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虫垂炎 入院記録④(転院後1日目)

お腹が痛いと思って病院に行ったら…まさかのそのまま入院になりました…って話の4日目編です。

これまでの経緯

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朝、外来受診

腫瘍も虫垂も、もう切りましょう!って事で、手術決定!
せっかく絶食してるんだし今日やりましょう。って。


お、おぉ…、、、、、今日!?
ちょっと狼狽える。
先生にとっては簡単な手術らしく、淡々と説明される。

全身麻酔が怖いな…

色々検査

手術が決まったので、色々検査。
血液検査、レントゲン、心電図、肺活量。
肺活量がギリギリだったみたい。普段から浅い呼吸をどうにかしたいとは思ってたけど、こんな所で弊害が出るとは…
この騒動が終わったら、呼吸改善に取り組もうと心に決める。
血液検査&点滴の針留置は、ここ数日針刺しまくってて、指しやすいところは全て使ってしまっており・・・さらには食べ物も水分も断っているので血管がいつも以上に細くなっており、3度指し直す。看護師さんに何度も謝られ、こちらこそ申し訳なくなる。仕方ないけど、痛かった・・・

その後入院して病室へ。

何もないとは思うけど、不安だよね。
万が一を考えると…

手術待ち

手術室が空き次第の、緊急手術だったので開始時間が分からずずっとドキドキ。
99.99999%ないとは思うけど、全身麻酔なので何があるか分からないと思って、手帳に夫・息子・両親に言葉を残す(どんだけ心配性なんだか)

手術用の服に着替え、おへその掃除をしてもらいました。絶食してたからか、下剤は無しでした。

これくらいかなーと知らされてた時間より1時間早く「5分後に手術室行くからトイレ済ませてね」と言われ一気に緊張感が増す。

いざ手術

夫は忙しくて来れないとの事で、代わりに待機のために来てくれた父に別れを告げて、車椅子で手術室フロアへ。
初めての手術室フロア好奇心でキョロキョロしてしまう。もっとバタバタしてるのかと思ってたけど、淡々とした感じ。

シャワーハットみたいなのに髪の毛を入れて、名前と手術内容の二重チェックの後、入室。思ったより部屋広い!明るい!

麻酔科医の先生から飲食やアレルギーなどの聞き取りがあったあと、歩いて自分で手術台へ行き横になる。まな板の上の鯉の気分w

麻酔の説明を聞きつつ体に色々センサーをつける。「麻酔入ったよ、少しピリピリするけど大丈夫だからね。起きたら手術終わってるからね、頑張ってね!」と手術室看護師さんの言葉を聞き、その直後「◯◯だよ、僕が執刀するからね、がんばろーな!」と主治医の言葉を聞いたような聞いてないような…顔を見たような見てないような…

次の瞬間、
「終わったよ!お疲れ様!大丈夫?わかる?」と起こされた。
え?もう終わったの?眠ってる間に終わると言うより、麻酔しますよーの次の瞬間終わってるみたいな感じ。
まだ視界はぼんやり(そもそも眼鏡がないとほぼ見えない)なんとか「はい」と頷き、病室へ移動?この辺り浅い眠りと覚醒を行ったり来たりであまり覚えておらず…
手術は1時間半。予定より少し時間がかかったけど順調に終わったらしい。、

手術後

病室に戻ってきたらしい。とにかく寒くてたまらず、電気毛布入れてもらう。
それでも寒くてガタガタ震えて、電気毛布の温度を上げてもらい解決。

カテーテルの痛み?違和感と、喉の痛みとイガイガ感と、腹痛…しんどい

座薬の痛み止め入れてもらうけどあまり変わらない。

点滴の痛み止めは、手術の時に入れた痛み止めから6時間あけなくちゃいけないから、23時半まで無理との事。拷問💦

夜中の間に酸素マスクが取れて、枕を使えるようになって呼吸が少し楽になる。

血圧が低くて、ピコーンピコーンとしょっちゅうアラートが鳴る…
(元々超低血圧なんです、すみません。)

だんだん体温が上がってきて、今度は暑くてたまらなくなる。38度の熱。電気毛布を無しにして氷枕で冷やす。(極端!)

痛みも酷い上に、血栓防止の足のマッサージ機?みたいなのやら、定期的に自動で血圧測るやつやら、色んなものが身体に装着されてて、寝苦しい…
ウトウトしては時計を見て“まだ30分しか経ってない”とか“まだ1時間…”と思いながら朝まで過ごす…


(番外編)今日読んだ本


・逃げるな新人外科医(読完)

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