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AQUOS wish 4の文字が滲む
AQUOS wish 4でスクロールすると文字が滲みます。
滲むという表現が正しいかわかりませんが、白背景に黒文字の時にスクロールさせると黒文字の周りが赤さびのような色になります。
ダークモードで黒背景に白文字の時にスクロールさせると、白い文字が赤さびのような色になります。
事例
ホームの何もないところを長押しし壁紙とスタイルを開きます。
◯の中に・・・があるアイコンを押しシステムカラーに進み、壁紙の色と基本の色を一番左の青系にします。
ダークモードはオンです。
壁紙とスタイルに戻ります。
「テーマアイコン」の文字を見ながら上下にスクロールします。
青みがかった白色の文字が、スクロールと同時に赤みがかった色になります。
90Hzでも60Hzでも同様に症状が発生します。
きっかけ。テーマ変更
スマホを購入し初期設定が終わって初めて充電をした際、画面の文字が全て赤みがかった色になりました。大げさに言えば「画面が真っ赤になった」です。スクロールするとムラもあります。
充電したことで壊れたかと思いましたが、壁紙に合わせた文字色になる機能の誤作動のようで、前述の壁紙とスタイルを変更したところ直りました。
しかし、直ったかどうかを確認するためにいろいろな画面を見ている内に、文字がぼやけることに気が付きました。
リフレッシュレートが原因か
実はPC用モニタで同様の経験をしています。
リフレッシュレートが165Hzのパソコン用モニタを買った際、スクロールすると文字が滲むことがあったため120Hzに設定して使っていました。
常時ではなく特定のアプリではあるもののリフレッシュレートを高くすることの弊害のように感じていました。
そのため今回もリフレッシュレートを疑いました。
画面輝度との関係
原因を調べる中で、Google Pixel 4は画面輝度が75%以下を境に60Hzと90Hzが切り替わることがわかりました。
また、Google Pixel 4は開発者向けオプションで90Hzのオンオフができるようです。
AQUOS wish 4は90Hz
AQUOS wish 4のリフレッシュレートは90Hzです。
「開発者向けオプション」を見ると「リフレッシュレートの表示」はあります。オンにすると画面左上にリフレッシュレートが90Hzは緑色、60Hz赤色で表示されます。
リフレッシュレートを表示させた状態で画面輝度を変えてみましたが、60Hzと90Hzが切り替わることはありませんでした。
ただ、輝度を暗くすれば滲みが目立たなくなることを発見しました。
画面そのものの「リフレッシュレートの切り替え」はなく、設定→ディスプレイ→なめらかハイスピード表示の項目でアプリごとにオフにするしかないようです。
全てのアプリ(右上の・・・から「システムアプリを表示」を含む)をオフにしても改善しません。
温度は多分関係ない
本体が冷えていると滲むという情報(2013年、別機種)もありましたが、20℃の室内で発生しているため恐らく関係ありません。
恐らく仕様
全てスマホ購入初日に起こったことです。
この記事を書くにあたり再度各設定を見直したり何度もスクロールさせていると、気にする程のことでもない気もしてきました。
故障か個体差か見極めるためにショップのデモ機などを見たところ、程度の差はあるものの似たような症状があります。店員の一人は価格帯的に仕方がないとも言っていたため不具合ではなく仕様のようです。
映像に関する項目
設定→ディスプレイ
明るさのレベル:70%
明るさの自動調節:オフ
ダークモード:オン
画質基本設定:標準
リラックスビュー:自動でONにしない
アウトドアビュー:オン
画面の色温度:標準
なめらかハイスピード表示:全てのアプリでオフ
なめらかハイスピード表示:システムアプリもオフ
設定→壁紙とスタイル
システムカラー:壁紙の色、基本の色ともに左端
ダークモード:オン
設定→ユーザー補助→色と動き
色補正:OFF
色反転:OFF
ダークモーモード:オン
アニメーションを無効化:オン
設定→ユーザー補助→色と動き
さらに輝度を下げる:オフ
点滅による通知:カメラの点滅、画面の点滅ともにオン
設定→システム→開発者向けオプション
リフレッシュレートの表示:オン
コントラスト:標準
色空間シミュレート:無効
開発者向けオプション→リフレッシュレートの表示:オン