スターフィールドのシステム要件
『スターフィールド(Starfield)』PC版のシステム要件について説明します。
システム要件とは
システム要件は、ゲームを動かすためにPCに求められる条件です。
"最低"は画質設定を下げればゲームが動くという必要最小限の条件です。これより性能が低いPCではゲームが動きません。
"推奨"は画質設定を上げてもゲームが動きます。ゲームを快適にプレイできるかどうかは"推奨"を目安にします。
必要動作環境、推奨動作環境とも言われます。
推奨システム要件の説明
推奨システム要件について簡単に説明します。
現在使用中のPCで動くかどうかの確認方法や、新規にPCを購入する際の注意点などは後述します。
OSはPCの基礎となるプログラムです。パーツではありません。
Windowsが対応しています。
MACは対応していません。
プロセッサーはCPUとも呼ばれ、PCの頭脳の役割です。
AMD社のRyzen 5 3600XまたはIntel社のCore i5-10600Kが推奨です。
メモリーはRAMとも呼ばれ、ゲームをプレイしている間だけ必要になる容量です。
16GBが推奨です。
グラフィックはGPUとも呼ばれ、映像に関する機能のことです。
GPUはCPUに内蔵されている場合(CPU内蔵GPU、統合グラフィックス)と、グラボに搭載されている場合(グラフィックボード、ビデオカード)があります。
AMD社のRadeon RX 6800 XTまたはNVIDIA社のGeForce RTX 2080が推奨です。
DirectXは映像に関する規格ですが、グラフィックの項目が対応していれば必然的にDirectXも対応します。
ネットワークはインターネットに接続する必要があるということです。
ブロードバンド(光回線など)が推奨です。
ストレージはSSDやHDDなどのゲームを保存しておく場所です。
ゲームを保存するために125GB以上の空き容量が必要です。
追記事項でSSD必須となっています。ストレージの項目で125GB以上の空き容量が必要とありましたが、これはHDDではなくSSDに限るということです。
所有しているPCのスペックの見方
既にPCを所有している場合、タスクマネージャーでスペックの確認ができます。
スタートボタンを右クリック
→タスクマネージャー
→詳細
→パフォーマンスタブ
でPCのスペックを見ることができます。
CPU、メモリ、GPUを確認します。
所有しているPCのスペックとシステム要件の比較
プロセッサ(CPU)
スターフィールドの推奨プロセッサを赤色の線で囲みました。これよりも下にあるプロセッサなら推奨システム要件を満たしています。
一方で必要システム要件の水色の線で囲んだプロセッサよりも上にあるとゲームが動かないかもしれません。
前述のタスクマネージャーの例でみると、i7-6700は最低要件のi7-6800Kに満たないためスターフィールドは動かないだろうと判断できます。
グラフィック(GPU)
スターフィールドの推奨グラフィックを赤色の線で囲みました。これよりも下にあるグラフィックなら推奨システム要件を満たしています。
一方で必要システム要件の水色の線で囲んだグラフィックよりも上にあるとゲームが動かないかもしれません。
前述のタスクマネージャーの例でみると、GTX1060は最低要件のGTX1070Tiに満たないためスターフィールドは動かないだろうと判断できます。
タスクマネージャーで例示されたPCはCPUもGPUもスターフィールドの最低要件に満たないため買い替え時ということになります。
これからゲーミングPCを買う場合の候補
スターフィールドのためにPCを買う場合は、推奨システム要件を満たすことが重要です。
プロセッサはAMD社製の場合、最新のRyzen5 7600か旧世代のRyzen5 5500、Intel社製の場合、最新のCore i5-13400か旧世代のi5-12400が候補です。
グラフィックはNVIDIA社製のGeForceRTX4060か旧世代のRTX3060Tiが候補です。AMD社のRadeonはシェアが低いためPC初心者にはお薦めしません。
スターフィールド用PC
PCの比較サイト(ニコニコロニー)ではPC専門店のお買い得PCを一覧表にしています。
スターフィールドの最低システム要件を満たすPCは約14万円~、推奨システム要件を満たすPCは約15万円~あります。
ただし、推奨システム要件の解像度やフレームレートに関する記述がないため、4K画質や144fpsのためには更に高性能なPCが必要かもしれません。
また、ゲーム配信や録画、動画編集を置こうなう場合も推奨システム要件を超えるPCを用意することになります。
なお、デスクトップPCの価格は本体のみで周辺機器(デバイス)は含まれません。
最近はゲーミングモニターやゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、ゲーミングヘッドセットが普及し好みのデバイスを選ぶ人が増えています。
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