添っていただいた葬儀社の方
かっこよくお支度くださった納棺師の方
詞をあげてくださった宇都宮神社の宮司さん
遠くからかけつけてくださった親戚の皆さま
父の顔を見るたびに
どんどん若返りかっこよくなっていく姿に
母も「今までで一番かっこいいね〜これなら天国でも幸せに過ごせるね〜」と嬉しそうでした
そして…式の夜にいただいたコチラのことだま
まさに旅立つ父の姿は誇らしくみえました

まだまだ…
これを綴りながらも
まだまだ整理できていない気持ちはいっぱいです
時より襲ってくる"哀しみ"の感情を
おもいっきり味わいながら
少しずつ少しずつ進んでいきたいと思います
親戚や弔問に訪れた近所の方々が
それぞれ父との思い出を語ってくださり
私たち家族が知らない父の姿を知れたり
そんなコトしてたの⁉︎と驚きの様子を聴けたりと
旅立ったあとも父との思い出がたえません
たくさんの方に支えていただいた父
私たち家族をたくさん支え続けてくれた父
12月24日は私たち夫婦の結婚記念日
妹の夫の誕生日
そして今年は父と母の金婚記念の年
この日を選んで旅立ったのも
なんだか父らしいなぁと微笑みあっています
肉体は見えなくとも
ずっとずっと心の中に生き続ける父へ
これからも感謝と共に大切に想い続けていきます
ありがとうお父さん‼︎
これからもたくさん見守ってくださいね💖
