ゲーミングPCガレリアのコスパが悪い
ゲーミングPCといえばガレリアが有名ですが、最近はコスパがよくありません。
コスパとは
コスパとはコストパフォーマンスの略で費用対効果のことです。
PCの場合は値段対性能、つまり値段に対して性能がよければ「コスパがいい(コスパが高い)」となります。
具体的な指標はないため、値段が近いPCと比べて性能が高ければコスパがいいと言います。あるいは性能が近いPCと比べて値段が安ければコスパがいいとなります。
比較対象はレイトレック
ガレリアとコスパ対決するのはレイトレックです。
ガレリアはPC専門店のドスパラが販売するゲーミングPCですが、レイトレックは同じドスパラが販売するクリエイターPCです。
ゲーム用で動画編集をしてもいいしクリエイター用でゲームをしてもいいので、CPUとGPU(グラボ)が同じPC同士なら比較することができます。
比較条件
CPU:Intel Core i7-12700
RAM:16GB
SSD:ガレリアは1TB、レイトレックは500GB
GPU:①NVIDIA GeForce RTX3060
②NVIDIA GeForce RTX3060Ti
③NVIDIA GeForce RTX3070
DVD:ガレリアは別売、レイトレックは付属
カードリーダー:ガレリアは別売、レイトレックは付属
キーボード:ガレリアは別売、レイトレックは付属
マウス:ガレリアは別売、レイトレックは付属
①i7-12700とRTX3060
GALLERIA XA7C-R36:199,980円
raytrek XV:174,980円
差額 25,000円
差額 14,000円(レイトレックのSSDを1TBに変更した場合)
②i7-12700とRTX3060Ti
GALLERIA XA7C-R36T:244,979円
raytrek XD:199,980円
差額 44,999円
差額 33,999円(レイトレックのSSDを1TBに変更した場合)
③i7-12700とRTX3070
GALLERIA XA7C-R37:259,980円
raytrek XF:214,980円
差額 45,000円
差額 34,000円(レイトレックのSSDを1TBに変更した場合)
レイトレックのコスパがいい
ガレリアとレイトレックでは、コスパがいいのはレイトレックです。
基本構成の状態で25,000円~45,000円の差があるので、SSDが500GBで足りる人はレイトレックを買う方がお得です。
仮にSSDを1TBにカスタマイズしてもレイトレックが安いことに変わりはありません。
カスタマイズは自分で
ガレリアとレイトレックの差は購入時のカスタマイズで埋めることができます。
SSD500GB→1TB:+11,000円
DVDドライブ:+2,800円
カードリーダー:ガレリアは内蔵不可(市販の物は1,000円前後)
キーボード:+2,178円
マウス:+2,178円
SSDのカスタマイズは500GB増やすために11,000円かかりますが、自分で作業すれば同じ金額で1TB増やすことができます(SSDは500GB6千円、1TB1万円くらいで売られてます)。レイトレックを買う場合は基本構成の500GBのまま使って、不足してから自分で買い足す方がお得です。
DVDドライブも安い物なら2千円であります。最近はディスクを使う機会が減ったのでガレリアにわざわざ追加する必要はないかもしれません。
カードリーダーはガレリアに内蔵できないのでUSB接続の外付けになりますが、SDカードをカメラやスマホに入れたままUSBケーブルで接続する方法で間に合うこともあります。
キーボードとマウスは千円~1万円以上と開きがあるので、店頭で実際に触って決めることをおすすめします。
その他のライバル
今回はドスパラ内で対決しましたが、ゲーミングPCと言えばパソコン工房のレベルインフィニティやフロンティアのセール品などライバルは多々います。
ブランド名やケースの見た目にこだわらなければ、スペックを冷静に分析してお買い得な1台を見付けることができるかもしれません。
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