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「離婚してもいいですか?」野原広子著を読みました。
「離婚してもいいですか?」野原広子著を読みました。
34歳の志帆が主人公です。美穂の夫は36歳の会社員でやや子供っぽく自己中心的な人です。2人には8歳と6歳の男の子が2人います。そんな4人家族のお話です。
志帆は言ってもしょうがないとあきらめながら「靴下を洗濯に出すとき伸ばして出してね」と夫に言いますが、丸めたままの靴下が転がっています。それ以上強く言うと夫が切れるので言うのを我慢しています。
そんな日常を描いた漫画です。
「期待するからいけないってわかってる。小さな期待が次々と砕けて、チクチクと突き刺さりながら私の中に積もっていく。」
すごく共感します。些細なことが少しずつ、チクチクしながら積もっていく。
言いたいこと言ってないから一見平和なだけだったんだね。
描写が丁寧で、離婚の準備をしながらも、一番大切な子どもを優先するために「今は」離婚を我慢する志帆の心の揺れがよく伝わってくる。
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いつかきっと離婚できますように。
ぜひ結婚している男性達に読んで欲しい本です。
あなたの奥さまも心に秘めているかも?
今日も皆さまにとって素敵な一日になりますように☺️